声帯を鍛えるために高齢者をカラオケに

 

先日車を運転しながらラジオを聞いていたら、NHKの番組だったと思いますが、漫才コンビ「麒麟」の川島さんがカラオケについてお話をされていました。

 

最近の若い人は、一人でカラオケに行くのが抵抗がない人が多いが、自分は一人でカラオケするのは恥ずかしくてとても出来ないみたいなお話だったと思います。

 

そのお話を聞いて、私は「うちの田舎じゃ高齢者のおじいちゃん、おばあちゃんが一人カラオケしてるのに・・・w」。

 

今回は私が住む街で、高齢者の方が声帯を鍛えるためにカラオケにはげんでいるお話をご紹介したいと思います。

 

事の始まりはある高齢者のお孫さんの一言からだった

 

うちの田舎にも、カラオケボックスなるものが3件ほどあり、その他にもカラオケが楽しめるスナックなどが数件あります。

 

このカラオケボックスが5~6年前まではお客さんが少なかったようで、いつ店を閉めてもおかしくない状況でした。

 

メインのお客といったら、高校生で特にこの街の女子高生によってカラオケボックスはなりたっていたように話をききます。

 

それが、数年前からこのカラオケボックスに高齢者のおじいちゃん、おばあちゃん達が集まるようになってきているんです。

 

この年齢層の高齢者の方々は、カラオケをするときはそれまで、場末のスナックで昼間やる程度だったのですが、いつのまにやら今現在カラオケボックスに移ってしまったようです。

 

それで、街のスナックで店じまいしたところもあります。

 

この高齢者のカラオケボックスブームがいかにしてわが町でおこったのか、うちの近所の奥さんが調査されたんですね。

 

それで分かったのが、うちの町内にいらっしゃる昭和最後の一桁生まれのおじいちゃんがどうやら発信源だとか・・・。

 

もっと言うと、そのおじいちゃんのお孫さんがこのブームの火付け役になっていたそうです。

 

そのお孫さん、現在20代前半なのですが、このお孫さんがまだ高校生のころに、一緒に住んでるおじいちゃんの声が出なくなって一時期元気がなかったそうなんですね。

 

声が出にくくなると、嚥下障害などにもつながるのではないかと家族の方が心配して、そのお宅のお嫁さんが、高校生の娘さんにおじいちゃんをカラオケに誘ってあげてとたのんだらしいのです。

 

カラオケで元気に歌をうたうことで、声帯を鍛え普段の会話での発声を改善できるのではないかと考えたようなんです。

 

最初はいやがっていたおじいちゃんも、かわいい孫の誘いには負けて、近くのカラオケボックスに・・・

 

おじいちゃんがどんな歌をうたうのか、お孫さんは少し心配してたそうですが、何を歌うか最初聞いたときに、そのおじいちゃんが最初にリクエストしたのが

 



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「月月火水木金金」

 

日本海軍?の歌になるのでしょうか?軍歌をリクエストしたそうです。その話を聞いたときに、私は最初「そんな軍歌なんて今時のカラオケには入ってないでしょう」と思ったのですが・・・しっかり入ってたそうです。

 

それでおじいちゃん、その歌を歌詞を見ずに歌ったそうですが、声帯が弱って高い声が出にくかったみたいですが、お孫さんが曲のキーを下げておじいちゃんが歌いやすくしてあげたのが功を奏し、その日は同じ曲を5回歌ったそうです。

 

その後、鶴田浩二さんの曲や春日八郎さんの曲を歌ってあっという間に2時間経過してたとのことでした。

 

もともと歌をうたうのが好きなおじいちゃん。それまで日課の散歩をするぐらいしか、自発的に動くことがなかったそうですが、孫と一緒に行ったカラオケボックスが楽しかったようで、それから孫に小遣いを握らせカラオケボックスに通うようになったそうです。

 

 

病院でスナック・カラオケ派のおじいちゃんにカラオケボックスの話を・・・

 

その後、おじいちゃんは持病の高血圧の薬をもらいにかかりつけ病院に行ったときのこと。いつものように、待合室は朝から高齢者の方でごったがえし。

 

そんな中、おじいちゃんの隣にすわった顔なじみのおじいちゃんに、孫にカラオケボックスに連れていってもらった話をしたそうです。

 

そうすると、そのもう一人のおじいちゃんもカラオケが大好きで、月に数回地元のスナックに歌いに行ってると。

 

なので、そのおじいちゃんは若い人が集まるカラオケボックスにまだ行ったことがなくて、行ってみたいから今度一緒に連れてってくれと頼んだそうです。

 

それで、二人のおじいちゃんがカラオケボックスに通うようになったそうです。そこから、スナックで一緒に歌っていたおじいちゃんやおばあちゃんがこの二人のおじいちゃんたちと合流することに。

 

それで気がついたら、地元のカラオケボックスに高齢者の方が集まるようになったそうです。

 

 

声帯が衰えてきている高齢者がカラオケを活用しだす

 

それで、街中の高齢者の方にこのカラオケブームの話がいきわたったようで、驚いたことにそれまでカラオケに足を運ぶことなどなかった高齢者の方がカラオケに行くようになったんですね。

 

最初のおじいちゃんのように声が出にくくなって声帯が弱ってきてる高齢者の方が、カラオケで元気に歌をうたうことで、発声の練習になりひいては声帯の効果的な訓練につながっているのではないでしょうか?

 

もともと歌が好きな高齢者の方であれば、カラオケにはまる確率が高いようです。

 

このような感じで、わが町では最近高齢者の方の一人カラオケがポツポツあるそうです。なので、今現在うちの街のカラオケボックスでは高校生と高齢者の一人カラオケが混在してる状況になりつつあるそうで・・・。

 

先月、先々月などは進学、就職が決まった高校生が昼間から一人カラオケしてたそうで、その横で70代のおじいちゃんが一人カラオケ・・・。

 

カラオケの世界も時代とともに変わりました。

 

 



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