車のワイパーから音がする時チェックしたい5つの事と6つの対策

車のワイパー 生活

 

車の運転をされている方であれば一度や二度は経験があると思います・・・

 

車のワイパーからビビり音や不快な音がする症状

 

車に乗り始めたばかりの方などは、気になるけど対応できない・・・という方もいらっしゃるかと思います。

 

それで、今回はこの車のワイパーから音がするときの原因と対策について記事を書いていきたいと思います。

 

車のワイパーから音がする原因には色々なケースがある

 

若葉マークをつけたばかりの初心者ドライバーの方には、雨が降ってきたときなどにワイパーを動かすと不快な音がするときに、その原因がどこにあるのかなかなか想像つかない方も多いのではないでしょうか?

 

私も振り返れば、車を運転しはじめた頃、ワイパーを動かしてビビリ音がしだしたときにそのまま放置して音がなるのを我慢してた経験があります。

 

放置してたらやがて、雨が降ってきたときにワイパーを動かしても雨水をきれいに掻き取ることができず、筋が出たりワイパーの拭きムラが出るようになり、そこでようやくワイパーゴムの交換をしてた気がします。

 

それで、ワイパー交換をしたらそれまで鳴っていたワイパーからのいやな音がしなくなって、初めて音がなったときはワイパーのゴムが劣化してて、交換すればよいことに気づいた私でした。

 

しかし、車のワイパーから音がする原因ってワイパーの劣化だけではありません。そこでワイパーからビビリ音などがする主な原因と考えられている点についてご紹介していきます。

 

(1)ワイパーゴムの劣化

 

まずは、さきほど書いたようにワイパーゴムが経年劣化して音がするケースです。これはよくあるケースで、ワイパーからの音がするポピュラーな原因の一つだと思います。

 

ワイパーはゴムでできているので、車のタイヤ同様使っていればヘタリや劣化がまぬがれません。

 

太陽の紫外線をまともにあびて、紫外線がゴムの劣化をすすめてしまうので、あまりワイパーを使ってないというケースでも年月がたてばワイパーのゴムは劣化するので、音がするときはワイパーをいつ交換したか思い出し、よく言われる1年以上経過してたら新しいものに交換することを検討されてみてください。

 

ワイパーは雨の日のドライバーの視界の確保に重要なアイテムですので、劣化したままのワイパーを使い続けると雨の日の夜間などは特に危険なのでご注意ください。

 

(2)ワイパーブレード、ワイパーアームの劣化

 

ワイパーのゴムの劣化についで、ワイパーブレードやワイパーアームの劣化により音がするケースです。

 

ワイパーのゴムは先程書いたように紫外線などにさらされ劣化するのですが、そのゴムが装着してあるワイパーブレードや、そのブレードを動かすアームにも経年劣化が当然あり、その劣化が原因で不快な音がすることがあります。

 

アームの部分は手軽に交換というわけにはいきませんがワイパーブレードは比較的簡単に交換ができます。

 

私はこのブレードの交換が最初なかなかできなくて苦戦した思い出があります。ワイパーブレードをアームからなかなか外せなくて・・・。

 

困ったあげく、車の取扱説明書をみたら取り外し方がちゃんと図解入りで記載されていて即座に外すことができた記憶があります。

 

あと、最近のワイパーは昔のに比べてパーツ自体がしっかりしてる印象がありますが、昔の車のワイパーはアームが細くて、よく根本の可動部分が錆びていました。

 

そのため、根元の部分にクレのCRC5-56を吹き付けてサビ防止とよく動くようにやってました・・・って今でもやってます。笑

 

(3)フロントガラスの油膜や水垢汚れ

 

車の水垢落としに関する記事前回の固形ワックスに関する記事で少し触れましたが、フロントガラスって油膜や水垢など様々な汚れが付着します。

 

その油膜汚れなどがついている状態だとワイパーを動かしたときにビビり音などが発生することが多いです。

 

というか、これも車のワイパーから音がする症状では大変よくある原因の一つになります。

 

大昔車に乗り出したころ、私はよくフロントガラスに撥水コーティング剤を塗ってました。そうすると決まって、車のワイパーが嫌な音を上げるようになっていたんです。

 

撥水ワイパーに交換するといくらかましでしたが、撥水コーティングがはげてきたときの「ギラツキ」で雨の夜間走行に恐怖を感じたことがあり、それ以降私は撥水コーティングや撥水ワイパーの使用はしないようになりました。

 

ワイパーから音がしだしたら、(1)のゴムの劣化同様に、フロントガラスに油膜がついてないかチェックしてみましょう。実際に油膜汚れがどのようなものか分からない方もいらっしゃるかと思います

 

(4)撥水コーティング剤・ワックス

 

前章で書いたように、油膜の大きな原因になる撥水コーティング剤や車のボディに使用するワックスは、ワイパーのビビリ音の大きな原因になります。

 

すでに書きましたが、撥水コーティング剤を使用すると時間経過とともにコーティングがはげてきて、それが原因で車のワイパーからの音がなるようになります。

 

なので、撥水コーティング剤をフロントガラスに使用していてワイパーからの音が気になる方は、撥水コーティング剤の使用をやめるかワイパーを撥水ワイパーに変更することをおすすめします。

 

