年賀状を準備する季節になりました。
以前はわが家も自宅でパソコンを使って、お年玉付き年賀はがきにちょっとしたイラストをインクジェットプリンターで印刷して出していました。
この年賀状作成のために年賀状印刷ソフトやインクジェットプリンターのインクをよく師走になると家電量販店に買いにいってたものです。
それがここ5年ほど前から近くの写真をプリントしてもらうお店に全部丸投げするようになりかなり楽になりました。時間もかからないですし、第一コスト的にかなり安くなるんですよね。
で、この方式で年賀状を出していたのですが妻と私はこれで良いのですが、子どもたちがかなり不満を持っていたんです。はがきの表に宛名と住所がきれいに印刷してあって、裏にはその年の干支に関するイラストが印刷されてあとはお決まりのセリフが書かれているもの・・・。
確かにパット見はかわいくてきれいに出来た年賀状だと思いますが、「子供らしさがない」のがなんとも・・・。そこで、昨年妻がどこからか仕入れてきた「子供が喜ぶ手作り年賀状作り」が子どもたちに大好評だったので今回はこの子供が喜んで年賀状作りをやった方法をご紹介します。
用意するもは年賀はがきとゼラチン&水性ペン
うちの子供達は誰に似たのか「お絵かき」が大好きです。ゲームなどもしますが、没頭して集中している時間は絵を書いてる時のほうが長い気がします。
そのお絵かき大好きな子供たちに目をつけて妻が子どもたちに教えたのが次のやり方です。
<用意するもの>
はがき
ゼラチンの粉 20g
80度~90度程度のお湯 100cc
食品トレー(はがきより大きいもの)
水性ペン
きつくしぼったタオル
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【年賀状手作りプリントのやり方】
①まずボールに用意したお湯を入れて、その中にゼリーを作るときのようにゼラチンを投入してよくかきまぜます。
②溶かした液を、スーパーのお肉や魚がのっている発泡スチロール?の食品トレーに流し込みます。このトレーは「はがきより大きい」サイズのものを用意してください。
③粗熱をとって、②のトレーを冷蔵庫に入れてゼリー作りと同様に冷やして固めます。
④1~2時間で固まると思うので、固まったらトレイを冷蔵庫から出します。
⑤固まったゼリーの上に水性ペンで好きな絵を書きます。
⑥このあと、はがきの裏を固く絞ったタオルで湿らすようにぬらします。
⑦しめらしたはがきを絵をかいたゼリーの上にセットします。
⑧最後に葉書をさきほど絵を描いたゼリーの上にのせペットボトルのふたで、はがきの裏を軽くこすってやり、ゆっくりはがきをゼリーからはがすと手作り年賀はがきの出来上がりです。
作業上注意したいポイント
注意が必要なのは、まず⑤の水性ペンで絵を描く作業です。この時、プリントした絵がはがきからはみださないように、はがきのサイズをゼリーにまず水性ペンで書いておくとよいでしょう。
そのまま食品トレーで固まったゼラチンの上に子供さんが絵を書くとハガキのサイズよりも大きな絵を書いてしまう事があるので、まず「この中に絵を書いてね!」と子供に分かるように「はがきサイズの枠線」をゼラチンの上に書いてあげましょう。そうすると、子供さんも絵が書きやすいと思います。
このあらかじめ枠線を書くのは、そのあとの⑦の工程で、はがきを絵をかいたゼリーのうえにのせる時にも、目印になって役立ちます。枠線がないと、はがきがゼリーの上でななめになって手刷りしたときに、せっかく書いた絵が「斜め」になってしまうのでご注意ください。
あと文字をそのままゼリーの上に書くと、プリントしたときに「反転」してしまうので、文字を書く場合は反転した文字をゼリーの上に書くようにしてください。
お子さんが反転した文字を書くのが難しいようであれば、「絵だけ描いて」プリントしたあとに手書きで直接はがきにメッセージなどの文字を書くようにするとよいでしょう。
一度ゼリーに絵をかいたら、だいたい5~6枚はプリントできるようです。薄くなったらまたゼリーの上に絵をかいて同じように手刷りでプリントしてください。
それから作業するお部屋があまり暖かすぎたり、ゼリーにエアコンやファンヒーターの温かい風があたると固まっていたゼラチンが柔らかくなりすぎて水性ペンで絵が書きづらくなるようなのでご注意ください。
うちの子供はこの手作り年賀状がいたく気に入って、送るお友達の数以上に年賀状にプリントしてしまって妻から怒られていました。w
子供は夢中になると没頭して止まりません。(笑)
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