先月発生した大阪北部地震の被災地のテレビ映像を見ていたときに、タンスや食器棚が転倒して中の食器類が床に散乱してる、過去の震災においてもよく目にしてきたシーンに何度か遭遇しました。
それらの映像を見て、うちの自宅も地震対策しないとなあと家族で話していたのですが、先日の連休期間中に地元のホームセンターに行く機会があり、店内をブラブラ見てまわっていたら、タンスの転倒防止グッズを見つけました。
ちょうど家族で話をしてたところだったので、グッドタイミングということで即座に手がのびて購入しました。
リビングや寝室、子供部屋にあるタンスが転倒しないための地震対策のためのグッズで、自宅のおもな箇所はだいたい対策が完了しました。
しかし、終わったと思ったときうちの奥さんがダイニングの食器棚がまだ残ってると・・・。あっ、そうかと思い出したようにダイニングに移動して食器棚を見てみると、この食器を収納する棚に関してはそれまで洋服タンスなどにほどこしてきた耐震グッズではこころもとない感じが素人ながらしました。
なにせ中に、重たい陶器や陶磁器の食器がかなりの数入っていて、それが地震でゆれたときに外に飛び出してくる可能性があります。
それで、乗り出した船ということで我が家の地震対策をより完璧なものにするために、食器の収納棚などの地震対策グッズについて今回は調べてみました。
食器の収納棚の地震対策の重要性
洋服ダンスや本棚などもかなりの重量があり、地震で転倒したときに人にとってかなりの脅威になることは容易に想像できます。
しかし、食器棚はさらに転倒したとき人間にとって大きな脅威になりうるかと思います。食器の重量の脅威もありますが、我が家の食器棚がそうなのですが、中の食器が見えるようにガラスの扉が使用されています。
これが、地震のときの大きな揺れで転倒したときガラスが破損、中の食器も同時に破損すると、その割れた欠片が人間にとって凶器となりうる危険なものへと変身します。
一回の地震での揺れで食器の収納棚が転倒し、中の食器が飛びだすと一度に大量の食器が破損することになるかと思います。
そうなると、後片付けも大変ですし割れた食器の破片で手や足を怪我する危険性も出てきます。
なので家の中で食器の収納棚の地震対策は優先順位は高いように私は思います。
私がおすすめする食器収納棚用地震対策グッズ
それで自宅のダイニングにある食器の収納棚の地震対策グッズを再度ホームセンターに行って色々見つけてきました。
それで今回私がこれは良いと思った食器収納棚用の地震対策グッズを5つご紹介させていただきます。
地味だが食器をしっかりガード「えつこの重ねて安心ラック」
こちらのグッズは、食器の収納棚の中に入れて使用するラックになります。
一般的に、陶器製の丼などは口の部分を上にして収納棚の中に重ねて収納されているかと思います。我が家だと同じラーメン丼を5つ重ねて食器棚の一番下のところに置いてます。
しかし、この安心ラックは丼を逆さにして重ねて収納し、隣同士の食器が地震のときの揺れで接触しないようにラックがガードしてくれます。
また実際にこのラックを手で触れるとわかるのですが、ラックの表面を覆っている皮膜が滑りにくい素材で出来ているので、食器の収納棚の中でも揺れにたいししっかり踏ん張ってくれる仕様となっています。
お値段は千円台でお手頃ですが、食器の地震対策グッズとしてはかなり強力なものだと言ってよいかと思います。
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食器ノンスリップマット
こちらの商品は、よくカーショップなどでダッシュボードの上にセットし、その上に携帯電話などを置いて、車を走らせても滑って落ちたりしないグッズが売られていますが、あれと同じ感じのグッズになります。
こちらのマットは、食器の収納棚に敷いて食器が地震がきたときに、滑って飛び出さないようにするためのものになります。
しかも、このマットすべり止め防止だけではなくて、厚労省の食品衛生法基準適合製品ということで、抗菌防カビ効果も持ちあわせています。
こちらのグッズもお手頃価格で地震対策に導入しやすいものかと思います。
地震がきたら自動で扉をロック:スーパーひらかんゾー
こちらの商品は、食器棚などの観音開きの扉の上部に取り付けて、地震がきたとき揺れを自動で感知し、ストッパーが下りて扉が開かないようにするグッズです。
両開きの扉で、手間に引いてあける扉であれば食器棚以外でも取り付け可能かと思います。
地震の揺れ以外に、手動のボタンを押すことで扉をロックできるのでお子さんのいたずら防止や、認知症の方が何度も扉をあけて困ってるというようなケースにも活用できるグッズになっています。
オーソドックスタイプの扉ロック
こちらの扉ロックは、前出の自動で扉をロックするストッパーと似たような感じの機能のように思えますが、こちらは常時扉をロックする仕様になっています。
なので、扉を開けるときはこの扉ロックを解除して扉を開けて、中の物を取り出して再度扉ロックをセットする必要があります。
このタイプの扉ロックはいろいろなメーカーから様々な形状のものが発売されていて、地震対策グッズとしては一番ポピュラーでオーソドックスなグッズになるかと思います。
毎回の開け閉めの手間をどうみるか、
というところが一番のこのグッズを導入するポイントになるかと思います。
食器棚と天井の間にセットして食器棚の転倒防止!
こちらの商品、下の商品ページの画像を見てもピンとこない方が多いと思います。
簡単にざっくり説明すると、食器棚の上にセットして天井との間に突っ張り棒をするような感じといったら良いでしょうか?
突っ張り棒は棒状の物で食器棚と天井の間を突っ張る形になりますが、こちらは箱状のものが上下にスライドして、「面で天井に接触」するので、棒状のつっぱり棒と比較するとよりしっかり食器棚を固定することができます。
また棒状のつっぱり棒だと食器棚の上部と天井との間に空間ができますが、こちらの商品はその空間にも食器の収納ボックスがあるのでスペースを無駄にせずにすみます。
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以上が、今回ワタシがチェックした中でおすすめしたい食器の収納棚の地震対策グッズになります。
各ご家庭の状況に合わせて、上記のグッズを活用して食器棚などの耐震対策にお役立てください。
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