節分に飾るいわしに「つば」を吐きかけるのはなぜ?理由は?

 

前回、近所の物知りおじいさんの話から節分でまいてはいけない豆についての話題を書かせていただきました。

 

その物知りおじいさんの節分にまつわる話の中で、私達家族だれも知らなかった事があります。

 

それが節分のときに玄関などにかざる「鰯(いわし)」についての情報で、このおじいさんいわく、

 

「いわしは飾るまえに、いわしの頭の部分をよく火で焼くんじゃが、そのとき人間のつばをいわしの頭にはきかけるのじゃ!」

 

私達家族はその話を聞いて、思わず「え~っ!きたな~い!」と口を揃えて叫んでしまいました。w

 

おじいさんが勝手につくった風習ではないかと私は勘ぐってしまったのですが、調べてみるとこの「いわしにつばをはきかける」行為はれっきとして昔からあることだったのです。

 

それで、今回はこの節分のときの「いわしの飾り」に「つば」をはきかけることについて調査してみました。

 

いわしの頭につばを吐きかけ焼くと悪臭が・・・これが魔除けにつながる!?

 

節分のときに、いわしを柊(ひいらぎ)といっしょに玄関に飾るのはなんとなく、昔から耳にしてきましたが、そのイワシを飾るまえに頭の部分に「つば」をつけてよく焼くという話は、おじいさんから聞くまで全く知りませんでした。

 

しかし、これ調べてみると節分の習わしとして全国的にある習慣であることが判明しました。

 

やり方は、地方によって微妙に違うようですが、鰯を焼くときに頭に人間の「つば」をペッ、ペッ・・・と吐きかけるものや、大量にだらりと「つば」というよりも「唾液」と表現したほうが良さそうな感じで、いわしの頭に垂らしてそれを焼くパターンがありました。

 

その昔、全国のある場所でこのやり方の原点となる方法が生まれて、それが長い年月をへて全国各地に少しづつ変化して伝わってきたのではないでしょうか?

 

ではなぜ、いわしの頭に「つば」をかけて節分の時に焼くのか?その理由は?

 



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節分の時に、かざりつけるいわしの頭に「つば」をはきかけて焼く風習は厳然として日本各地にあることがわかったのですが、肝心なのは「なぜそうするようになったのか?」ということです。

 

何らかの理由がないと、いわしの頭につばをはきかけることなど神事に近いともとれるこの節分の行事ではやらないと思います。

 

だえきというと、一般の日本人の感覚からすると「汚い」ものというイメージがあるはずです。

 

つば = きたないもの

 

この感覚は、今も昔も変わらないのではないでしょうか?では、なぜ節分のイワシにつばをはきかけるのでしょうか?

 

この理由をさぐると、諸説見解が別れるようで悪魔にみたてるいわしに今畜生の意味をこめつばを吐きかけるとかあるようですが、このたぐいの理由ってどうもワタシ的にしっくりきませんでした。

 

その中で、一つの説として伝えられているのが、実際にやると分かるそうですが節分のさいに飾り付けるいわし(真いわしの丸干)の頭に人間の唾液である「つば」をはきかけ焼くとどうなるのか?

 

人間の唾液と半生のいわしの頭部から内蔵の部分が一緒に焼けて、一種独特の臭いが家中に立ち込めるそうです。

 

人はこれを「悪臭」と呼びます。(笑)

 

そうです、このつばをかけて焼くことにより発生する「悪臭」で、家に潜んでいるであろう悪魔、鬼を追い払うということだそうです。

 

なるほど・・・それなら「つば」をはきかける理由が分かります。まさに溜飲が降りた感じがしました。

 

これって、西洋のドラキュラが「にんにく」の臭いをいやがる話に似てますよね?考え方として、悪臭=いやな臭いで悪魔祓いをすると言う点では、節分の飾りいわしにつばを吐きかけて焼くのは相通じるように思います。

 

この節分の風習って、これから100年、200年先の未来の日本ではまた少し形を変えてこの日本で息づいているのではないでしょうか?

 

未来の日本では、いわしの頭に「つば」ではなく全くべつのものをつけて「悪臭」を発生させているかもしれません。

 

節分の風習が未来永劫この日本で受け継がれることを願います。

 



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