冠水した道路をやむを得ず車で走った場合に、マフラーに水が入った場合どうなるのでしょうか?
たまに、冬場などにマフラーから水が結構な量出ている車を見かけますが、冠水道路を走った場合はそれと全然意味合いが違いますよね。
それで、今回はこの冠水した道路を車で走った場合、マフラーに水が入ったケースについて調査してみました。
まず本題の前に故意にマフラーに大量の水を入れる輩がいるのをご存知でしょうか?
以前どこかの動画サイトで見たことがあったのですが、世の中にはいろいろな人がいるもので、自分の車のマフラーにわざと水をいれて遊ぶ?人がいるんです。
その意図、目的は単に面白がってやってる人もいれば、本当かどうか分かりませんがマフラーの音量をアップするためとかいう人もいるようです。
どんな感じなのか、知らない方は想像がつかないと思います。実際の映像を見ていただくのが早いと思います。
※Youtubeでの「マフラー 水入れ」検索結果一覧。
どれだけマフラーに水入れるだよってくらいマフラーに水を入れ込んでるでしょ?この程度入れても、車によってはまだエンジンもストップせずに動くみたいですね。
これを見たあとだと、少々冠水した道路を走ってマフラーに水が入っても大丈夫な気がしてきませんか?w
上記の動画の映像はあくまでお遊びや、個人の趣味を目的に行われているものなので、普通の方は決して真似しないようにしましょう。
冠水した道路でそれほどマフラーに水が入ってないような時
通常、冠水した道路を車で走行してマフラーにどの程度水が入ったかというのは、なかなか正確な量は把握できないと思います。
なので、どの程度の水深の冠水道路を、どの程度の距離、時間走ったかということが一つの判断材料になるかと思います。
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それで、冠水した道路をそれほど走ってないという場合は、マフラーへの水の流入もそれほどないと判断できるのではないかと思います。
このようなケースでは、冠水道路を走ったあとに、安全な場所で車を停車させて、空ぶかしをしてアクセルを踏み込んでエンジンの回転数を上げて、マフラーに入った水を吐き出させましょう。
要するに前項でご紹介した動画のように、アクセル踏んでマフラーから水を出し切るようにしましょう。
この時、車外でマフラー部分を見てもらう人がいれば、アクセル操作して水の出方について教えてもらうとよいですね。
かなりの水深の冠水道路を車で走ってしまった場合
一方、実際に走ってみたら想像したより遥かに水深があった冠水道路を走ってしまった場合・・・。
これは、昨日の記事でご紹介したJAFの動画をご覧になると、そもそも水深がありそうな冠水道路は車を走らせない方がよいと思われるかと思います。
※Youtube JAF公式チャンネルより
上の動画のように車はある程度の水の深さの冠水道路を走行すると、エンジンへの空気の取入口(エアインテーク)から水がエンジン内部に入り込んで瞬時にエンジンが停止します。
なので、マフラーに大量に水が入ってトラブルになるより先に、エンジンに内部に水が侵入して車がとまってしまう方が先のような気がします。
この程度の冠水道路を走行して奇跡的に車が動くのであれば、自分で対処するのではないくプロの整備士さんに一度チェックしてもらうのが最善策だと思います。
これだけ深い冠水道路を走ると、車の内部にも水が入ってしまう事が多く、そうなると車の電装品などの故障が頻発することに繋がるかと思います。
また、適切な処理をしないと車内にカビが発生して車に乗ったときにカビの臭いで悩まされることにもなりかねません。
そうなると、もう車の乗り換えとかになってものすごく高くつくので、冠水した道路を走行するときは、マフラーのことを心配するまえに「君主危うきに近寄らず」精神で車の運転をしましょう。w
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