労働基準監督署にパワハラ相談:音声録音にこんなレコーダーはNG!

ICレコーダーのイラスト 生活

 

近年職場でのパワハラが非常に注目を集めています。近年で私が一番印象に残っているのが、豊田真由子前衆議院議員の暴言・暴行事件でしょうか。

 

あの事件が明るみに出て、あれだけ世間を騒がせ、豊田議員を議員の座からひきずりおろした一番の元になったのがやはり「音声データ」の存在だと思います。

 

パワハラを受けた秘書の方が音声データを録音していたから、あのような結果になったのだと思います。

 

これを一般の会社に置き換えると、社内でのパワハラに関してはやはり社内で解決するのが一番よいのでしょうが、パワハラをやってるのが社長だとか社内で解決が難しい場合は多くの方が「労働基準監督署」に相談に行かれるケースが多いと思います。

 

労働基準監督署にはパワハラ相談窓口というのがあるようで、そちらでパワハラを受けた人は相談されるわけですが、この時、豊田議員の事件の時のように「音声データ」があると大変有力な証拠となるのは言うまでもありません。

 

が、しかしパワハラされてる方がこの音声データを録音するときに「ある大きなミス」をされていることが多いようなので、今回はそのことについて記事を書いていきたいと思います。

 

パワハラの現場を録音する際の注意点

 

あなたが社内でパワハラを受けていて、我慢の限界がきて労働基準監督署のパワハラ相談窓口へ通報し訴える決心をしたとします。

 

そう決めたあなたは、職場の上司のパワハラ、モラハラの現場を録音しようとしたときどのような方法で録音されるでしょうか?

 

おそらく多くの方が現在お持ちのスマホをICレコーダーの代わりに使用することを考えられるのではないでしょうか?

 

まずスマホ本体だけを利用してパワハラの現場を録音しようとしたさい、スマホはどのようおにしておきますか?手に持ってますか?胸ポケットに忍ばせておきますか?

 

手に持っているのは不自然でしょうし、胸のポケットに入れて上司との会話を録音しようとすると録音した音声は非常に聞き取りにくいと思います。

 

別売りのマイクをつけて録音する方法もありますが、スマホの電源を入れている状態でパワハラの現場を録音してる時に、あなたの携帯に電話が入ったり、メールやラインのメッセージが入ってきたり、アプリのスケジュール機能が発動したりすることはないでしょうか?

 

いろいろなこと鑑み、パワハラの現場の録音をしてその音声を労働基準監督署でのパワハラ相談の証拠として使用することを考えていらっしゃるのであれば、スマホで録音するのではなく専用のICレコーダー、ボイスレコーダーを使用することをおすすめします。

 

ということで、あなたはこれからパワハラの現場を録音するために、ICレコーダーを購入することを考えられるかもしれませんが、そのときある「落とし穴」があるので、ご注意ください。

 

ICレコーダーは機能をよく確認して購入しよう!

 

じつは、これからご紹介することは実際に私が経験した内容になります。

 

パワハラの現場を録音する目的ではなく、仕事に必要だったので数年前に私はICレコーダーを購入しました。

 

それまでソニーのICレコーダーをを使用して仕事に使っていました。これは音声データをかなりの容量記録、録音することが出来ていたので、プライベートでは好きな音楽をこのICレコーダーに移して音楽を楽しむのにも使っていました。

 

しかし、ある時からこのソニーのICレコーダーの液晶ディスプレイに表示される文字が中国語のような表示になり、ソニーのカスタマーセンターに問い合わせをしたものの解決策は無しということで諦めることに。

 



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よくよく見ると中国で製造されていたのでその影響だったのかもしれません。ちょっとある意味怖い出来事でした。

 

そのICレコーダーに代わるものを私はネットで購入しました。

 

そのときにネットで色々なICレコーダー、ボイスレコーダーを見たのですが、以前に比べて値段がかなり安くなってるなあと、私は思ったのです。

 

それで、私はたしかその時に2千円台のスティックタイプのICレコーダーを購入しました。

 

録音時間も私が使うには申し分ない長さがあったので、あとは機能的なところはあまり確認せずに半ば衝動買いをしたような感じでした。

 

それが、間違いだったのです。

 

パワハラの現場で使用するICレコーダーは録音した音声データが移せるタイプのもを使用しよう!

 

それで新しく購入したスティックタイプのICレコーダーを使いだして、私はすぐにあることに気づきました。

 

私は仕事でICレコーダーを使用する場合、録音した音声データをパソコンに移す必要があるのですが、新しく購入したスティックタイプのICレコーダーはこれが出来なかったのです。

 

以前使っていたソニーのICレコーダーは録音した音声データは、レコーダー本体についてるキャップを外して、ちょうどUSBフラッシュメモリーのようにしてパソコンのUSB端子に接続して録音したデータをかんたんにパソコンに移せたのですが、新しいICレコーダーはそれが出来なかったのです。

 

結局、このスティックタイプのICレコーダーは音声を録音するだけで、録音されたデータは他のメディアには移せないようになっていたのです。

 

安い理由が分かりました。

 

それで、再度ネットでICレコーダーを探してみると楽天やアマゾンで販売されているICレコーダーのうち、安いタイプのものは録音された音声データがパソコンなどに移せないタイプの商品がほとんどであることが分かったのです。

 

もしあなたが、これからパワハラの現場の録音をされるのであれば、私は証拠としての音声データのコピーが作れるように、録音した音声データが移せるタイプのICレコーダーを使用されることを強くおすすめします。

 

労働基準監督署でパワハラ相談をされるときに、ICレコーダーの本体だけにしか音声データがない場合、レコーダー本体を労基署に提出するようになると、紛失したりするリスクが高くなります。

 

労働基準監督署のパワハラ相談のあと、裁判などを考えていらっしゃる場合は、証拠となる音声データがICレコーダーの本体だけにしかないというのは、かなりまずいことだと思うので、ICレコーダーを用意されるときは、USB接続などで録音した音声データをPCなどに移せるタイプのものを購入しましょう。

 

また安いタイプのレコーダーを使って分かったのが、安いだけに録音性能が私が購入したやつは悪かったです。

 

会議などで使っていると、少し距離が離れている場所で話をする人の声が録音された音声では非常に聞き取りにくかったり、ノイズキャンセラなどの機能がないのでちょっとした雑音がそのまま録音されて、感じの会話がききとりずらかったり、逆に不意の大きな音が録音されるときに音が割れてしまったりと、安いICレコーダーの性能が露呈する場面が数多かったです。

 

それで、今現在私が仕事で使用してるICレコーダーが下記のパナソニックの商品になります。お手頃価格ですが、性能や機能的な部分も申し分ありません。

 

パワハラの現場の録音にもこれなら大丈夫だと思います。

 

 



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