4~5年前だったか、私が住む田舎町で車の盗難事件がありました。
1件や2件ではなく、立て続けに何件も車が盗まれたので、地元のマイカー所有者は車の盗難防止対策に力を入れるようになったのです。
カーショップなどで販売されている車の盗難防止のための様々なグッズがかなり売れたように聞いてます。私もそのときに一つ盗難防止グッズを購入したのですが、それが今回のメインテーマである「ハンドルロック」になります。
安物のハンドルロックはまさに「安物買いの銭失い」ならぬ「車失い」
ハンドルロックは車の盗難防止グッズの中でも比較的にポピュラーなものかと思います。
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、車を盗もうとしてる人物によって車のドアキーが何らかの方法で解除、もしくは窓ガラスを割って強引に車に乗り込んだとします。
しかし、ハンドルロックよってハンドルがしっかり固定されていれば、たとえ車のエンジンがかかったとしても車を盗むことはできません。
ところが、冒頭に書いたように数年前に私が住む街で車の盗難が連続しておきたときに、多くの方がカーショップやホームセンターで購入したハンドルロックは値段が2~3千円のものが多かったそうです。
その安いハンドルロックでしっかり愛車を盗難から守ってくれるのであれば何も問題はないのですが、この安いハンドルロックには大きな問題がありました。
あとになって、地元警察からの注意喚起として車の盗難に関する回覧板がまわってきたのですが、その中で車の盗難が多発してることと盗難防止についての注意喚起がなされていました。
その文章の中で、安価なハンドルロックはかんたんに壊されやすくすぐにハンドルロックが解除されてしまうので注意するようにと書かれていました。
そうなんです、安いものはハンドルロックの鍵穴にドリルのようなものを突っ込むとすぐに鍵が壊れてロックが解除されてしまうそうなんですね。
ハンドルロックはいわば車の盗難防止のさいごの砦のようなものなので、その部分に安い安価なものを使っては盗難効果も大きく低くなってしまいます。
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車の盗難防止におすすめのハンドルロック3品
ということで、車の盗難防止のためのハンドルロックは安価なものをさけて、堅牢な作りのしっかりしたものを購入するようにしましょう。
それで、今現在多くの方に支持されて評価が高い車の盗難防止用ハンドルロックを3つご紹介したいと思います。
こちらは価格は1万円を切る値段ですが、多くの方に評価が高いハンドルロックになります。
楽天のカテゴリーの盗難防止・ロックランキングでも1位に輝いた商品になります。
一番のこの商品の評価ポイントが鍵のロックシリンダーがドイツ製の堅牢なものであること。実際の商品を画像で確認していただくと分かりますが、安いタイプの細長いハンドルロックとは見た目で一線画されているのがひと目でわかります。
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ほぼすべての車種に適合するようですが、スバルのフォレスター現行モデルには装着できないようなのでご注意ください。
こちらのハンドルロックは、車のハンドルをロック(固定)するだけではなく超音波センサーにより、車の振動を感知したらけたたましい警報アラーム音が鳴るようになっていて2重に盗難防止をする商品になっています。
現在の車は購入時にすでに警報アラームがついているものもあるようですが、アラームがついてない車種にはワタシ的にはこの商品が一番コスパ的によさげだと思います。
車を盗もうとした人物が運転席のドアロックを解除しようとしたら警報音がなりだすので、ハンドルロックを解除するところまでいかず逃げ出してしまうのではないかと思います。
こちらのタイプはハンドルそのものをすっぽりカバーするタイプのハンドルロックになります。
今回の商品の中では一番値段が高い商品です。
なぜこのハンドルロックがハンドルをすっぽりカバーするような形状になっているのかというと、安価な「棒状」のタイプのハンドルロックだと「ハンドルそのものを切断してハンドルロックを取り除く」荒業を使って盗難するケースがあるそうで、それに対応するためにカバータイプのハンドルロックになっているということです。
さらに、このハンドルロックには先程のタイプと同様にモーションセンサーが内蔵されていて異常を感知すると警報音が鳴るようになっているので、見た目と音で盗難防止効果を高めている商品となっています。
以上の3つの商品、いずれも購入された方の評価が高いものばかりなので、気になる商品があれば商品ページのレビューをチェックしてみてください。
評価も5点満点で4点以上の商品ばかりです。
時代にそった車の防犯対策がこれからは必要
冒頭で書いた、私が住んでいる街での車の盗難事件ですが、当時盗まれた車の中に車のメーカーが純正で装備してた盗難防止の「イモビライザー」がついてた車があったと聞きました。
イモビライザーといえば、一時は車の盗難防止の星のようなアイテムでしたが、そのイモビライザーをやぶる「イモビカッター」なるものが世に出てきてその盗難防止効果も急落したようです。
さらに、最近はほとんどの車が採用してる「スマートキー」。車のドアロックもボタン一つで解除でき、エンジンスタートもボタンを押すだけで、昔のようにキーを回してエンジンをスタートする車も徐々に少なくなって来ています。
そのスマートキーを使った車も、リレーアタックという方法で10秒ほどで簡単にドアロックの解除とエンジンスタートが出来てしまうという状況に・・・・。
ですので、自動車メーカーが純正で装備してる盗難防止システム、アイテムだけでなく車のオーナーさん独自に今回のようなハンドルロックを用意して独自に盗難防止の施策をするようにしないと本気のプロ集団から目をつけられるとそれこそ簡単に車を盗まれてしまうことになります。
なので車をお持ちの方はこれをきに一度愛車の盗難防止について再考されてみてはどうでしょうか?
盗まれてからでは遅いですよ!
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