車を運転される方であれば、一度は「ここにカーブミラーつけて欲しいな~」と思われたことってあるのではないでしょうか?
私も日常的に車のハンドルを握っているのですが、自宅近くのT字路で見通しが悪い箇所があって前々からここにカーブミラーつけてほしいなーっと思っていたのですが、思うだけで行動に移すことなく何年も経過してました。
5年ほどまえに近所の方とお話していたら、ちょうどこの見通しの悪いT字路の話になってカーブミラーの設置を依頼してみようという話になったことがありました。
今回はその時に各所へ電話をかけたり調べたりして道路にカーブミラーの設置をどこに依頼して、最終的に設置までの足掛け4年ほどの話をご披露させていただきます。w
カーブミラーは設置したい道路の管理者に依頼
まずカーブミラーの設置をお願いしたい場合、どこに依頼したらよいのか?というのが最初に疑問としてありました。
近所の方との話では
警察
市役所
このどちらかだろうと・・・。それで、最初に地元の警察署の代表番号に電話をして「カーブミラーの件でお聞きしたいことがあるのですが・・・」みたいな感じで電話をかけてみました。
担当のものと代わりますと一言言われて、電話口出てきた方に「カーブミラーの設置をお願いしたいのですが・・・」・・・、最後の「が」を言い終わらないうちに
機械的な声で「場所はどこですか?」と聞かれたので、「自宅近くの市道で、番地が・・・」と説明しようとしたら、また割って入るように「なら市役所に電話してください。カーブミラーの設置は、設置したい場所の道路の管理者に依頼するようになっています。」
事務的に説明されて、ぶっきらぼうに電話での会話は終了しました。w
ということで、警察署に電話をして分かったことは
■カーブミラーの設置は、設置したい道路の管理者に依頼をするようになっている。
それで、次は市役所に電話したのですが・・・この先が大変でした。
市役所のカーブミラー設置部署が一筋縄ではいかなかった
警察のときと同様に市役所に電話をしてカーブミラーの設置について聞きたいことがと伝えると、今度は幾分愛想のよい声で土木課の担当者につないでもらいました。
それで、警察のときと同じように自宅近くの市道で見通しの悪いところがあるので、カーブミラーの設置をお願いしたいと伝えると、予算の話からすでに予算が降りた箇所については随時設置を進めているものの、まず設置するにあたって設置基準や普通であればこの手の依頼は自治会を通して依頼される・・・云々延々数十分・・・まるでお説教をされているような感じでした。
そこで、初めて簡単にカーブミラーを設置してほしいと依頼しても話が前に進まないことが分かりました。
一旦電話を切って、自治会で話をまとめろみたいなことを言われたのですが、私が住んでる地区の自治会は高齢化でほぼ崩壊寸前なんですね。w
自治会長のなり手がいないし、若い夫婦の家庭などは最初から自治会に入会しないところが増えて数年前から会費の徴収もなくなっている状態です。
高齢者の家庭は、一人暮らしだとか認知症や介護が必要な方がかなり多く、老人福祉に関しては施設不足、人手不足で大変なことになっているようです。
はっきり言ってカーブミラーどころの話ではないんですね。
そこで、私はこのカーブミラーの話をしたご近所の方々に話をして私達だけでも話をまとめて市役所に設置の依頼をしてみようということになったのですが・・・。
書類を作って実際に市役所に持参したのですが・・・市の財政が厳しくなかなかカーブミラーの設置までは時間がかかるような話をのらりくらりと・・・。
一応窓口に依頼はしたものの、それから頓挫してしまったようで3年ほどなしのつぶて状態でした。
それが、ある人物の出現で話が急展開に・・・
地元の市議会議員に話をしたらあっという間にカーブミラーが設置(笑)
先程書いたように私が住む街では、高齢化と過疎化がすすんでいます。それで、介護施設や老人ホームに入所したくてもできないおじいちゃん、おばあちゃんが沢山いるんです。
で、うちの近所でカーブミラーの話をしたご近所さんの中に、身内に老人ホームに入所したいおばあちゃんがいて、もう何年もお願いしてるのに全然空きが出なくて入所できない方がいらっしゃいました。
しかし、そこのおじいちゃんの学校の後輩で地元で長年市議会議員をしてる先生が、そのおじいちゃんの家に選挙前で挨拶にこられた時に、おばあちゃんの話になってもう3年も探しているのに施設に入所できないともらしたら・・・
翌月におばあちゃんは地元で一番新しい立派な老人ホームに入所できたそうです。(笑)
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で、その話をうちの奥さんが、そのおじいちゃんのお宅のお嫁さんと立ち話をして聞いてきたので、私が「その市議会議員の先生におじいちゃんからカーブミラーの設置について依頼してもらえないかな~?」と話したところ・・・
