前回、プロの掃除業者さんから聞いた掃除道具についてのお話を書かせていただきましたが、今回はその同じお掃除屋さんに聞いた、私達素人が自宅の掃除で頭を悩ませる「カビ取り」についてのお話を書かせてきただきます。
うちの自宅でカビが一番発生しやすいのが、やはりというか当然というか「お風呂場」になります。お風呂に入っているときに、気がついたら市販のカビ取り剤(うちの場合はカビキラーを使ってます)をスプレーするのですが、なかなか完全除去にはいたらないケースが多いです。
それで、前回お話を聞かせていただいたプロのお掃除屋さんに、「カビ取り」についてのお話を聞かせていただいたので、今回はこの件について書かせていただきます。
目次
そもそもプロの掃除屋さんが使っているカビ取り剤は一般的な市販品よりかなり強力
自宅の浴室のカビ取りの話を、私がお掃除屋さんにしたら、いろいろためになる話を聞かせてもらいました。
まず、そもそも論なんですが、プロのお掃除屋さんが使用されている「カビ取り剤」が、私達素人が自宅で使っているカビ取り剤よりもかなり強力なんだそうです。
カビ取り剤の名前も教えてもらいました。「ジアノック」という商品です。素人では手に入らないしろものなのかと思っていたら、ネットの通販サイトで誰でも購入できるそうです。
そのお掃除屋さんも自宅用に楽天で購入されているとのことでした。お掃除屋さんが勤めている会社で、仕入れている業者さんで購入するよりも楽天で買う方が安いとおっしゃっていました。
実際の商品を楽天で調べたらすぐみみつかりましたが、一番内容量の少ないタイプがたぶん「250ml」入りのやつだと思うのですが、不思議なことに下記の「600ml」入りのやつが、現時点では送料無料で価格が安かったです。
このショップさんが現在、在庫セールみたいなもので、値段を下げていらっしゃるのでしょうか?
参考までに楽天のジアノックを出品されているショップさんの一覧を下記にリンクしておきます。
上記の一覧を見ていると、やはりプロのお掃除屋さんが使う「カビ取り剤」だけあって、内容量が一番多いのが「20kg」というタイプのジアノックがありました。(爆)
掃除屋さんが言ってましたが、実際に使用するときはスプレーボトルに水で希釈して薄めたものを入れて、お掃除の現場で使っていらっしゃるそうです。
【注意事項】使用するスプレーボトルは、「細かい霧状になるタイプのスプレー」は使用したらダメだとおっしゃっていました。市販のカビキラーのようにスプレーしたら「泡になるタイプ」じゃないと、霧状にスプレー噴霧すると「吸い込んで危険」だとのことなので、ご使用を考えていらっしゃる方は、十分注意して使用されてください。
で、プロの掃除屋さんが薄めて使うとおっしゃるだけあって、このジアノックというカビ取り剤はスーパーなどで売られている市販のカビ取り剤よりもやはりかなり強力だとおっしゃっていました。
それでも、お掃除の現場でひどいカビだらけのところでは、このジアノックも効果が出ないところもあるそうで、そういった箇所は「原液」を直接カビに塗布されるとのことでした。(凄)
で、そのお話を聞いてからうちの自宅も楽天でジアノックを購入しました。容量「3kg」のタイプを・・・(爆)。購入したのがもう5年以上も前のことですが、まだ全然余ってます。(笑)
値段が千円台だったので、思い切って3kgのタイプを購入したのですが、カビの程度にもよると思いますが一般家庭ではこの容量はちょっと多すぎるのではないかと思います。
実際使ってみて・・・うちの場合は一発でお風呂場のカビはきれいにおちました。やはり市販のカビ取り剤よりは強力なようです。
<スポンサードリンク>
お風呂場のカビ取りはトイレットペーパーなどを使ってつけ置きが良いそうな
私などは、カビを見つけたらカビ取り剤をその箇所にプシュッとスプレーして終わっていましたが、やはりこれではせっかくのカビ取り剤がもったいないとのこと。
それでお掃除屋さんが教えてくれたのが、一旦カビがはえている箇所にスプレーして、その上から細く丸めた「トイレットペーパー」を上から密着させて、さらにその上からもう一回カビ取り剤をスプレーして「つけ置き」するとよいと教えてもらいました。
結局、浴室の壁などにはえているカビにカビ取り剤をそのままスプレーしても、液がそのまま下に垂れてしまって「カビが生えている箇所にカビ取り剤がとどまらない」ので、効果が発揮されないとのこと・・・。
確かに私の場合は、お風呂に入っているときにカビを見つけてカビ取り剤をスプレーしてそのままだったので、壁から液がすぐに垂れていたのを記憶してます。
あと、カビ取り剤を塗布するときは私のようにお風呂に入っている時とか、お風呂から上がってすぐにスプレーするのはよくないそうです。
カビがはえている箇所がお湯で濡れている状態でカビ取り剤をスプレーしても、溶剤が水で薄まってしまうのでこれも効果が薄れるとのこと。
言われてみると納得しますが、なかなかここまでは気が付きませんでした。
カビははやさないようにするのが一番重要
それで、最後にお掃除屋さんがおっしゃっていたのが、「カビははやさないようにするのが一番重要」というお話でした。
カビは一旦生えてしまうと、カビ取り剤できれいにして「見た目ではきれいになっても」実際はカビはまだそのまま生きてるそうです。(え~っ?)
カビ取り剤は、「カビを漂白」してるだけで、カビを根絶させたわけではないとのこと。
なので、お風呂場などはカビが生えないような環境づくりが大切だとお話されていました。具体的にどのようにするのがよいのかというと、お風呂からあがるときにお風呂場全体にシャワーで「冷たい水をかける」こと。
こうすることで、お風呂場の中の温度を下げる効果があるのでよいのだとか・・・。カビは温度が高いと生えやすいので、まずは温度を下げることに注力するようにしたらよいそうです。
あと、当然浴室の中を乾燥させること。お風呂から上がったら窓をあけたり、換気扇があれば換気扇を回して浴室を乾燥させるのが重要!浴室乾燥機がついてるのが一番ベストでしょうね。
3つ目が、浴室を清潔にたもつこと。浴室は石鹸カスやシャンプーの残り泡などが飛び散って放置されてしまっているケースがあるので、こういった汚れをそのままにしておかないことも大切だとのことでした。
バスタブの掃除は、お風呂に入るときいつもやってますが、浴室の壁とか床の清掃って我が家ではあまりやってませんでした。
これから、しばらくすると梅雨の時期に入るので、もう一度自宅の「カビ対策」について見直してみたいと思います。
【ご注意!】今回ご紹介した「ジアノック」はプロの業者さんが使用するカビ取り剤です。市販のカビ取り時にも注意書きがなされていますが、酸性タイプの洗剤とまぜると有毒なガスが発生するので、取扱には十分留意いただき、ご使用を検討されている方は自己責任でご使用いただきますようお願いいたします。
<おすすめ記事>
■https://ftstyle.net/haisuikou-futa
<スポンサードリンク>