隅田川花火大会の花火の号数が小さい気がするのは気のせい?

隅田川花火大会 地域情報

夏場から秋にかけて日本各地では大小さまざまな花火大会が開催されます。

私が生まれ育った地方にも子供のころから有名な花火大会がいくつかあって、花火好きの同級生などは毎年かかさず地元の花火大会をコンプリートしてたやつもいるほどでした。

その花火大好きな友人が高校を卒業してから東京の大学に進学して、その後都内の某企業に就職。夏場になると今でも都内一円の有名花火大会にあししげく通っているようです。

それでいつだったか聞いた話で、気になったのが、あの有名な隅田川の花火大会であがる花火が想像以上に小さくて拍子抜けしたという話でした。

隅田川花火大会というと、東京にいなくてもその存在を知ってる人は多いかと思いますが、その有名な花火大会であがる花火がちょっとショボいとは聞きづてならないという人も多いのではないかと思います。

そこで今回はこの隅田川の花火大会について少し調査してみました。

花火大会は打ち上げる場所の自治体で色々と規制がある!隅田川花火大会では最大号数が5号玉まで!

隅田川

今回の疑問は調べたらすぐに解りました。

隅田川花火大会で打ち上げられる花火が、私の友人が感じていた少々ショボい?のは、規制があって大きな花火は打ち上げられないようになっているからでした。

花火は空中に打ち上げられて大きな円を描くように大音響とともに広がります。



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日本での花火の長い歴史の中で、打ち上げ時に何度となく事故が発生していますが、その事故を未然に防ぐために安全上、隅田川の花火大会などでは打ち上げる花火の号数に制限がかけられているというわけです。

この安全を確保できる距離を「保安距離」といって法律でしっかり規定されているそうですが、全国の自治体都道府県によってこの規定数値が違うそうで、隅田川の花火大会のように都心で行われるケースではやはり大きな号数の花火は打ち上げることが出来ないようになっているということでした。

都内近辺の花火大会でも最大号数に大きな開きがある!

大きな号数の花火

都内近辺では夏場に数多くの花火大会が行われますが、隅田川の花火大会で打ち上げられる花火の最大号数が「5号玉」であれば、そのほかの花火大会でも同程度の花火までしか上がらないのだろうかと思っていました。

それで、主要な都内近辺で行われる花火大会で打ち上げられる最大号数について調べてみたところ・・・・

想像以上にその大きさに開きがありました。

まず「いたばし花火大会」ではなんと最大号数が「15号玉」になっていました。

隅田川の5号玉で打ち上がる高さが約190mで半径が85mと言われていますが、これが15号の号数になると尺貫法で「尺5寸」となり、打ち上げられる高さが「約400m」で、花火の直径が「約400m」と格段にそのサイズがアップします。

あと、都内ではありませんがお隣の神奈川県横浜の神奈川新聞花火大会は「花火の打ち上げ号数2尺玉」とさらに大きなサイズの花火が打ち上げられるようです。

これを考えると、号数が三尺玉の花火を都内で打ち上げられるとしたら、かなりの迫力になることが予想されます。しかし、このサイズの花火を打ち上げられる打ち上げ場所の確保が・・・東京湾内に浮かぶ台船からぐらいしか打ち上げは不可能なのではないでしょうか?



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