現在70代の叔父の自宅での話になります。叔父は同じく70代の叔母と二人暮らしなのですが、数年前から家電製品のことで困ったことがあるとの話を先日聞き本日自宅に行ってきました。
その困ったことというのが
冷蔵庫
今回はこの叔父の家にある冷蔵庫にまつわる話になります。
両開きの冷蔵庫は高齢者宅には不向き!?両開きドアの冷蔵庫のデメリット
数年前に叔父の自宅では、それまで使っていた冷蔵庫が冷えなくなって壊れたようで、新しい冷蔵庫に買い替えました。
そのときに、もう二人も高齢だし、それほど大きくない冷蔵庫でいいし、値段も安いやつでいいと電気屋に行って探してみたところシャープの両開きドアの冷蔵庫がそこそこの容量入って値段も10万円以下でお手頃だったので購入したとのこと。
冷蔵室が一番上にあって、この冷蔵室のドアが左からでも、右からでもドアが開くタイプで、真ん中にフリーザー、冷凍室があって、一番下が野菜室のいわゆる3ドアタイプの冷蔵庫になります。
で、この冷蔵庫の何が困っているのかというと・・・
一般的な冷蔵庫のドアって片方だけしか開閉しませんが、ドアをあけて中のものを取り出したら、そのまま放置しておくと勝手に自動でドアが閉まるようになっていると思います。
しかし、シャープの両開きの冷蔵庫のドアは一旦ドアをあけてそのまま放置しておいても、ドアがしっかり閉まらないようになっているんです。
完全にドアが閉まらないので、ドアの隙間から冷蔵庫の中の冷気が外にもれてしまいます。そのために、ドアが半ドアになっていると警告音のような音が最初、「ピッ・ピッ」となるのですが、それでもドアが完全にしまってないと連続して「ピッ・ピッ・ピー」と連続して警告音が鳴り響く仕様になっているんです。
で、叔父自身もたまにドアをしっかり閉め忘れこの両開きのドアが半ドアになったままで警告音をならしっぱなしのときがあるそうなのですが、問題なのが数年前から認知症の症状が出てきてる叔母なんです。
認知症の症状が進行して、一日に何度も冷蔵庫のドアを開けて中をのぞくそうなんですが、のぞいたあとその両開きのドアをしっかりしめずに自分の部屋に戻ってしまうそうで・・・。
80近くになって叔父、叔母とも耳が遠くなり冷蔵庫の半ドア警告音が聞こえないというか、聞こえづらくなっているようで、長時間冷蔵庫のドアが開けっ放しになっていることがあるようです。
夏場だと電気代が上がるでしょうね。
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両開きタイプの冷蔵庫のまさにデメリットといってよいでしょう。とくに、叔父のところのように高齢者がいらっしゃるご家庭では、この「半ドア」に気づかないケースが頻発するのではないかと思われます。
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実際に現場に行って両開きの冷蔵庫に触れた感想
今日の午後、その叔父のお自宅に行ってきて、その問題の両開きのシャープの冷蔵庫を見てきました。
結論を先に書くと、ホントにドアがしまりませんでした。w
私は最初話を聞いた感じでは、10回に数回ぐらい放置したドアが閉まらないのであろうと思っていたのですが、ドアをあけてそのまま手を離すと、閉まろうとドアは動くのですが途中でピタリと止まってしまうのです。
ドアの端の方に重たいものを入れるとひょっとしたらしまるかもと実験してみたのですが、全然駄目でした。
普通にドアを開けてそのまま手を話すと、10センチぐらい隙間をあけてドアは途中で止まるんです。
人間の力でしっかりドアを最後まで押してしめないとこの両開きのドアは閉まらないようになっていました。
これは、何か工夫でどうこうできるものではないと思います。
ドアにゴムのようなものをつけて、自動で閉まるようにすることも考えましたが、それだとかなり強力なゴムをつけないとドアがしまらないと思います。
仮にそうしたとすると、ドアを開けてるときにかなりの力が必要になり、高齢者の方には逆に危険になるかと思います。
これは、解決策としては冷蔵庫を買い換えるしかないように思います。私は叔父に今日そのように伝えてきました。
同じぐらいのサイズの冷蔵庫だと、きっちりしたやつだと10万円はすると思うのでなかなか我が家が負担して冷蔵庫を買い換えてあげるのも難しく、今回は問題解決にはならず現状維持のままで終わってしまいました。
高齢者がいらっしゃるご家庭で、これから両開きの冷蔵庫を購入しようかと考えていらっしゃる方は、今回の記事のことを踏まえてよく検討されて購入されてください。
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