このブログの記事を書くのにパソコンを使っているのですが、このPCで使用してるマウスがBluetoothで接続するタイプのマウスで無線でパソコンとつながっています。
無線なのでコードがなくて使い勝手はよいのですが、マウスの中に単3乾電池を1本入れて使うような仕様になっています。
このマウスの乾電池が先日切れて新しい乾電池に交換しました。古い乾電池を私は机の引き出しに入れている空き箱の中にためているのですが、この空き箱が数年ぶりに満杯になったのでいよいよ廃棄することに。
で使い古した乾電池の捨て方がどうなっているかうちの妻に聞こうとしたらちょうど外出中。それで、地元自治体のHPを見て乾電池の捨て方をチェックしました。
これが想像以上に面倒だったので他の自治体ってどうなっているのだろうと一瞬思い、これはブログのネタになると思って、今回は全国の主要都市での乾電池の捨て方について調査してみることにしました。
乾電池は種類によって捨て方が違う!
私は冒頭で書いたように、使い切った乾電池は菓子折りの空き箱にためています。
菓子箱の中は、使用済みの乾電池がたくさん入っているのですが、いろいろな種類の乾電池が入ってるんですね。
そしてそれらの使用済みの乾電池をどうやって捨てるのか地元自治体のホームページで確認したところ、乾電池の種類によってその捨て方が何種類にも別れていたんです。
要するに「乾電池の種類によって捨て方が違う」んです。
私はまずこのことを知りませんでした。汗
おそらく他の自治体でも同じような感じで分別して使用済みの乾電池を捨てるようになっているのではないかと思います。
なので、私はこれから先、使用済みの乾電池を一つの空箱にまとめて入れていたのを乾電池の種類によって、というか捨て方が同じ乾電池同士分別してためておくように回収箱を追加することにしました。
分別箱は以下のようにしました。
①アルカリ電池・マンガン電池用
②充電式でないリチウム電池用
③ボタン電池用
④ニッケルカドミウム電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池用
このうち、今回私がためていた使用済み乾電池をチェックしてみたらアルカリ電池、マンガン電池、ボタン電池、リチウムイオン電池がありました。
これらを自治体で指定された乾電池の捨て方にしたがって捨てました。結構手間がかかったように思います。これを踏まえて全国の主要都市の乾電池の捨て方について調べていきたいと思います。
名古屋市の乾電池の捨て方
まず最初に東海地方の最大都市、愛知県の名古屋市の乾電池の捨て方について調べてみました。
これが私が住んでいる自治体と全く同じような乾電池の捨て方になっていました。というかひょっとすると全国どこの自治体でも同じ乾電池の捨て方になっているのでしょうか?
ということで名古屋市での乾電池の捨て方は
①アルカリ電池・マンガン電池・・・不燃ごみ
②充電式でないリチウム電池用・・・発火性危険物ごみ
③ボタン電池用・・・協力販売店のボタン電池回収缶に ※協力販売店はこちらで確認できます。
④ニッケルカドミウム電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池用・・・協力販売店のリサイクルボックスへ ※協力販売店はこちらで確認できます。
ほぼ私が住んでる自治体と乾電池の捨て方は同じです。
ボタン電池と④のニッケルカドミウム電池等は協力販売店に設置してある回収缶に入れるようになっているのですが、私の地元では街の電気屋さんとか、家電量販店にこの回収缶が設置してあります。
だいたい、③と④の乾電池の回収缶は一緒に並んで置いてあるようです。名古屋市に関しては上記に掲載したリンク先で協力販売店が検索できるので検索して店舗に設置してある回収缶に使用済み乾電池を捨てるようにしてください。
福岡市の乾電池の捨て方
つぎは九州最大の都市、福岡県福岡市での乾電池の捨て方になります。
先程名古屋市でのところで全国乾電池の捨て方は同じなのではないかと書きましたが、福岡市は違ってました。
福岡市の乾電池の捨て方は下記の通りになります。
①アルカリ電池・マンガン電池・・・各区に設置してある資源物回収ボックスに入れるか家電量販店に持参 ※各区の資源物回収ボックスの設置場所はこちら。家電量販店・ホームセンター等の回収箱設置店はこちらで確認できます。
②小型充電式電池・・・小型充電式電池回収箱設置店へ。
③ボタン電池・・・ボタン電池回収箱設置店へ。
★注意★ 型式番号「CR」と「BR」で始まるコイン型リチウム電池は「燃えないごみ」として出す!
