スエードのパンプスってあらたまった時など履かれる女性って多いかと思います。黒のスエードのパンプスとか結構汎用性があって数足もってるというかたもいらっしゃるようです。
このスエードのパンプス、購入時に店頭で試着したときにはそれほど窮屈にはかんじなかったものの、購入後自宅でいざ履こうとしたときに小指の横のところが窮屈で痛い!って経験がある女性、かなりいらっしゃるかと思います。
素材からしてスエードのパンプスって履いてたら伸びるの?って思われる方もいらっしゃるかと思いますが、今回はこのようなケースでスエードのパンプスを安全に伸ばす方法を調査してみました。
代表的な伸ばし方は2通り。ストレッチャーorドライヤーを使った方法
スエードは合成皮革のものもありますが、皮を加工して作られた素材なので、工夫しだいで伸ばすことができます。
伸びるといってもスエードが伸びるのはあなたが思っているほど伸びるようなものではないかもしれませんが、多くの先人がトライしてある程度伸ばすことは可能なので、パンプスが少しきついと感じていらっしゃる方は一度試されてみる価値はあるかもしれません。
代表的なスエードのパンプスを伸ばす方法は2通りあります。
パンプスを履いた時にきついと感じる箇所にドライヤーをあてて伸ばす方法
一番ポピュラーな方法としては、ドライヤーを使った方法です。
きついと感じる部分にドライヤーの熱風をあてて伸ばすという方法です。
これはスエードのパンプスをそのまま直接ドライヤーにあてるのではなく、一旦パンプスを履いて「きついと感じる箇所」にドライヤーをあてて、伸ばすのが良いようです。
この時、いきなり長い時間ドライヤーの熱風を当て続けるのではなく、様子をみながらパンプスの中の足の指などを動かして「熱さ」を確認しつつ少しづつ伸ばすのがよいかと思います。
ドライヤーの風をあてる時間は、ご使用になるドライヤーの性能にもよりますが、様子をみながら2,3秒程度でよいと思います。
決して長い時間つづけてドライヤーの風をあてないでください。1度風をあてて、熱をさますためにパンプスを脱いで、冷まします。しっかり冷めた状態で、再度パンプスを履いてみて伸びてるか確認してみて下さい。
それでまだきつかったら、再度同じことを繰り返し冷まして確認。これの繰り返しになります。
私は、ドライヤーの風が直接パンプスのスエード部分に当たらないように、サラシの手ぬぐい、日本タオルのようなもので覆ってその上からドライヤーの風を当てるようにしています。
シューストレッチャーを使う方法
次にシューストレッチャーを使う方法です。女性の方でパンプスをよく履かれる方だとお持ちの方も多いと思いますが、あると結構便利ですよね。
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特に横方向にパンプスを少し伸ばしたいときにこのストレッチャーを使うと、一旦セットすればあとはほかっておいて仕事をしてくれるので便利です。
このシューストレッチャー、使っていると素材ごとに加減がわかってくるようで、今回は少し広げればいいからこれぐらいとか、今回は少し余裕を持たせたいから少し広めにという感じで、一つのシューストレッチャーを使い込んでくると使い方のコツをつかめるかと思います。
広く伸ばすときは、市販の皮のばしスプレーなどを併用して伸ばされる方もいらっしゃるようです。
足の横幅が広い日本人には、これらの裏ワザは知っておいて損はないかと思います。
いったん伸ばしたスエードのパンプスは縮む!?
せっかく苦労して伸ばしたスエードのパンプスですが、合成皮革でない本格的なスエードってその後使ってるうちに縮むことってあるのでしょうか?
一番気になるのが、雨やあと冬場の雪などでスエードのパンプスが濡れてしまった時ですね。
男性が履く革靴などだと、雨に濡れて縮んだとか、革が固くなって質感が落ちたなどの話は聞いたことがあります。
同じ皮でできたスエードも、雨などで濡れたときは、帰宅してからのアフターケアが大事なようですね。
濡れたパンプスをしっかり水分をふきとって、靴の中には新聞紙などを入れて余分んな水分をしっかり吸収させるのが重要なようです。
一番いけないのが、帰宅してからそのままほかって下駄箱にしまい込むこと。
ずぶ濡れの場合だと、そのまま放置してると縮む可能性もあるようです。
そのようなことがないように、用意周到な方は、スエードのパンプスには撥水スプレーをしっかり塗って雨対策をされているようですね。
我が家では、撥水スプレーはスエードのパンプス以外にもすべての靴を購入した際に、かならずスプレーするようにしてます。
子どもたちのスニーカーなどは絶対忘れずに撥水スプレーをします。これをやってると、雨で濡れた時も助かりますが、靴を汚したときも洗濯するとき汚れが簡単に落ちて非常に楽です。
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