小学生の夏休みの宿題で、今も昔も多くお子さん達が頭を悩ませているのが自由研究や工作ではないでしょうか?
そこで今回は工作のなかでも最もポピュラーな貯金箱を「短時間」で、しかも「上手に」作るコツやポイントについてご紹介したいと思います。
貯金箱は夏休みの工作で自由選択で作られるケースと、学校側から「貯金箱を作ってくること」と指定されて作られるケースがあるようで、今回ご紹介する方法は特に後者のケースで威力を発揮する手法だと思います。
この貯金箱の工作で頭を悩ませるお子さんやその親御さんたちは、往々にして夏休みが終わる直前になって慌てられるケースが多いようなので、そんなケースを想定して「短時間」で「高クオリティー」の作品が出来る要領が良いやり方についてご紹介していきます。
まったくゼロの状態から短時間で完成度の高い貯金箱を作るのは相当難しい
小学生のお子さんたちで夏休みの自由研究や工作に頭を悩まし、なかなか作業にとりかかれないケースはとても多いように思います。何をどのように作ったら良いのか頭でイメージ出来ないので、いたずらに時間ばかり過ぎてしまうというのは、これまでよく耳にしてきたケースです。
特に8月の後半、夏休みが終わろうとしてる30日や31日に、工作の宿題の「貯金箱」が出来てないと慌てて、作業にとりかかるもまず何からしたら良いのか分からないので、時間ばかりが経過するばかり・・・。
全く作業が進んでないので、お子さんと親御さんがこのような状況でよく喧嘩をされるのも毎年夏休みの最終日に全国の津々浦々で見られる光景ではないでしょうか?w
そこで、私がご提案したいのが、まずお手本になる貯金箱の作品を実際に見てみるところから始めるのが良いように私は思います。
お手本といっても、大人のプロの職人さんが作ったような貯金箱ではなくて、同じ小学生が夏休みに作ったような作品です。
そんな作品をどこで、どうやって見るのか?
過去に開催された小学生の貯金箱作品コンクールに入賞した作品などを、まずは参考にしてみるとよいと思います。
それで一番参考になるのが、長年開催されていて歴史がある「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」が大変参考になります。
今年も例年通り開催予定で専用サイトが開設されています。
<第41回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール>
https://www.idea-chokinbako.jp/
それで、このゆうちょのアイデア貯金箱コンクールの過去に入賞した作品というのがウェブサイト上で公開されているのをご存知でしょうか?
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下記のゆうちょ銀行のサイトに5年分の貯金箱コンクールの入賞作品がPDFファイルで細かく紹介されています。過去5回分といっても昨年で設定されていた賞の数が「11」部門あり、各賞を受賞した作品が複数あるので5年分ともなるとそれはそれは相当な数の貯金箱の作品があることになります。
それらの過去にコンクールで入賞した作品を実際に見てみることで、どういった貯金箱を作れば良いのか「視覚的」に見ることでお子さんにもある程度イメージが湧いてくるのではないかと思います。
過去の入賞作品と全く同じような貯金箱を作ることは極力やめたほうがよいかと思いますが、複数の過去の作品を見ることでいろいろなアイデアが浮かび思いもかけないような作品構想がお子さんの頭に浮かぶかもしれません。
あと、ネットでは実際に手にとって過去の受賞作品を見ることはできませんが、私が住んでる地区の市民センターなどには、この手の小学生の夏休みの工作の過去の作品を展示してある所があるので、あなたがお住まいの地区にも同じように過去の夏休みの工作の作品を展示してある施設があるようであれば、実際にその場所に足を運んで直接見て見るのも大変参考になるのではないかと思います。
よく昔から「守破離」という言葉を習い事などの場で耳にすることがありますが、この小学生の夏休みの工作もまさに「守破離」にのってまずは先達の優秀な作品を目にすることから始めるのは非常に有効な方法のように思います。
それでも手が動かず貯金箱が作れないお子さんには・・・貯金箱キットがおすすめ
ある程度、実際に作られた貯金箱の作品を見ていろいろとアイデアが浮かび、それを形にできるお子さんも多いでしょうが、それでも中にはこの段階でも何から手を付けたら良いのか皆目見当がつかないお子さんもいらっしゃるようです。
そのようなお子さんには、少し反則技かもしれませんが、市販の「貯金箱工作キット」のようなものをおすすめします。
これは、プラモデルのように貯金箱を作るためのパーツと設計図が入っていて、説明書の通りに作っていけばとりあえず貯金箱ができるという代物です。
値段も1000円前後から、1000円以下のものまでかなりの種類が発売されています。とりあえず、これらを活用して形ある貯金箱を作ってみてから、それにアレンジを加えるのが良いのではないでしょうか?
そうすることで、いたずらに時間だけがすぎて頭を悩ませるよりも実際に手を動かして作っていると新しいアイデアが浮かぶこともあるかもしれません。
あと注意が必要なのは、この手の工作キットは夏休み終盤になると需要が一気に高まることが多く、品切れや在庫があっても発送までに時間がかかるケースがあるのでご注意ください。
このような工作キットで夏休みの宿題をすませるのは、まだ全然私はOKだと思いますが近年夏休みの宿題をお金をとってやってくれる業者さんがかなり増えているようで、そのような業者さんに数万円出してお子さんの夏休みの宿題をやってもらうよりは、まだお子さんが実際に自分の手で作り上げる工作キットの方が全然ましだと私は思います。w
最近の夏休みや冬休みの宿題をやってくれる業者さんってものすごく細かく対応してくれるそうで、話を聞くと驚くようなケースもあるようです。しかし、その分料金がかなりかかるのは言うまでもありませんが・・・・。
夏休みの宿題は、極力お子さんの手でやらせたいものですね。
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