(5)ワイパーが合ってない

 



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ワイパーから音がするケースで、気づきにくいのがワイパーが合ってないケースです。

 

ワイパーが合ってないケースとは、ワイパーを動かしたときに、ワイパーのゴムがフロントガラス面にピッタリ密着してない状態のことをいいます。

 

これは、純正のワイパーを社外品のワイパーに交換したときなどに発生しますし、また長年同じワイパーを使っていてもワイパーの先端の部分などが微妙に浮いたようになって音がでるケースがあるので、新しいワイパーに交換しても音がなるケースではこの原因を考えてみてください。

 

ワイパーから音がするときの対策

 

前章までに車のワイパーから音がする原因について色々ご紹介してきましたが、それらの原因について効果的な対策についてこの章ではご紹介していきます。

 

(1)ワイパーのゴムをきれいにする

 

まず油膜汚れなどやワイパー自身に原因があるときに試していただきたいのが、ワイパーのゴムをきれいに拭き取るという作業です。

 

車の洗車をしたときになかなかワイパーのゴム、ブレードの部分まで洗浄される方はすくないと思います。

 

ある程度の期間使ったワイパーだと濡れた雑巾でゴム部分をスライドさせるように拭き取ると雑巾が真っ黒になります。

 

カーシャンプーなどを少し入れたバケツの水で雑巾をぬらして、なんどかゴム部分を拭き取るときれいになると思います。

 

ゴム自体がひび割れたり、劣化してる場合はきれいにするよりも新しいものに交換することをおすすめします。

 

(2)窓ガラスの油膜、水垢をきれいに取り除く

 

前項で書いたように、撥水コーティングをフロントガラスに施工した場合、時間の経過とともにコーティングが剥がれカラスの表面にムラがでます。

 

そのムラがワイパーゴムの潤滑な滑りに支障をきたすことになるので、そういったケースではまず撥水コーティングをしっかり落として、水を弾かない状態にしてワイパーを作動させて音がするかどうかチェックしてみましょう。

 

撥水コーティングをフロントガラスにしてない場合でも、車のボディにカーワックスを塗った場合など、ワックスの成分がフロントガラスに付着してワイパーのビビリ音の原因になるケースもあります。

 

あと、ガソリンスタンドや洗車場にある洗車機で、前の方が「ワックス洗車した場合」なども、ワックス成分が自分の車にもついてワイパーのゴムやフロントガラスに悪さをして音がするケースがあるのでご注意ください。

 

(3)ワイパーをフロントガラスの形状に合ったものに交換する

 

これもすでに書きましたが、新品のワイパーゴムやブレードごと交換しても音がする事がありますが、ガラス表面の油膜取りなどをしたあとでも音がするときは、ワイパーの形状が車のフロントガラスの形状に合ってないケースが考えられます。

 

そのようなときは、まずはしばらくワイパーが馴染むまで様子を見てみましょう。

 

それでも音がする時は、思い切ってワイパーのメーカーを変えてみるというのも一つの手です。

 

車のフロントガラスの形状にもよるのでしょうが、私も以前新品のワイパーに交換しても音がなりやまなかったので、別のメーカーのワイパーに交換してみたら嘘のようにワイパーの耳障りな音が鳴り止みました。

 

(4)ワイパーのビビリ音防止アイテムを使用する。

 

これは今回記事を書くにあたって調べて初めて知ったのですが、ワイパーのビビリ音を防止するアイテムがあるんです。

 

どのようなしくみで車のワイパーからの音を防止するのか今ひとつ分からなかったのですが、ワイパーに装着することでワイパーの拭きむらやビビリ音を防止する効果が期待できるようです。

 

製品の適合がかなり細かく別れているようで、この対策を考慮される方は、最寄りのカーショップなどに行かれて相談されることをおすすめします。

 

(5)ワイパーとガラス面の接触部分の調整

 

純正品のワイパーブレードに交換した場合は問題ないですが、安い社外品のワイパーブレードに交換した場合、ワイパーを動かしたときに、ワイパーとフロントガラスの表面とに隙間ができたりします。

 

目視ではガラス面に密着してるように見えても微妙にワイパーの先端などが、フロントガラスの曲面にあってなくて少しういたような状態になってしまうことがあります。

 

そのようなとき、力技でワイパーブレードを少しガラス面に合うように曲げてやるとピッタリフィットしてビビリ音や、拭きムラもなくなることがあります。

 

これは、慣れている方は結構かんたんに調整されますが、初めての方や力加減が分からない方などは自己責任でためしてみてください。

 

それをやるのが怖いという方には、ワイパーとガラス面のすきまをうめる専用のホルダーがあるので、そういったアイテムを試してみるのもよいでしょう。

 

(6)ワイパーの長さを短くする

 

これは本当に裏技的な対策方法です。ワイパーがビビり音をだす箇所って、ワイパーの先端部分が多いんですね。

 

それでそのことからワイパーの長さを純正のものよりも何センチか短くすることでワイパーから音がでる症状に対応しようというものです。

 

これは、はっきり言って無駄骨になるケースもあるようなので試す際は自己責任でお願いします。

 

特にフロントガラスの湾曲が大きいものなどは短くすることで逆にワイパーが浮いてしまったりするケースがあるようなので十分ご注意ください。

 



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