先日の防災の日、うちの奥さんの実家であることが問題になりました。
義理の父親と母親が住む地区で高齢者を対象にした防災講習会のようなものがあって、実家のおとなりのご主人が話を聞きに行ったそうです。
それでおとなりのご主人が地震による家具の転倒防止の重要性について話をきいてきたそうで、嫁の実家の家具も転倒防止をほどこしておいた方が良いのではないかとの話に・・・。
で、おとなりのご主人が話を聞いてきて講習会の講師が紹介されていた家具転倒防止のグッズというのがよくみかける「突っ張り棒」タイプのものだったそうです。
で、義父が寝室においてある和ダンスだけでもこの突っ張り棒をとりつけておこうと先日ホームセンターで、和ダンス2さお分の突っ張り棒を購入してきたそうです。
しかし、実際にこの突っ張り棒をとりつける段になって、ある重大なことに気づき取り付けができないことに遅まきながら気づいたそうで・・・。
今回は、そのあたりの話から始めて、さらに突っ張り棒を使えない場合の地震による家具店頭防止について書いていく予定です。
嫁の実家の天井は薄いベニアに梁(はり)が通っている古いタイプの家の作りだった
義父が購入してきた家具転倒防止用の突っ張り棒なんですが、実際に和ダンスの上にセットして突っ張らせてみると、天井の板が「ミシミシ」と音をあげたそうです。
ちょうど下の画像のような天井のようです。薄い板の上に細い3~4cmの幅の角材が横に平行に何本か補強用に付いてるタイプの天井だそうです。
それで、ちょうど和ダンスの上が補強材がまったくとおってなくて薄い天板だけなので、そこに転倒防止用の突っ張り棒をセットすると天井のほうから、メリメリといういやな音がしてしまうという結果に・・・。
これではいけないということで、義母がうちに電話をしてきて何か良い方法がないかとたずねてきたのでした。
私もこの手のことに関しては詳しくなかったのでまずはいつものように調査してみることに・・・。
和ダンスなどの家具の転倒防止は突っ張り棒タイプだけでなく他にもいくつか別のタイプのグッズがあった!
私自身、家具転倒防止についてこれまでほとんど考えることがなかったので実際にどのようなアイテムがあるのかまずは調べてみました。
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そうすると、義父が購入したという突っ張り棒タイプのものがやはり種類が多いようで、普及率も高いようです。
しかし、今回の嫁の実家のケースのように天井の構造によっては突っ張り棒タイプの家具転倒防止器具が使用できないところもまだまだあるようで、そういったところに対処できる別の種類の家具転倒防止アイテムがいくつかありました。
まずひとつ目が蝶番のようになっていて、家具の天板部分と設置してる壁を強力な粘着マット?シートで固定して転倒防止をはかるアイテムです。
これは、取り付けも簡単ですし構造的にタンスが前に倒れにくいのが分かります。
しかし、これだと部屋の模様替えをするときに強力粘着剤でビッタリ着いているのを剥がす必要があるので、その時がかなり苦労しそうです。
あと、もう一つ私が気になった家具転倒防止アイテムが下の商品になります。
ベルクロテープという超強力なマジックテープによってネジや釘が使用できない所でもしっかりと家具を地震の揺れから守ってくれる仕様になっています。
現在このファルベルト人気商品で欠品中だそうです。
これだと、嫁の実家のような古いタイプの天井の部屋に設置してある和ダンスなどの家具転倒防止には最適のような気がします。
前出のような強力な粘着剤で固定するものだと、模様替えや引っ越しなどの時に取り外すのがかなり苦労しそうなので、着脱がまだ比較的容易そうなこちらのファルベルトのほうが嫁の実家の家具転倒防止には向いているようです。
家具の転倒防止だけでなく「扉」の開閉にも注意が必要
あと家具の転倒防止だけでなく、いろいろな箇所の扉が開くのにも注意が必要だということでした。
どういうことかというと、食器棚の観音開きの扉が地震の揺れにより開いて中の食器類が飛び出すケース。
また、キッチンの上部にあったりする収納棚の扉なども揺れによって扉がひらき中に入っているものが下に落下する恐れがあるということです。
我が家だと、ちょうどキッチンの上には普段あまり使わないフライパンや鍋、あとジューサーミキサーなどが収納してあるので、これらが落下して頭上に落ちてくると確実に怪我をするかと思いますので、我が家もこの箇所は対策が必要なようです。
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