前回の記事の第3章で車のバッテリーが上がったときのことに関して少しふれさせていただきました。
ちょうど春先で自動車免許を取得されて、車での生活を始められたばかりの方が多いと思うので、今回は車のバッテリー上がりに関して記事を書かせていただきます。
まず車のバッテリーが上がったときどうなるのかを知っておく
まず車に乗り始めたばかりの方は、自動車のバッテリーが上がったとき「どうなるのか?」について知っておくとよいかと思います。
バッテリーが上がると、車のエンジンがかからず車を動かすことができません。かなり初歩的なことですが、自動車を動かすには最初「電気が必要」なんですね。
また、「車のエンジンがかからない」からといって「バッテリーが上がっている」とは限りません。
車のエンジンが動かない原因はバッテリー上がり以外にも色々あるのですが、今回はエンジンが動かない原因で一番多いと思われる「バッテリー上がり」にしぼって記事を書いていきます。
車のバッテリーが上がったらこうなる
それで、車の運転を始めたばかりの人はバッテリーが上がったとき実際どのようになるかご存じない方が多いと思います。
車のエンジンキーを回す、あるいはスタートボタンを押したときに、キュルキュルキュルと音がすると同時にパチパチパチとか、人によってはカチカチカチと音を表現されるかたもいますが、そんな音がします。
と、言葉で書いても分かりにくいと思うのでYoutubeにあったバッテリーが上がった車のエンジンスタート時の動画をいくつか下記に集めてみたので、車のバッテリーが上がったときの症状を映像で確認してみてください。
※Youtube ヨッシーさんのチャンネルより
※Youtube 赤羽としゆきさんのチャンネルより
※Youtube My Carsさんのチャンネルより
※Youtube 裏腹ゴリラさんのチャンネルより
私も過去に2度ほどバッテリー上がりの経験があります。その時は、上記の動画よりももっと派手に「パチパチパチ」という音がしました。
よくバッテリー上がりの時の音をカチカチと表現される方がいますが、私が聞いた感じではセルモーターが回るキュルキュルキュルのあとに「パチパチパチ」という音がする・・・っていうのが近いように感じます。
それで、上記の動画のような音がしたら十中八九あなたの車はバッテリーが上がったことが原因で車が動かないようになったと考えてよいかと思います。
バッテリーを交換しても前項と同じ症状の場合・・・
バッテリーを交換しても、エンジンをかけようとすると前項と同じようなキュルキュルキュルとなってエンジンがかからず車が動かないケースがあります。
初心者の方には少し難しい話になるかもしれませんが、この場合は車の燃料系や点火系の部品、パーツの故障・不具合が考えられます。
このケースだと初心者の方には車が動かない原因がつきとめずらいので、素直にディーラーや車の整備工場などにお願いして車が動かない原因をさぐってもらいましょう。
その場合、バッテリーを交換した場合はきちんとバッテリーを新しいものに交換したむねお店の人に伝えて調べてもらうようにしてください。
初心者の方は最初車を擦ったり、ぶつけたりすることを考えて中古車に乗られるケースが多いと思いますが、多走行車(10万キロを超える走行距離)の場合は特に注意が必要かと思います。
周りに車に詳しい人がいれば、その方にまず相談してみるのもよいでしょう。
多走行の中古車に乗る場合、最初にやっておきたいプチメンテ
中古車で10万キロを超えるような車に乗られるケースだと、先程ふれた燃料系や点火系に不具合が出ていても不思議ではありません。
その場合も程度があるようで、燃料ポンプなどが完全に壊れてしまって燃料タンクからエンジンにガソリンを送れないようになってしまっている場合はかなり重症ですが、中古車の前オーナーがメンテナンスをしてないような車だと、燃料系や点火系に不具合がおこる可能性が高くなります。
そういった症状が重症化するまえに、中古車のオーナーさんとして一つ簡単にできるプチメンテをご紹介します。
それは燃料添加剤の使用です。
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私のおすすめは、ワコーズというメーカーの「フューエルワン」という燃料添加剤です。これはネットで調べてもらえば分かりますが、プロの整備士さんなどが絶賛する燃料添加剤でカーショップやディスカウントストア、ホームセンターなどに色々な燃料添加剤がおいてありますが、私の経験からいっても燃料添加剤はフューエルワン一択だと思います。
これを使用するときは、必ずガソリンを満タンに給して、給油口から注入するようにしてください。
中古車にかぎらず、数万キロに一回はこのフューエルワンを入れておくとよいかと思います。ちなみに、私は3万キロほどで1本入れるようにしてます。
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まだまだある車が動かなくなる原因
これまで車が動かなくなる原因についてバッテリー上がりや、燃料系・点火系の不具合について書いてきましたが、これ以外にもまだ車が動かなくなる原因はあります。
たとえば、エンジン始動時にキュルキュルいわない場合などは「セルモーター」が不具合、故障してエンジンがからないケースがあります。
このケースで以前プロの整備士の方に聞いた緊急対処法として、セルモーターを直接叩くとよいというもの。ドライバーやハンマーなどでセルモーターを直接カンカンと叩いてみるとセルモーターが動くことがあるそうです。
しかし、今回は初心者の方を対象にしてるのでセルモーターがどこにあるのか分からない人が多いですよね?一応エンジンとトランスミッションの間にだいたいあるんですが・・・よけい分かりづらいでしょうか?
あと、これは私の身内で一度あったケースですが・・・。オルタネーターの故障が原因で車が動かなくなることがあります。
初心者の方だと「オルタネーター」と聞いても何のことか分からないと思いますが、車のオルタネーターとは簡単にいうと「車の充電装置」とでもいいましょうか・・・。
車のバッテリーは携帯電話のバッテリーと同様に充電しないと「バッテリー切れ」になります。そのためみなさんは携帯電話は毎日のように自宅のコンセントにつないで充電されているかと思いますが、車はコンセントにつないで充電することはできません。
そのため、車を動かす動力を活用して「発電」し「バッテリーに充電」する装置が「オルタネーター」になります。
なので、このオルタネーターが故障してしまうと車にのってるバッテリーに充電がなされないようになって「バッテリーが上がってしまい」車が動かないようになってしまいます。
そうなると、オルタネーターを交換するのが普通でたいていリビルド品といって中古のものと取り替えるのが一般的です。
バッテリーがあがって車が動かなくなった時に備えておきたい心強いアイテム
バッテリーがあがったことが原因で車が動かないときに、一般的にはJAFなどのロードサービスに電話して対処してもらうか、近くの車などに協力してもらってブースターケーブルをつかってジャンピングしてエンジンをかける方法がとられるかと思います。
で私のような昔気質のドライバーさんはバッテリー上がりの時にそなえて「ブースターケーブル」を車にのせてる方が多いかと思いますが、トランクや収納スペースが少ない車ではこのブースターケーブルが結構邪魔になってしまい、準備されてない方が多いように思います。
それが、最近は非常に便利なものがあってこれがあれば、ロードサービスも他の車の力をかりずにバッテリー上がりに対処できます。
※スマホサイズのコンパクトタイプながら、車のバッテリー上がりだけなく携帯電話の充電も可能な超便利アイテム!
値段が6千円ほどなので、ロードサービス呼んで作業してもらうことを考えれば(JAFの場合入会金と年会費でだいたい6千円だったかと)、これを用意して一回バッテリー上がりで使えばだいたいもとは取れるかと思います。
普段使いで、車の中で携帯電話の充電に使ってバッテリーが上がったときに備える使い方が一番よいのではないでしょうか?
あと、作業するのにLEDのライトもついているので活用によっては色々使えそうです。
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