前回に引き続き洗濯機の話題になります。
いつの頃からか、巷の洗濯機にはお風呂の水を汲み上げるためのポンプがついている製品が多くなりました。
前の晩にお風呂に入った残り湯を有効活用して水道代の節約、水資源の有効活用を狙ったものになるかと思います。
しかし、この洗濯機の風呂水ポンプって寿命がはやいような気がしませんか?いつものように洗濯しようとしたら風呂水ポンプが動かない!
そんな話を私のまわりでも結構耳にするので今回は洗濯機の風呂水ポンプの寿命について調査してみました。
一般的に洗濯機の平均寿命は約7年
まず私のまわりで洗濯機の風呂水ポンプが動かなくなったとか、故障したという声を聞いた人に購入してからどれぐらいの年数でそのようになったのか聞いてみました。
Aさん:11年目
Bさん:6年目
Cさん:9年目
私が記憶していた知人に連絡をとって洗濯機の風呂水ポンプにトラブルが発生した時の、購入してからの経過年数を聞いてみたところ上のような結果になりました。
平均年数をだしてみると
(11年+6年+9年)÷3=8.6666…年
数が3件と少ないですが、平均年数が
約8.6年
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この数値がどうなのか一般的な洗濯機の平均寿命について調べてみたところ
洗濯機の平均寿命は7年
というデータがありました。私の知人の平均年数は7年より1年半ほど長くなっていましたが年数からいうとすでに耐用年数を経過していたことが分かります。
洗濯機の風呂水ポンプのトラブルは耐用年数を経過したものが多いよう
洗濯機の風呂水ポンプが動かなくなったとかのトラブルについて調べてみると、使用年数がはっきりしないものもありましたがおおよそすべからく前章で書いた洗濯機の平均寿命以上に使用していてのトラブルが多いようです。
洗濯機はほかの家電製品とくらべて、水回りの多湿な環境と、脱水の時の激しい振動などかなり過酷な環境で毎日のように使用されています。
家族の人数が多かったり、ご主人や奥さんの仕事の関係で着用する作業着など洗濯する量が多いご家庭では一般的なご家庭での使用頻度よりも多くなる傾向になるかと思いますので風呂水ポンプなども故障する可能性が高くなるかと思います。
そのようなことを加味しても、多くのご家庭では洗濯機の平均寿命を超えて使用されているケースが多いようで、それにともない風呂水ポンプも故障したりすることが多くなるようです。
風呂水ポンプを取説に書かれた決められた使用方法で使っていないで故障する事例が多し!
あと、今回洗濯機の風呂水ポンプのことについて調査していたら、寿命うんぬんよりも「使い方が適正」でなくて故障してるケースがかなり多かったです。
一番多いのが、お風呂の水が無くなっているのにポンプを稼働させ続けるケース。「空吸い上げ」でポンプが痛むことが多いようで、2時間以上、空になったバスタブから風呂の水を汲み上げてたケースもありました。
あと、メンテナンスを全くされてない方も故障にいたるケースが多いようです。お風呂の残り湯ですから、湯垢や髪の毛など水以外の不純物が多く含まれています。
メーカーによって構造が違うようですが、不純物をろ過するためのフィルターの掃除をせずにいると故障の原因につながることは言うまでもありません。
今回調査した中では、ポンプについていたフィルター用のスポンジを外して使用していた方もいました。
風呂水ポンプが動かなくなったから、もう寿命かなと思うより前にまずは取扱説明書をよく読んで、ご自身が間違った使用方法をしてなかったか?また風呂水ポンプがトラブルにみまわれた時にどのように対処すればよいのか確認してみましょう。
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