福岡市の場合は、ほぼ使用済みの乾電池は区の施設や家電量販店、ホームセンターに設置してある回収箱に入れるようになっていますが、一部のボタン電池だけは「燃えないごみ」として捨てるようになっています。
関西圏の自治体
こちらの項では関西エリアの主要都市の乾電池の捨て方についてご紹介していきます。
大阪市の乾電池の捨て方
まずは関西圏最大の都市、大阪市での乾電池の捨て方についてになります。
①アルカリ・マンガンの乾電池⇒回収ボックスによる回収
②市が回収できないボタン電池・充電式電池⇒販売店等に設置してある「ボタン電池回収缶」、「小型充電式電池リサイクルBOX」へ。
※リチウムコイン電池の型式番号CRとBRは「普通ごみ」として出す!
大阪市で注意したいのは、一番最後のリチウムコイン電池の型式CRとBRの電池の捨て方です。前述の福岡市ではこの同じ型式の電池は「燃えないごみ」として出すようになっていましたが、大阪市の場合は「普通ごみ」として出すようになっているので、ご注意ください。
京都市の乾電池の捨て方
次は日本の一大観光地で、古の都「京都」での乾電池の捨て方についてです。
①ボタン電池・小型充電電池⇒販売店等に設置してある回収ボックスか、または各区・支所のエコまちステーション,まち美化事務所,上京リサイクルステーションへ持ち込み。
②乾電池⇒資源物回収マップに掲載されたリサイクル目的で設置された拠点への持ち込み
京都市のHPで乾電池の廃棄について調べてみると、まずこちらの自治体はリサイクルに力を入れているようなところを感じます。
そのことが随所にあらわれているのが、資源物回収マップではないかと思います。乾電池などの回収場所をこれまでご紹介してきた自治体とは違って文字情報ではなく地図上に掲載することで直感的に回収場所が把握できるようになっているのが良いですね。
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神戸市の乾電池の捨て方
つぎは異国情緒漂う港町神戸市における乾電池の捨て方についてになります。
神戸市では乾電池、リチウムコイン電池(記号がCRまたはBRのもの)に関しては燃えないゴミとして回収するようになっています。
同じ関西圏でも大阪、京都、神戸とかなり乾電池の捨て方が違っています。
ボタン電池・二次電池に関しては最寄りの電気店や時計店、カメラ店などに設置してあるボタン電池回収缶に入れるようになっています。
堺市の乾電池の出し方
次は大阪府の南部に位置する堺市の事情についてです。大阪府南部最大の都市、堺市ですがこちらは大筋では他の主要都市と乾電池の捨て方は変わらないようです。
まず、小型の充電式電池については堺市の方では収集できないようになっていて、家電販売店などに設置されている「小型充電式電池リサイクルBOX」に直接持ち込むようになっています。
あと一般の乾電池と充電式でないボタン電池については市の公共施設や市内協力スーパーに設置する回収ボックスに投入するか、市内電気店、ホームセンターなどの回収協力店の店頭にて回収するようになっています。
枚方市の乾電池の捨て方
関西圏の最後は大阪府の北西部、京都府と隣接する枚方市の事情についてになります。
関西圏以外の方にはあまり知られていないかもしれませんが、枚方で「ひらかた」と読みます。
「ひらパー」の愛称で親しまれているひらかたパークがあるところです。
この枚方市も堺市などと同じように公共施設や協力販売店に設置された回収ボックスに使用済みの乾電池を持参し投入する形になっています。
回収ボックスに投入できるのは円筒形、角型の乾電池と、ボタン電池になります。
回収ボックスの設置場所についてはこちらで確認できます。
小型充電式電池は対象外になっているので一般社団法人JBRCが設置するリサイクルボックスに投入するようにしてください。
東京都内
