2017年、平成29年の初場所幕内優勝は大関稀勢の里となりました。
昨日14日目にすでに自身初となる幕内優勝を決めていましたが、本日千秋楽に横綱白鳳をやぶり初の賜杯を手にしました。
14勝1敗と星も相撲内容の申し分のない今場所で、すでに各界では騒がれていた横綱昇進というのが現実となりそうです。
明日行われる予定の定例の横綱審議委員会にて稀勢の里の横綱昇進が審議予定となっているので、ほぼ昇進は確定とみてよいでしょう。
久しぶりの日本人の横綱誕生になります。日本人横綱って何年ぶりになるのだろうかとふと思い今回歴代の横綱について調べてみました。
日本人横綱は19年ぶりの誕生!
私は一時期かなり相撲を見るのにはまっていたことがあります。
今月始めに、石浦関に関する記事を書いたときに少し書かせていただきましたが、相撲から興味が離れた原因の一つがはやり、上位に日本人力士、特に横綱に日本人がいなくなったことがあげられると思います。
それで、久しぶりに石浦関をはじめ宇良関などの相撲に興味が出て再度大相撲中継を見るようになってきた今年の初場所で、みごと大関稀勢の里が14勝1敗で優勝して、横綱昇進となるのは非常に嬉しく思います。
それで、前章で私がいだいた日本人横綱って何年ぶりの誕生なのかと調べてみたら・・・
1998年の7月場所で昇進した若貴兄弟のお兄ちゃん3代目「若乃花」が日本人横綱の昇進最後だったようです。
まだ20世紀でした。(笑) あれから数えると今回の稀勢の里の横綱昇進は日本人横綱としては19年ぶりの昇進となることになります。
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もう20年近く、日本人の横綱誕生してなかったんですね。どうりで、私も大相撲中継見なくなったわけだ・・・。
やっぱり千代の富士から、若貴兄弟が横綱で活躍した時代って私のまわりでも場所中は相撲の話をしてる人が多かったように思います。
それが、少子化ということもあるのでしょうが、日本人でプロの力士になる若者がすくなくなって、モンゴルをはじめ外国人の力士が角界に入門するようになって、あれよあれよと幕内の上位から日本人力士の名前が消えていき、若乃花を最後に日本人横綱が誕生しずらい状況・・・ワタシ的には暗黒の時代に突入してしまったのではないかと考えます。
これを機に日本人力士にもっと頑張ってほしい
稀勢の里が横綱に昇進して、このあと次に日本人横綱が誕生するのがいつになるのか・・・?
わたし的には、昔のように日本人力士の数をふやさないと安定した日本人横綱の誕生はこれから先も難しのではないかと思います。
若乃花から19年ぶりに今回稀勢の里が横綱に昇進するというのは、日本の国技、相撲にとってはかなり再考の必要があることではないかと思います。
なので、日本人力士の数、日本相撲協会に所属する日本人力士の数の底上げが必要となってくるかと思いますが、それをどうするか?
私が言うまでもなく、相撲協会や各相撲部屋では新弟子の獲得には鋭意努力をされていることかと思います。
なので、地道な活動の他に日本人が角界に注目するようなイベントや、人気力士を育て相撲人気を復活させることがまずは大きな課題ではないでしょうか?
場所数を増やすというのは、難しいかと思うので地方の方、特に若い子供たちに生の相撲を見てもらうように巡業の数を増やしたり、力士との交流ができるイベントなどの企画もよいのではないでしょうか?
実際にあの鬢付け油の香りをかいで、巨漢同士の力士がぶつかって相撲をとる姿は、初めてみる子供たちの中にはきっと「自分もあんなお相撲さんみたいに強くなりたい!」と思う子供がたくさん出てくると思うんです。
そう思わせる子供を「何人作れるか」にこれから先の日本人横綱の誕生の第一歩が密接に関与してくるのではないでしょうか?
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