年度末が近づくと各地で転勤、異動で日本中津々浦々で小移動、中移動、大移動が繰り広げられます。
取引先の親しくしていた営業担当者が今月末で栄転ということで先日挨拶に来ました。仕事も少し暇だったので小一時間色々話をしていたら、定期券の話になり気になる疑問をなげかけてくれたので、今回はその疑問を記事のネタにしようと思っています。
鉄道の定期券で、複数社の路線にまたがり通勤敵を購入していて、今回のように栄転など転勤が決まったときに、定期の払い戻しをする際、大抵ケースでは「手数料」をとられるそうです。
これが、鉄道会社1社だけならよいのですが、複数路線にまたがるようなケースでは定期券の払い戻しをするとき、複数の鉄道会社に「手数料」を支払わないといけないのか?
今回は、この件について調査してみました。
一般的には複数の鉄道会社の路線をまたぐ定期券の払い戻しの手数料は1度だけでよい
今回のようなケース、東京都内で仕事をされている方にとってはそれほど珍しいケースではないようです。
調べてみると、すぐに疑問が解消されました。
たとえば、JRと私鉄の路線を利用して通勤したケースでは、この区間の連絡定期券を購入することになりますが、これを途中で今回の取引先の営業マンのように転勤などで使わなくなった場合に払い戻しをするとなると、払い戻しに発生する「手数料」は、JRと私鉄の双方に支払うのではなく、どちらか一方に一度だけ手数料を支払えば良いということになっているようです。
首都圏だと2社は言うにおよばず、3社の鉄道会社の路線を利用した連絡定期券を使用されている方もかなりいらっしゃるでしょうから、払い戻しするときに利用してきた鉄道会社各社に手数料を支払うことになると結構な負担になります。
都内の場合だと、定期の払い戻しにかかる手数料はだいたい220円のようです。都営線だけの定期券の払い戻しなどのケースでは手数料が180円と若干安くなるようです。
小田急、京王電鉄、東急、西武、東武など調べたらすべて定期の払い戻し手数料は220円になっていました。
定期券払い戻しで特に注意したい点
定期券の払い戻しに関しては色いいろ注意点があるようですが、今回調査していた中でこれは特に注意が必要だと言う点について一つご紹介させていただきます。
例えば、3ヶ月定期を購入したあと、期間内に病気や事故で入院することになったとします。
それで、購入していた定期券は退院まで使用しないので、一旦払い戻しをするとします。
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ご本人が鉄道会社まで出向いて払い戻し出来るケースもあるでしょうが、入院して病院から出られないときは代理の方が鉄道会社に出向いて払い戻しをすることになるかと思います。
その時、代理人の方の場合は本人確認やいろいろと必要なものがあるかと思いますが、今回私が注意したいと思った点はこの部分ではありません。
払い戻ししてもらう期間についてです。
例えば、定期券を使っていた方が交通事故にあわれて入院したとします。しばらくして、身内の方などが、本人にかわって定期券の払い戻しに鉄道会社に出向かれたとします。
その時、事故にあわれた翌日から定期券を使用してないので、病院からの証明書などを持参して○月○日から入院してることが証明されても、定期券を持参された日を基準に払い戻しの計算をされるのでご注意ください。
入院したのが1週間前だから、その翌日からこの定期券は使ってないと鉄道会社の方にアピールしてもどの会社でもダメなようです。
あくまで、定期券を窓口まで持参されてその日を基準に払い戻しの計算がなされるようなので、怪我や病気などで入院された場合はなるべく早く身内のかたなどに定期券の払い戻しをお願いするようにしたほうがよいかと思います。
私自身の定期券の話
私は生まれてこのかた定期券を持ったというのが大学生の時だけになります。大阪の大学に入学して、阪急の千里線沿線にアパートを借りたので、阪急電車の定期券を学生のとき使っていました。
お断りしておきますが、私は関大、関西大学の卒業生ではありません。w 同じアパートには関大生ばかりでしたが・・・。
この時というか、この時代、学生だったこともあって一ヶ月の定期代がものすごく安かった記憶があります。
ですので、私は定期券の区間を阪急の梅田駅から千里線の最北端、北千里駅までの区間の定期をいつも持っていました。
住んでいたアパーの住所や通っていた大学の所在地などのチェックがあの当時なかったのか、私は大学に通っていたころは終始、梅田から北千里までの定期を購入してた記憶があります。
当時で、一ヶ月の定期代がいくらだったか・・・うーん、2千円台ぐらいではなかったかと思います。全然違うかもしれません。w
とにかく、必要な区間の定期を購入するのと梅田、北千里間の定期券を購入するのとではさほど金額に差はなかったと思いますし、さらに貧乏学生でもお金が出せる金額だったはずです。
なか卯の牛丼と、かまどやの弁当、そして王将のラーメン、餃子、チャーハンで当時の私の胃袋はみたされていました。w
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