水泳飛込競技で骨折以外にも怖い事故がある!

 

この記事の要点

水泳の飛込競技での事故というと多くの方は骨折を想像されると思います。

確かに飛込競技で表面化する重大事故は体の各所の骨折が多いように思いますが、骨折よりも怖い事故が飛込競技では発生しています。

その骨折以外に発生している飛込競技での事故について今回はとりあげました。

 

東京の都内江東区にある都立高校、墨田工業高校で今年7月に水泳の授業中に男子生徒がプールに飛び込み「首の骨を骨折」するという重大事故が発生していたことが公表されました。

 

事故から2ヶ月ほど経過していますが、現在もこの男子生徒は首から下が麻痺して動かすことが出来ず病院に入院したままということです。

 

この水泳の飛込は、想像以上に危険をともない競泳のスタート時の飛込みと、高飛び込みの飛込競技の飛込みではまた危険度が違ってくるように思います。

 

4年前の2012年の9月に芸人の「すぎちゃん」が10mの高飛び込みをテレビ番組収録中にトライして、胸椎破裂骨折という重大事故にいたったニュースは記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?

 

この飛込競技での事故というとどうしても骨折が多いように思われがちですが、実はこの骨折以外にも非常に怖い状態をまねくことがあまり知られていません。

 

そこで今回は、この水泳の飛込競技で骨折以外に怖い事故が発生していることについてお伝えしていきたいと思います。

 

水泳の飛込競技の選手に多い目の病気「網膜剥離(もうまくはくり)」

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水泳の飛込競技で骨折以外にも重大な怪我というか疾患を発症する選手がかなりの数いらっしゃるそうです。

 

その重大な怖い疾患とは

 

網膜剥離(もうまくはくり)

 

飛込競技でプールに着水するときの衝撃が眼球の奥にあるカメラでいうとフィルムにあたる網膜にダメージを与え、剥離(はくり)して剥がれるという病気です。

 

この網膜が剥離するとどうなるのか?

 

剥がれた網膜の部分の視野が欠損、欠けて真っ黒になります。この状態になると早急に手術をしないと失明してしまう非常に怖い病気です。

 

実は、私もこの網膜剥離の経験があります。水泳の飛込競技の経験はありませんが、競泳の経験は12年ほどありました。

 

全盛期には一日1万メートルは泳いでいたので、網膜剥離をした時には診察をしてもらった眼科医からはかなりの回数プールに飛び込んでいたのでは?と指摘されたことがありました。

 

競泳のスタートの飛び込みは一般の方よりもはるかに多い回数行っていたのは間違いありませんが、私の場合は厳密にこれが原因だというものは分からなかったようです。

 

しかしながら、競泳のスタート時の飛込みも飛込競技の10mからのダイブに比べるとかなり衝撃が少ないとは思いますが、やはり回数が多くなると身体には少なからず何らかの影響はあるのではないかと思います。

 



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事実、水泳の飛込競技の選手には網膜剥離を経験された方の割合が非常に高いと聞いています。

 

なので、骨折も非常に危険で重大な事故かと思いますが、痛みをともなわずある日視野が徐々に欠損していく「網膜剥離」は失明の危険をともなうのでかなり怖い病気だと私は思います。

 

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網膜剥離の手術

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私は網膜剥離の手術を2回経験しています。記憶としては最初の手術が強烈に印象に残っているのですが、とにかく手術をするときの恐怖感と手術をしたあとの痛みと、終始うつぶせというか下向きの辛さは忘れません。

 

網膜剥離自体は全く痛みを感じませんでした。

 

しかし、手術は眼球にメスを入れ眼球内にある硝子体をとりのぞき、そのかわりに液体?とガスを注入するタイプの手術でした。

 

手術の間は意識があり、とにかく恐怖感に尋常でないくらい襲われたのを覚えています。手術の際の痛みはさほどなかったのですが、手術後にこの世で味わったことがない強烈な痛みを経験しました。

 

虫歯の痛みなど比較にならないほどで、生汗がダラダラと出て、体がブルブル震えるほどの痛みでした。その痛みを抑えるために座薬を2回挿入された経験があります。w

 

痛みは一晩で収まったのですが、それから3週間ずっと下を向いての生活が始まりました。起きてるときはもちろん、夜寝るときもうつ伏せで・・・。

 

夜は看護師さんが定期的に見回りにきて、仰向けになっているとうつ伏せになるようにおこされてました。

 

とにかく、網膜剥離は手術をしたあとが大変でした。幸いにして手術は成功して今現在は視力を取り戻している状態です。

 

プールだけでなく水に飛び込むことは大変なリスクをともなうことを肝に命じておくべき!

 

 

4年前のスギちゃんの胸椎破裂骨折以外にも飛び込みでの事故は調べると結構な数あります。

 

飛び込む高さが高くなるとそれに比例して水面での衝撃もアップすることになります。よって骨折だけでなく、今回ご紹介した網膜剥離などの非常に怖い病気にもつながるので普段あまりこのような経験がない方は、ぜひこの危険性について心のすみにとめておいてください。

 

あと、夏場になるとよく滝壺や川などに飛び込んでなくなる方がいらっしゃいます。

 

若い方、中学生や高校生で泳ぎに自信がある方のほうが川などでの飛び込み事故は多いようです。

 

これは、飛び込んだ時に川の岩などに激突するケースもあるようですが、一番多い?というか怖いのが飛び込んで川底のほうが水温が低く、その冷たい水に体が触れて麻痺というか一瞬で体が動かなくなり水面に上がってこずに水死するケースが結構多いようです。

 

川や滝壺の水は夏場でも非常に冷たいところがあります。とくに水深があると、川底の方は想像以上に水温が低いので飛び込みのはかなりの危険をともなうことを、若い方は肝に銘じておいてください。

 



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