恐山がなぜ心霊スポットになったのか調べてみて分かったある意外な事

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母方のおばさんに霊感が強い人がいて、先週の連休期間中に久々に会って一緒に墓参りに行く機会がありました。

 

この墓参りがかなり大変で、お寺の駐車場から階段を数百段登らないといけません。

 

その道中に、その霊感の強いおばさんから出た話が青森県にあるあの「恐山(おそれざん)」の話でした。

 

今回はその恐山に関する話題について書かせていただきます。

 

なぜ恐山は心霊スポットになったのか調べたら意外な事実が

 

うちの菩提寺の駐車場に車をとめて、お墓があるところまでの数百段の階段を登る15分ぐらいのあいだ、霊感の強いおばさんは、恐山のことについて色々話を私達に一方的にしてきました。

 

滋賀と京都にまたがる比叡山と、和歌山県の高野山とならんで日本三大霊山の一つにあげられる青森県の恐山。

 

私などは子供のころに恐山の「いたこ」の話などをテレビなどで見聞きした記憶がかすかにあるぐらいです。

 

それが、おばも言っていたのですが近年この恐山が「心霊スポット」としてもてはやされているのがどうも気になると・・・。

 

夏場に若い人たちが肝試しと称して深夜、丑三つ時に幽霊見たさに足を運ぶようなノリで、恐山に行ってみたいと思われる人が増えているそうです。

 

その話を聞いて、私はなぜ恐山が心霊スポットとして注目を集めるようになったのか調べたくなって、墓参りから帰ってきて調べてみました。

 

そうすると、私が想像していたのとは違ったある事実が恐山にあることが分かりこれは少しでも多くの方に知っていただくのが良いであろうと思い今回記事を書くことにしました。

 

恐山を訪れる人の多くが涙を流していた

 

私は恐山には生まれてこの方、一度も行ったことがありません。

 

なので恐山に関する知識といえば、先程書いた子供のころにテレビで見た「イタコ」のことと、おばから聞いた近年心霊スポットになっているとの話ぐらいでした。

 

それで、先程書いたようになぜ近年若者に心霊スポットとして恐山が注目を集めているのか調べてみたんです。

 

調べる前にある程度、死んだ方を呼びだして話をするイタコのことなどを情報として知っていたので、そういった霊的なものを呼び寄せる場所として恐山が心霊スポットとして注目を集めるようになったのであろうと、ごくごく自然に考えていたんです。

 

夏場に雑誌などで特集が組まれる「絶対に行っては行けない日本の心霊スポット10選」みたいな記事で紹介されて、それを見た若い人たちが肝試しでキャー、キャー言いながら足を運ぶところみたいな感じを想像していました。

 

それで、実際の恐山ってどんな感じなのだろうと映像を見ると色々わかることがあるのではないかとYoutubeで恐山の動画を探してみたんです。

 

そして出会った恐山の動画が下の動画です。

 

■動画削除により視聴不可



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動画を見ると、亡くなった方のお墓がある訳ではないのに、多くの方が足を運び、亡くなった身内の方に声をかけ食べ物や飲み物をささげる姿が映し出されていました。

 

そして、そのようにされている多くの方がその場で

 

「泣いて、多くの涙を流されていました」

 

若い人たちが、恐山は心霊スポットということで興味本位で足を運び「ワァ~、キャー」言ってる映像はどこにもありませんでした。

 

おばさんが、先日恐山が心霊スポットとして若い人たちに知られることに対して不機嫌な顔をして話をしていた理由がこの映像で理解できました。

 

恐山は心霊スポットだからと興味本位で行く場所ではない!

 

映像を見て、また実際に恐山に足を運ばれてこられた方の話を聞くと、恐山は心霊スポットとして行く場所ではないことがはっきり分かりました。

 

怖い体験が出来るとか、怖いもの見たさで恐山に足を運ぶことが、他の本来の目的で来られている方々に対して「非常に失礼」にあたると思います。

 

さらに、多くの方が会いにこられた亡くなられた身内の方や友人、知人の方に対しても興味本位で足を運ぶのは冒涜になると私は思いました。

 

映像では、娘さんを亡くされたあるご夫婦が出てらしたのですが、このご夫婦が一昨年、去年、今年と3年続けて恐山に来られたと。

 

そして、恐山に来るのは今年が最後になるとお話されていました。これは東北地方では、身内が亡くなって3年間は恐山に足を運ぶ習わしがあるところがあるということだそうです。

 

その話をされているご夫婦の時折みせる亡くなった娘さんを思って薄っすらと涙ぐむ表情に胸を打たれました。

 

そのご夫婦がテレビの取材者からのある質問に答えたのですが、その質問というのが

 

「来年も恐山に来たいですか?」

 

という質問に対して、そのご夫婦は「いや来たくないです」と即答されました。

 

複雑な心境がこもった言葉だと思います。

 

あと、別の女性の方が恐山についてこのようなことを言われていたのが印象的でした。

 

「お墓は眠る場所 (恐山は)互いに供養し合える場所」

 

この言葉を聞いて、私は恐山は心霊スポットと言うより「お供養スポット」として広く知れ渡るのがよいのではないかと思ったしだいです。

 

私が住んでいるところからは、青森県の恐山に行くのはかなり距離が離れていて大変なのですが、うちのおばさんも言ってましたが、生きてるうちに一度は行ってみたい場所だと今回感じました。

 

【恐山に行く時の必需品】


 

 



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