灯油のポリタンクには寿命がある!

生活
冬場に活躍する灯油を入れるポリタンク。このポリタンクには必ず製造年月日が刻印されていて、耐用年数を過ぎて使っていると灯油が漏れ出す危険性があります。ポリタンクの製造年月日の見方や、一般的な耐用年数と劣化の原因について書いた記事です。

明日11月だというのに、大寒波がやってくるということで祭日ながら午前中から灯油の巡回販売のトラックが何度も来てました。

それでうちのすぐ近所のおじいさん宅もトラックをとめて灯油を購入してたんですが、うちもそれを見て急いで先日500円ちょっとで購入したばかりのおニューのポリタンクを持って巡回トラックのところまで駆け寄りました。

先に灯油を入れてもらっていたおじいさんが、私が持ってきた新品のポリタンクを見て、

「新しく買ったの?」と聞いてきたので

「そろそろ耐用年数が過ぎてたみたいなんで・・・」と答えると、その近所のおじいさんが「耐用年数?」と小首をかしげました。

そうなんです、おじいさんは灯油を入れるポリタンクに耐用年数があることを知りませんでした。

おじいさん宅のポリタンクは20年近く使用してる模様w

私はその近所のおじいさんに「ポリタンクって耐用年数があるみたいですよ」とつげると灯油を入れてたガソリンスタンドの店員さんがニコニコしながら

「灯油を入れるポリタンクの耐用年数はだいたい5年になってますね」

そう答えると、おじいさんは「うちのこのポリタンクはかれこれ20年近く使ってるはずじゃぞ~」www

確かに年季がはいっているように見えます。しかし、スタンドの店員さんが灯油を入れ終わってキャップをしめてからポリタンクのぐるりを目視でチャックして、「灯油がにじみ出ているところや、亀裂などはないみたいですが、新しいやつにそろそろ交換されてたほうがよいかもですね~」と・・・。

この手のものは劣化して亀裂がはいったら温度などの環境にもよるでしょうが一気に破損する可能性もあるみたいです。

なので、灯油用のポリタンクは製造年から耐用年数と言われている「5年」を経過したものに関してはしっかり容器をチェックして劣化や小さな亀裂などが見つかったら破損や灯油がにじみ出てくる前に新しいポリタンクに買い替えましょう。

劣化したポリタンクを使い続けるのは危険です。

ポリタンクの裏に刻印されている製造年月日のようなものの見方

ポリタンクの耐用年数が5年と言われて、自宅にあるポリタンクを調べてみたら、タンクのそこになんだか数字のようなものが刻印されているのが分かると思います。

これ初めての方や、製造年月日の見方を知らない方は「このポリタンクは何年の何月に製造されたのか?」が分からないと思います。

どのようなものか分からない方もいらっしゃるかと思いますので、GoogleやYahooの検索エンジンで「ポリタンク 製造年月日」と入力して「画像検索」をしてみてください。



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そうすると、ポリタンクに刻印されている箇所の画像がたくさん出てくると思います。いろいろな表記があるようですが、総じて丸い円の中心に数字が書いてあるのが西暦の下二桁、あるいは一桁をあらわし、円で囲むように1から12まで数字が記載されていてそのうちひとつに矢印が指してあるのが製造月を表しています。

なので真ん中の数字が8で矢印が2を指していたらそのポリタンクは2008年の2月に製造されたものということが分かります。

なので現在2016年ですからすでに製造から8年経過してるということになり、一般的な耐用年数5年を超えていることがその表示から分かります。

この表示には色々なタイプがあり月を表すのが11月が英語のNovemberの頭文字のNと表記されていたり、12月が同様にDと表記されているものもあるようです。

また丸いタイプ以外に5角形でちょうど野球のホームベースを逆さにしたような形の中に右が製造年を円形表記、左が製造月を円形表記して中央に左右両方に矢印が伸びて数字をさしているタイプのものもあるようです。

耐用年数を過ぎたポリタンクはどのようにして劣化していくのか?

一般的に原材料の関係上、ポリタンクの耐用年数は5年とされているのですが、ではこの五年でどのような劣化をたどるのでしょうか?

一番多いのが太陽の紫外線による劣化です。これはポリタンクに限らず、他のプラスティック関連の製品にはあてはまることですよね。

なので灯油缶、ポリタンクを屋外・屋内とわず太陽光線があたる場所においておくのは劣化を早める原因になるのでご注意ください。

あと劣化の原因になるのが、持ち運びのときの衝撃等によるものがあると思います。18L入るポリタンクに灯油をいっぱい入れると結構な重さになります。

この灯油が18L入ったポリタンクを女性や高齢者の方がかかえて持ち運ぶのはかなり大変です。そうなると途中でポリタンクを引きずったり、重さに耐えかねて急に床におろしたりするとポリタンクのそこに擦り傷などが入るケースが考えられます。

こういったのが、毎冬5年もつづけばポリタンクの底もかなりの傷だらけになっているでしょう。そうなると紫外線以外の要因でも劣化がすすみ、気づいたらポリタンクから灯油が染み出して漏れていたということに・・・。

こういった事態を防ぐためにやはり灯油を入れるポリタンクの扱いは丁寧に保管場所も日があたらない場所を選んで保管するようにしたいものです。

あと、最悪上記のようなことが原因でポリタンクから灯油がしみだしたとか、一気に破損して漏れ出したときのことを想定して灯油用ポリタンクをすっぽり入れれるケースを準備しておくと万が一染み出したり、漏れたりしても外側のケースがあることで、漏れた灯油の拡散を防ぐことができます。

私はガソリンスタンドに車で灯油を買いにいくときは、ポリタンク容器とポリタンクケースを一緒に車につんでいきます。

スタンドで灯油を入れて自宅に帰る途中車の中で灯油がポリタンクの劣化で漏れたら・・・灯油臭いとかの話ではなく引火して火災の原因にもなりかねません。

このようなことがあるので、あなたのご自宅の灯油を入れるポリタンク製造年月日が何年になっているかこれを機に確認してみてください。



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