これから引っ越しシーズンをむかえて、新しい部屋での新生活をスタートさせる方もきっと大勢いらっしゃるかと思います。
そんな中、新生活をスタートさせる上で色々と住居に関するトラブルってつきものです。
それで、今回はマンションやアパートなどの玄関の「鍵が入りづらい」、「鍵がようやく入っても鍵が回りにくい」といった症状のときに、多くの方がまずためされると思う方法・・・呉工業の556、私などはCRCと呼んでますが・・・、こいつを鍵穴にスプレーされる方が結構いらっしゃるかと思います。
私も以前やったことがあるのですが、実はこれやったら駄目、NGであることをご存知でしょうか?私は友人の不動産屋から聞いて初めて知りました。
そこで、今回はこの玄関の鍵穴についつ556をスプレーして失敗しないための情報についてお伝えしていきます。
556のスプレー缶本体には車の鍵穴に使用できるような写真が掲載されているけど・・・
私のうちでも呉工業のCRC,クレ5-56は常備しています。よく使うのは、窓のアルミサッシまわりとか、あと以前は居室のプル紐のスイッチがついている蛍光灯の根本の部分によく使っていました。
プルスイッチって、使ってると引っ張っても蛍光灯がつかなかったり、ひっかかりがあったりしてたので、そのような症状が発生したときに556を使用してました。
それで、今回のテーマとしてとりあげた556は鍵穴にはスプレーしては行けない!スプレーすると鍵が壊れるということについて調べてみると、かなりこの件については知られているようで色々な情報がありました。
しかし、それらの情報を調べている途中に私の真後ろに556があったことを思い出し、スプレー缶本体にかかれている注意書きなどに目を通してみたんです。
そうすると、スプレー缶本体に使用例を説明するために分かりやすいように何枚かの写真が掲載されていたのですが、左側の一番上に「自動車のカギ穴」と文字が記載されて車のドアの鍵穴部分の写真が掲載されていました。
これはどういうことだろうとふと考えました。一般的に玄関の鍵などが回りにくい、入らない時など556をスプレーしたらよいと思われている人も大勢しらっしゃるようですが、私の友人など不動産屋さんや関連業種のプロの方などは玄関の鍵穴に556は使用不可とおっしゃる方が多いように思いますが・・・販売元の呉工業さんは556のスプレー缶本体に「自動車のカギ穴」には使用できますみたいに写真を掲載されています。
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鍵穴に556をスプレーして壊れる原因はホコリの付着
鍵穴に556をスプレーして壊れる一番の原因は鍵穴の残った556の液体にホコリが付着して鍵のシリンダーが壊れるというのがメジャやーなものとして知られています。
確かに一旦556をスプレーして塗布すると、かなり長い期間塗布した部分が濡れたようになって湿っているのを見ることがあります。
自宅の窓のサッシに556をスプレーするとかなり長い日数、その部分だけ濡れたようにテカっているのを何度も目にしたことがあります。
あの濡れたしっとりした感じと、無香タイプではないレギュラータイプの556だとかなりニオイも残りますよね。
あのしっとりした部分が鍵穴の中にあったとしたらそこに空中に漂う砂埃などをはじめとする粉塵が付着してしまって、精密な鍵のシリンダーのトラブルにつながるということでしょう。
ということを踏まえて、556のスプレー缶本体に印刷してある前出の「自動車のドアのカギ穴」を見てみると・・・鍵穴からのホコリを防ぐためかシールドのようなものがあって、鍵の奥が見えないようになっています。
これは車自体が埃っぽい道路を常に走るからこのような鍵穴の中に粉塵、土埃などが侵入しにくい構造になっているのでしょうか?
それを考えると、車のドアの鍵に556をスプレーしても大丈夫のような気がしてきました。というか、556を販売してる呉工業さんがスプレー缶本体に写真を掲載して使用例を示しているのですから、車のドア鍵には556の使用は大丈夫なのでしょう。
これが出目であれば、これまで何十年ものあいだ巷を走ってる車のドアの鍵が556をスプレーするたびに壊れて、呉工業さんにとんでもない数のクレームが届いていることでしょう。
スプレー缶本体の自動車のドアの鍵穴の写真はそういったトラブルがないことを前提に掲載されているものでしょうから、車の鍵穴に関しては安心して使ってよいと考えてよいのではないでしょうか?
しかし、一般の住宅の玄関の鍵に関しては外部から鍵穴を通って外気をまっている微粒子の粉塵などが侵入して556が塗布された箇所に付着して故障の原因になるようなので、住宅の玄関の鍵には使用しない方がよいようですね。
ホームセンターに行くと、玄関の鍵穴専用のスプレーがあるので、それを使用するのが一番間違いないと思います。
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