うちのおくさんが馬鹿なふりして、そこの奥さんに翌日話をしにいって、奥さんからおじいちゃんへ、おじいちゃんから後輩の市議会議員の先生へ・・・とトントン拍子に話が伝わり、それから一ヶ月たたずに、希望してた箇所にカーブミラーが設置されました。(笑)
選挙前だったこともあってか、市議会議員の先生仕事が早かったです。(爆)
老人ホームの入所が全然決まらなかったおばあちゃんが、速攻で一番良い施設に入所できたり、正攻法で市役所にカーブミラーの設置を依頼してものらりくらりとなしのつぶてだったのが、あっというまにカーブミラーの設置が実現したり・・・
これぞ田舎の社会って感じでした。
今回のまとめ
カーブミラーの道路への設置は、その道路の管理者へ設置依頼するのですが、市道なら市役所、県道なら県庁、国道なら国土交通省へ依頼するのですが、今回私が経験したようにお役所にまともに正攻法で依頼するのもよいですが、なかなか話が進まい等ありましたら、地元の市議会議員さんなどに陳情でお願いしてみると話がトントン拍子に進むかもしれません。
今回のおじいちゃんのように、昔から知ってる人物が議員さんをやってたりすると話がつけやすいでしょうし、議員歴が長い先生にお願いすると話が進みやすいような感じがしました。
このとき、間違っても金品などを持参しないようにしましょう。(笑)贈収賄で捕まります。
私も同級生とか、後輩が地元の市議会議員にならないかな~。w
カーブミラー設置に関する参考情報
国土交通省が公開してる資料「道路照明施設設置基準」の中に
カーブミラー(道路反射鏡)が実際に設置されている事例について掲載されています。
(1)細道のT字交差点
(2)信号機のない十字交差点
(3)曲線カーブ道路
(4)駐車場などの出入り口
また、ネットには地方自治体の公式サイトにカーブミラーの設置に関する情報掲載されているところが結構あるので、カーブミラーの設置の依頼を考えている方はご自身がお住いの地区の自治体の公式サイトを一度のぞいてみて情報収集をされてみてはいかがでしょうか?
・カーブミラーに頼ることによって発生している交通事故もある。交通法規では見通しの悪い道路では、最終的には運転者自身が目視で安全の確認をする「義務」がある。
カーブミラー設定に迅速に対応してくれた議員さんのある共通点
最近またカーブミラーの設定を議員さんにお願いして設定してもらった話を耳にしました。
地元の県道でT字路のところにカーブミラーをつけてほしいと周辺住民の人たちが長年思っていたそうですが、それがある県会議員に話を持っていったら、気がついたときにはカーブミラーが設定されていたそうです。
該当するT字路の箇所は私も、たまに車で通ることがありますが、たしかに山から下ってきて県道に出るとき、左からくる車やバイクが確認しずらいという感じはありました。
この場所へのカーブミラーの設置は相当以前から地元の人達が、警察署や役所に要望を伝えていたそうですが、なかなか予算がつかなかったのか設置にまでいたらなかったようです。
しかし、県会議員のある議員さんにお願いしたらあっというまにカーブミラーが設置されたそうで・・・。
その県会議員さんの名前を聞いて私はあることに気づきました。
市議会議員も県会議員もある特定政党の所属議員だった
県会議員さんの名前を聞いて、所属政党名を聞いたときに、私はあることに気づきました。
近所のおじいちゃんが市議会議員にカーブミラーの設定をお願いしてすぐ設定してもらったという話を書きましたが、その市議会議員さんと今回話しを聞いた県会議員さんは同じ政党に所属しておられます。
そう、公明党です。
公明党さんって、長年国政では自民党と連立与党という立場で、「国土交通大臣」のポストを死守してこられました。
なので、カーブミラーの設置という、特定の市民の願望かもしれないこの道路行政の小さな行為に対しても絶大な力を発揮するのではないだろうか?(笑)・・・と、下衆の勘ぐりではありますが、思ってしまいました。
国道なんかへのカーブミラーの設置要請とかなると国土交通省管轄でしょうから、公明党の議員さん強そうな感じがしませんか?w
今回私が聞いた話は、市道と県道へのカーブミラーの設置というケースでしたが、いずれの場合も動いてくれたのが、公明党さんの議員さん・・・単なる偶然でしょうか?
どうしてもカーブミラーを早急に設置してもらいたい場合は、地元の義委員さん特に公明党の議員さんにお願いすると良い結果が得られるかもしれませんね。(笑)
議員さん個人の人脈や力にもよるでしょうが、案外的外れではないような気がします。
最後に、私は学会とは何の関係もありません。爆
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