毎月少しでも節約して貯金したいという方は多いと思います。特に家族が多いと気になるのが「食費」。
5人以上の家族で、食べ盛りの子供さんがいると毎月の食費ってかなりの金額になるのではないでしょうか?
知人のおたくでは5人家族で毎月の食費がいつもギリギリのキューキューで大変だそうです。なので、なんとか食費を節約したいとそちらのご家庭の奥さんはお話されていたのですが、最近聞いたところによると全く食費の変化はないそうです。
いつまでたっても食費を節約できない知人の奥さんの話を色々聞いたので、今回はその食費の節約ができない理由と改善策について考えたいと思います。
まずは現状の把握
食費が節約できないのには、何らかの原因があるはずです。そこで、知人の奥さんの話から推測ですが食費が節約できない原因を探ってみました。
まず、私が一番これはいけないと思ったのが毎月の食費の金額を決めてないことでした。
知人宅では、家計のやりくりは奥さんがやられているそうですが、毎月ご主人の給料が振り込まれてそれを必要なときに銀行のATMで引き出すようにしてたようです。
というか、家計簿をつけてないので毎月のご主人の給料については把握されているようですが、食費をはじめ光熱費などについては毎月どれだけ出費してるのか全く把握されてないとのこと・・・。
この状態だと、食費を節約したとしてもいくら節約できたのか全く分かりません。
なので、この知人のお宅のような感じで出費されているご家庭では、まずお金の出入りをしっかり把握することが重要になるかと思います。
食費にいくらかかっているのか、スーパーで買物したレシートをかならず保存しておいて毎月いくら出費してるのか、まずは金額を計算してみることが第一歩だと思います。
パソコンをおもちの方だとエクセルなどの表計算ソフトを使うと計算が早くて便利ですし、市販の家計簿ソフトを利用するのもありだと思います。
ベクターや窓も杜などにフリーの家計簿ソフトがいろいろあるので、それらを活用するのもよいかと思います。
まずは、一ヶ月にどれぐらい食費についやしているのかきっちり出してみましょう。そこから、一ヶ月の食費の目標金額を設定してこまかい節約作業に入るとよいかと思います。
普段自宅で消費してる食材・調味料などの金額をチェックしてみる
これは、私自身我が家の家計見直しでやったことがある方法になります。
その方法とは、家庭で日常的に使う食材や調味料をまずリストアップします。
そして、その食材を購入した店舗名と金額、日付を記録していくのです。少し手間がかかり面倒かもしれませんが、一度調査しておくとかなりの節約につながると思うのでぜひやってみてください。
で、食材や調味料の購入店舗や金額、日付を記録したら、自宅近辺にある普段買い物をするスーパーなどの店舗でさきほど記録した食材の金額をチェックしていくのです。
この金額チェックには実際に店舗に足を運んで調べる方法もありますが、我が家では新聞の折り込み広告、チラシでチェックしてます。
そこで、自分のうちで使ってるたとえばキューピーのマヨネーズ500gが記録してた金額より安かったらその金額と店舗名、日付などを記入するようにします。
こうすることで、普段なにげなく購入してる食材が購入する店舗でかなりの差があることに気づかれると思います。
そうやって記録をとっていくと、しょうゆならこの店が安いとか、みそならこのスーパーの月末の売り出しの時が安いというのが徐々に分かってきます。
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みそなどは、我が家は調査前と後では全く同じ商品を100円以上安く購入できるようになりました。
お米なども、チラシを良く見ていると決まったスーパーが毎月決まった日に安売りしてることに気づいたりします。先日ちょうど高齢者の方の年金給付日でしたが、この年金日に合わせて2ヶ月に一回大安売りをするスーパーが自宅近くにあります。
我が家はこのときに、お米を購入するようにしてます。お米代だけで一ヶ月2千円ほど以前より節約できているはずです。
細かいデータはうちの奥さんの頭の中に入っているのですが、我が家ではブログにこれらの食材のデータをアップして、出先からでもスマホでチェックできるようにしています。
たとえば、サラダ油があるスーパーで安売りしてたときに、我が家は普段いくらで購入してるのか覚えてなかった時には、ブログにアクセスして最安値の購入金額をチェックするようにしてます。
データは、食材や調味料それぞれカテゴリー別にデータをアップしてます。野菜、肉、魚、乳製品などのカテゴリーを作ってそれぞれのカテゴリーに当てはまる食材の値段等のデータを記録してる状態です。
で、安いところを見つけたらその場ですぐにデータを打ち込むようにしてます。
食材のロスを減らす
上のような方法で安いところをチェックする癖がついてくると、ある問題点が出てきます。
その問題点とは「あっ!これ安い買っておこう!」となって購入したはいいものの、その食材をなかなか使うことがなく賞味期限が切れてしまって廃棄処分になる・・・・。
このパターンが結構我が家ではありました。なので、購入するときは必要なものだけを買うようにしないと無駄になることがあるので気をつけましょう。
一番よいのは冷蔵庫や食材をストックしてる棚などに今現在何があって、何がないか把握しておくのが良いかと思います。
妻は結構冷蔵庫の中やストッカーの中に何があるか頭に入っているのですが、私がたまに無駄なものを購入してきて怒られることがあります。
それで、一時期冷蔵庫の中のものと流しの下やストッカーにある食材や調味料の在庫をエクセルにその都度記録して買い物のときにチェックできるようにしようとしたのですが・・・これはあまりにも時間と手間がかかるので止めました。
で、私が考えたのが買い物に出る前に冷蔵庫の中や流しの下、ストッカーの中をスマホのムービーで録画する方法です。
録画しながら、冷蔵庫の中になにがあって何がないか話ながら録画すると出先でこれあったかな?と思ったときにムービーをチェックすればだいたい分かります。
これで、無駄な買い物を極力減らすことで食費を節約することにつなげます。
今回のまとめ
食費の節約ができないという方は、まず現状どれぐらい食費についやしているのかしっかり自分で把握し、そこからいくら食費を節約しようという目標金額を設定するとよいと思います。
そして、これまでに食材などを購入してきたものを見直して、この食材だとこのスーパーが安いというのをしっかり記録をとって把握し、なるべく安い店で食材を購入するようにしましょう。
一人暮らしの方で普段コンビニ弁当ばかりという方などは、スーパーの惣菜コーナーにある弁当などにも目を向けてみてはいかがでしょうか?
我が家の近くのスーパーには弁当ひとつ250円とか298円とか販売してるところがあります。また、それらのスーパーでは夜8時ぐらいになるとその弁当が2割引きとか3割引きになったりします。
コンビニやほか弁で毎日過ごされている方は週に何回かこういったスーパーのお弁当にも目を向けてみると食費の節約につながるのではないでしょうか?
食費の節約ができないとボヤいている方は結局食費の節約ができない形で日常の消費をくりかえしていらっしゃるように思います。
これを機に一度食費の見直しをされてみてはいかがでしょうか?
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