ツイードのジャケットとか男性のみなさん着用されますか?
最近の若い方はあまりツイード素材のジャケットとかスーツに手をだされないイメージが私にはありますが、それも私自身のある固定観念によるものからだと思っています。
ツイードのジャケットというと私は、私が子供のころに亡くなった明治生まれの祖父をお思い出し、そのことによってツイードのジャケットに関してある種の古臭さを抱いて生きてきました。
しかし、大人になって落ち着いた年齢になって祖父がよく袖を通していたツイードのジャケットの魅力に惹かれるようになってきたのです。
それで今年の節分過ぎたころでしたか、実家に寄る機会があって祖父のツイードのジャケットの話をしたら、そのジャケットがまだあると母の口から・・・
と、いうことで今回はツイードのジャケットに関するお話を少しさせていただきます。
目次
ツイードは末永く愛用できる丈夫で堅牢な素材であることを初めて知る
うちの実家の2階に広い縁側があって、そのどんつきに一間以上の広さがある物置スペースがあります。
現在住んでる私の自宅の庭に物置がありますが、それよりも広いスペースが確保できる物置スペースです。
ここに大きな柳行李がいくつかあって、その中に祖父が生前着用していたツイードのジャケットが数多く残っていました。
母親がしっかり管理してたこともあるのでしょうが、柳行李から出てきたそのツイードのジャケットはシブカッコいい!と思えるファッションアイテムに思えたのです。
一つ手にとってみると、サイズがかなり小さく長身の私には全然入りそうにないジャケットでしたが、高校生の甥にはちょうど良さそうなサイズに見えました。
それで、これ甥っ子に一つあげたらと母に話したら、しっかり手入れして来たら一生着れると・・・。
しかし、一つ問題が・・・。ちょうどジャケットの肘(ひじ)の部分が薄くなっていてリフォームした方がよいだろうとの母の意見が・・・。
私など見ても全然わからなかったのですが、確かに袖のところをよく見ると、肘の部分だけ生地が擦れているのが分かりました。
で、母がその服のリフォームをやってくれるのかと思っていたら、「私は嫌よ・・・めんどくさいし」とのお言葉が・・・。www
それで、私がその祖父のツイードのジャケットを復活させることとなりました。
ツイードのジャケットに肘あてをすべく調査開始
洋裁、和裁、裁縫ごとはほとんどやったことがない私なので、肘あてに関しても全く知識がありませんでした。
<スポンサードリンク>
それで、まず調べて分かったのが、肘あてのことを「エルボーパッチ」と呼ぶそうで、これで検索すると、このエルボーパッチだけ通販で購入できることが早くも判明。
しかも、私は当然この肘あては糸で縫い付けるものだと思っていたのですが、何と!アイロンで接着できるタイプのものがたくさん出てきました。
↓こんなやつです。
|
Tシャツやトレーナーにワッペンをつけるのと同じような要領なんでしょうね。子供が幼稚園に行ってたときに、なにか服につけてた記憶がありますが、あれはアップリケというやつでしょうか?
それで、そのアイロンで付けるタイプの肘あてを母に見せたら、それぐらいだったらやってあげるという話になって購入手続きだけ私がやって、実際にジャケットに取り付けるのは母にやってもらうことになりました。
注文して翌々日商品がとどき、無事に祖父がいつごろ着てたのか分かりませんが、ツイードのジャケットに肘あて(エルボーパッチ)がついて蘇りました。
肘あての部分が新品になっていることもあるのでしょうが、とても半世紀以上も前のツイードのジャケットは思えない存在感でした。
生まれ変わったジャケットは、その後母が孫になる私の甥におみやげと一緒に持っていったそうです。
ネットではオプションで肘あてを付けてもらうサービスがあったり、別途郵送して肘あてを付けてくれるサービスもある
今回、ジャケットの肘あて(エルボーパッチ)に関して調べていたら、他に便利なサービスを発見したので、そちらについても記録がてら書き留めておきます。
一つが、ネットで購入するジャケットやスーツに、オプションとしてエルボーパッチをつけてくれるサービスです。
ですから、ネットショップでジャケットを選んで、購入する段にオプション選択で肘あて(エルボーパッチ)をつけてもらうかどうかが選択できるようになっているんです。
肘あてのカラーも何種類かあって、購入予定のジャケットの色と合わせてコーディネートして注文するシステムになっているようです。
また、それとは別に「肘あて」だけをつけてくれるサービスもありました。うちの自宅近くにもありますが「服のリフォーム屋」さんがネットで商売されているような感じのようです。
エルボーパッチを付けてもらいたい服をそのお店に送って指定した肘あてをプロの手で縫いつけてもらうわけですね。
これだと、しっかり付いて安心でしょうが私が見つけたやつではその作業代金が5千円ほどになっていました。
これが安いのか高いのか私には判断できませんが、こういった本格的なものを好まれる方もいらっしゃるのでしょうね。
それを考えると、うちの近くの「服のリフォーム」屋さんに今回の祖父のツイードのジャケットの肘あてつけお願いする方法もあったみたいですね。
ジャケットの肘あてを考えていらっしゃる方は、お近くの「服のかけつぎ」とか「服のリフォーム」をやられているところに相談されてみるのも一つの方法ではないかと思います。
<スポンサードリンク>