関西圏をご紹介してきたので、やっぱり東京都内の自治体での乾電池の捨て方についてもふれておきたいと思います。
都内の23区と市町村全部をご紹介するのはちょっと無理なので、区内の主要な箇所だけご紹介させていただきます。
世田谷区での乾電池の捨て方
まず最初は世田谷区についてです。世田谷区は乾電池の捨て方についてはかなりシンプルになっている感じがします。
一般の乾電池と、これまでにも他の自治体でご紹介してきた型番がCRとBRのリチュウムイオン電池は「不燃ごみ」として出すようになっています。
その他のボタン電池や充電式電池に関しても販売店に返却する形をとっていてボタン電池に関する協力店はこちらで検索でき、小型充電式電池の協力店は、つい先程もご紹介したJBRCのサイトで確認できます。
中野区の乾電池の捨て方
次は中野区に関しての情報になります。中野区の乾電池の捨て方は、世田谷区と違ってリサイクル目的で回収ボックスを設置し、そのボックスに使用済み乾電池を投入するシステムになっています。
中野区の乾電池回収場所についてはこちらで確認できます。
あと他の自治体と同様にボタン電池と小型充電式の電池については協力店に設置してある回収ボックスに入れるようになっています。
中野区のボタン電池回収協力店検索は ⇒ 電池工業会のサイトで!
充電タイプの小型二次電池の回収協力店検索は ⇒ JBRCのサイトで!
大田区の乾電池の捨て方
つぎは大田区について。大田区は世田谷区と同じタイプの乾電池の捨て方方式をとっています。
一般の乾電池は不燃ごみとして出して、ボタン電池と小型充電式電池に関しては販売店にご相談くださいと案内がされています。
ご相談くださいというのは、ようするに回収ボックスを設置してある販売店に持参してくださいということなのでしょう。
なので、お近くの電気店やホームセンターなど乾電池の回収ボックスがあるところへ持参してください。
港区での乾電池の捨て方
東京都最後は港区での乾電池の捨て方になります。港区はこれまでとは少し事情が違います。
一般の筒型乾電池に関しては「不燃ごみ」として出すこともでき、またリサイクル目的で区が設置してる回収ボックスへ持ち込むこともできます。
■港区の乾電池回収ボックス設置場所はこちらで。
ボタン電池と小型充電式電池については販売店へ持ち込むようになっています。お近くの電気店などにおたずねください。
横浜市の乾電池の捨て方
東京をやってお隣の神奈川、それも大都市の横浜市に触れないのは少々まずいのではないかと、番外編で横浜市での乾電池の出し方についても調べてみました。
調べてみると横浜市はこれまでのどの自治体とも違う方式での捨て方になっていました。
横浜市で回収する電池はマンガン乾電池、アルカリ乾電池、リチウム一次電池、ニッケル系一次電池 コイン電池(形式記号CRまたはBR)になり、これらの電池で使用済みのものは、透明または半透明のビニール袋に入れて「燃えるゴミの収集日」に指定の収集場所に出すようになっています。
「燃えないごみの日」、「不燃物」の収集日ではなく「燃えるゴミの日」に出すのがちょっと変わってます。
あとお決まりのボタン電池と小型充電式電池に関してはこれまでの自治体と同様にそれぞれの電池の回収ボックスを設置してる販売店に持参するようになっています。
仙台市での乾電池の捨て方
最後に東北の大都市、宮城県の仙台市についての情報になります。
仙台市の乾電池の捨て方に関しては週一回の地区ごとに決められた曜日に、透明な袋に乾電池を入れて決められた回収容器に入れるようになっています。
ボタン電池と小型充電式電池に関しては他の自治体同様、回収ボックスを設置してる協力店に直接持ち込むようになっています。
お近くの家電量販店やホームセンターの方へお尋ねください。
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