カップラーメンの調味油はなぜ最後に入れるのか?

カップラーメン 生活

 

昨日は交通違反に詳しい知人から聞いた話を書かせていただきましたが、今回は「カップラーメンや袋麺などの即席麺に詳しい」ある知人から聞いた、「へ~ぇ、なるほど!」と思った話について書かせていただきます。

 

私はあまり気にしたことがなかったのですが、カップラーメンを食べるときに、たいてい粉末のスープと調味油がついてると思います。

 

その「調味油」には目立つように「お召し上がり直前に入れてください」って書かれていると思いますが、あれって「なぜ最後に入れる?」のかご存知でしょうか?

 

私はこのことは、結構どうでもよいことだと思っていましたが、これそのカップラーメンに詳しい知人いわく、きちっとした理由があるとのことで、話をきいたら至極当然な理由だとプチ感心したので今回はこの話題についてかかせていただきます。

 

カップラーメンを食べる時、あなたはどのような手順で食べていますか?

商品棚に並んだカップ麺

 

わたしもたまにカップラーメンを食べることがありますが、夜間など仕事で疲れて帰ってきてまともな夕飯が用意してなかった時など(悲)、カップラーメンをすする時があります。

 

たいてい、そういった時は精神状態が「なんで晩御飯用意してないんだよ~!こっちは仕事して疲れて帰ってきてるのに」と、脳内でブツブツ言いながら、お湯を沸かしてるのがだいたい私のパターンです。

 

こういったとき、かなりプリプリしてるのでカップラーメンの透明のフィルムを剥がして、上蓋をはがし中に入っている粉末スープと調味油、さらにかやくなどをとりだして、お湯がわくのを待つ間に「全部カップの中に投入」してしまうことが私はあります。

 

しかし、これが冬場の寒いときだと、豚骨系のカップラーメンだと調味油が固まっていることがあるので、カップに熱湯を注いでから蓋の上に調味油をのせて溶かしてから食べる直前に投入することが多いように思います。

 

なので、季節的には私は冬場の寒い時期はカップラーメンの調味油は一番最後に入れることが多いですが、夏場の場合調味油が固まってない状態であれば熱湯を注ぐ前に入れてしまうこともあるように思います。

 

で、この熱湯を注ぐ前に調味油を入れるのがダメだそうで、なので調味油のパッケージには目立つように「召し上がる直前に入れてください」と書かれてあるそうです。



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では、なぜ熱湯を注ぐまえに調味油をカップに投入したらいけないのでしょうか?

 

熱湯を注ぐ前にカップラーメンの容器に調味料を入れると、油が乾燥した麺に「しみこんでしまう」

カップラーメン

 

カップラーメンに詳しい知人は、この件について私に「実際に熱湯を注ぐ前に調味油をカップ麺に投入したらどうなるかやってみるとわかる」と言ってきました。

 

しかし私はこれまで何度か、深夜に帰宅してカップラーメンをすするときに「熱湯を入れるまえに調味油を投入」して食べた記憶があるのですが、私はその際なにも感じることがありませんでした。(笑)

 

・・・と、その知人にも同じように話をしたら、「えっ?気づかなかったんですか?」と奇異な目で見られた記憶があります。

 

で、なぜ調味油は最後に入れるのか?というのを聞いたらその知人はこのように答えてくれました。

 

「カップラーメンの中にはかりかりに乾燥した乾麺が入っています。その乾燥した麺の上に調味油を入れると、麺が乾燥しているので調味油を吸収してしまうんです。その後に、お湯を注いでも調味油を吸収してしまった部分の麺には「熱湯が吸収されない」状態になって、最終的に熱湯が麺の中に入らないのでその部分だけ「麺が固いまま」」の状態になってしまうです。」

 

うーん、めちゃめちゃ分かりやすい説明でした。なるほど、麺が最初に調味油を吸収しちゃうんですね。

 

しかし、私はラーメンは豚骨ラーメンが好きで、それも本場博多の固めの麺、本場博多でいうところの「バリかた」の麺が好きなので少々調味油を吸って、麺が固くても私は全然平気だったので、お湯を入れるまえに調味油を入れても何も気づかなかったのではないかと思います。

 

しかし、その話を聞いてからはカップラーメンを食べるときは、食べる直前に調味油を入れるようになりました。

 

世の中には私と同じように、ちょっと大雑把でテキトーな感じの方は、熱湯を注ぐ前に調味油を入れてる方も少なからずいらっしゃるかと思いますので、そういった方は今回のエントリーをご一読いただければ食べる直前に調味油を入れていただけるようになるのではないかと思います。

 



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