昨日、海外赴任や留学をされた方で「水」に関する悩み事を持たれる方が多いことを初めてしりました。
特に、ヨーロッパの国々に長期出張や大学への留学、ホームステイされる方が滞在先の水が「硬水」であることからある悩みを訴えるケースが多いそうです。
硬水で髪の毛をシャンプーしたり、洗顔すると髪の毛がパサパサ、お肌がカサカサになるというお悩みです。
飲んだり、料理をする分にはさほど支障はないそうですが(しかし、硬水をそのままヤカンで沸騰させると水に含まれるカルシウム分などがヤカンに付着して白いウロコ状のものが付着しますし、そもそも水道水が飲めない国が多いようです)、体を洗う時にはこの「硬水」がかなりやっかいだそうで・・・。
そこで、今回は硬水の国に行った際に、シャンプーや洗顔でパサパサ、カサカサにならないように水を軟水化させるシャワーヘッドがあるとの情報があったので、調査してみました。
硬水を軟水化させるというシャワーヘッドが探せば結構あった!
最初、硬水を軟水化させるシャワーヘッドの話を聞いて、私はその話がかなり眉唾ものではないのかと懐疑的になっていました。
しかし、これが実際に探してみると結構この「軟水化シャワーヘッド」というのが販売されていて驚きました。
硬水の中に含まれるカルシウム分やマグネシウム分を軽減するとなるとフィルターなどの交換を頻繁にする必要があるのではないかと思ったのです。
ところが、実際に軟水化をうたっているシャワーヘッドの商品説明に目を通してみると、私の発想じたいがかなり古めかしいことが分かりました。
まずはとりあえず、今回調査した分で硬水を軟水化するシャワーヘッドを下記に記載します。
<アマゾンで見つけた軟水化機能付きのシャワーヘッド>
<楽天市場で見つけたシャワーヘッド>
調査した感じでは、一番上のアマゾンで見つけた「イオナック」のシャワーヘッドがこの分野では実績があるような感じがしました。
しかし、一つ注意点があって水圧が低いところだとこのイオナックのシャワーヘッドは使えないケースがあるそうです。
海外ではホテルなどでシャワーを浴びようとしても水圧が低すぎてシャワーヘッドから水がしたたり落ちるような感じでしかお湯というか水が出ないことがあったりするので事前に使用されるところの水圧をチェックしてからでないと使用は難しいかもしれませんね。
あとシャワーヘッドではなく、軟水器という硬水を軟水に変える装置を使ってシャワーや洗顔に使用することを考えた方がいらっしゃるようですが、これは現実的にかなり難しいように感じました。
コスト的にも硬水から軟水にかえる時間的なことも考えるとこの方法はかなり無理があるのかなと私は思います。
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世界の主な硬水の都市
世界中には多くの国が存在し、色々な都市で人々が生活しています。これから、海外赴任や留学される方で渡航先の「水」が硬水なのかどうなのか気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで世界中の主だった硬水の都市を調べてみました。
【世界の主だった硬水の都市】
<ヨーロッパ>
アムステルダム
コペンハーゲン
ミュンヘン
ロンドン
パリ
グラナダ
マジョルカ
ミラノ
ソレント
<アジア>
北京
慶州
<北米>
シカゴ
オーランド
セントルイス
ラスベガス
ヒューストン
フェニックス
セドナ
バンフ
<南米>
サンパウロやリオデジャネイロは軟水だがほとんどが硬水
硬水について調べると、一つの国でも硬水のエリアと軟水のエリアが存在して、この国は硬水の国と断言することは難しいようです。
イギリスなどはロンドン周辺は硬水ですが、北部の方は軟水が多いようです。
ですので、留学やお仕事で海外赴任される方は赴任先の国が硬水か軟水かを調べるよりも、「赴任地の都市が硬水or軟水のどちらかを調べる」のがよさそうです。
今回のまとめ
海外生活でシャワーなどで髪のパサツキ、肌のカサつきを防止するためにチェック、準備したいこと。
- 留学先・赴任先の水道水が硬水なのか軟水なのか?その硬度を事前に調べておく。
- 硬水だと分かったら、軟水化シャワーヘッドを用意する。
- 軟水化シャワーヘッドでは、水圧が弱いと使用できないので赴任先の水道の水圧なども事前チェックをしておくとよい。
硬水か軟水かネット上の情報だけでは分からないケースがあると思います。そのような時は、赴任する先の国に旅行のツアーを組んでいる旅行会社や、また時と場合によっては領事館や大使館にメールなどで問い合わせるのもありではないでしょうか?
そういえば、外務省がサイトで世界各国の安全情報を提供していますが、外務省などにひょっとすると相談窓口があるかもしれません。
今調べてみたところ、少し趣旨は違うかもしれませんが外務省の「海外安全ホームページ」というサイトがあり「問い合わせ先」というページが独自にもうけてありました。
■外務省 海外安全ホームページ問い合わせ先ページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/about_center/index.html
こちらで、これから行こうとされる国の水事情について、硬水であるか軟水であるか単刀直入に聞かれるのは少々場違いのような気がするので、まずは治安などについてたずね、それにからめてその国が硬水か軟水か尋ねるとよいのではないかと思います。
あと、大手の質問サイトで質問してみると案外すぐ判明するかもしれませんね。ヤフー知恵袋やOK Wave、教えてgooなど大手の質問サイトで今度あなたが行かれる国の水事情について質問されるとおそらく硬水か軟水か分かるかと思います。
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