状況判断を鍛えるトレーニングをする上で役立つ本

ライフハック

 

状況判断力って、いざというときに非常に重要な能力になることは修羅場や危機的状況を体験された方であれば説明の必要はないかと思います。

 

しかし、この状況判断を鍛えるためのトレーニングを日常生活で取り入れたり、普段の仕事などでそのスキルを高めようとしても実際にどのようにやればよいのかなかなか具体的なやり方が分からない方が多いかと思います。

 

また、状況判断を求められる場面も様々で、仕事中はもちろん、趣味のスポーツなどでもその能力が問われるシーンが多々あります。

 

スポーツだとサッカーや野球は状況判断力を問われる場面が多いスポーツではないでしょうか?

 

そういった、状況判断を鍛えるための実践的なトレーニングを進めるにあたり参考になる本を今回はご紹介していきたいと思います。

 

まずは大枠における状況判断を書籍で学ぶ

 

状況判断が必要になる場面は、人によって様々だと思いますが、個人的な損益や生死を分かつような状況判断について学ぶまえに、組織における状況判断についてまずはその大枠を知っておくと、個人的な状況判断について落とし込みやすくなるかと思います。

 

例えが適切ではないと思いますが、「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、ディテールにばかり意識がいくと全体的なことが近視眼的になって見えなくなってしまうことがあります。

 

細部を積み重ねて、大局観を養うという流れもあるのでしょうが、今回のようなケースではまず大枠を頭に入れてから細部に入るほうが整理されて頭にも入りやすいでしょうし、実践するときもトレーニングしやすいかと思います。

 

その観点からまずおすすめしたい本が

 

こちら ⇒ 勝つための状況判断学 (PHP新書)

 

こちらの本は、過去の歴史に名を残す軍隊の名将の言葉をもとに状況判断についてのエッセンスが学べる本です。

 

特に私が好きなドイツ(プロイセン)の鉄血宰相ビスマルクの言葉が紹介されていますが、

 

「愚者は自分の経験に基づいて判断する。賢者は人の経験を最大限に利用する」

 

これ普通は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というのが一般的だと思います。状況判断をする場面で、多くの方は自分のそれまで歩んできた人生経験をもとに「判断」されることが多いかと思います。

 

しかし、これで失敗する、失敗した人が世の中ゴマンといます。なので、賢明な人は先人の轍を踏まないように書物などを通していざというときの状況判断の判断材料を蓄積されているようです。

 

<関連おすすめ書籍>

ドイツ参謀本部 (渡部昇一ベストセレクション 歴史2)

 

日本にも状況判断力に優れた歴史上の人物はたくさんいる

 

前出の書籍は世界的な視野から歴史上の名将などを紹介した本ですが、我が日本にもこれらの名将に勝るとも劣らない歴史上の名将が言うまでもなくたくさんいます。

 

そのような日本の歴史上の人物、とくに歴史好きの方に人気の戦国時代の人物にスポットをあてた本が

 



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こちら ⇒ 状況判断―まず計算し、しかる後これを超越せよ

 

戦国武将でも特に人気のある上杉謙信、武田信玄、織田信長の3人をとりあげ状況判断について書かれた本です。

 

40年ほど昔に出版された本ですが、今現在でも状況判断を鍛えるトレーニングを実践される多くの方が手にとる本の一冊になっています。

 

歴史上の戦国武将にスポットをあてた本で、これほど長く愛読されている本ですから状況判断に関するエッセンスが濃ゆい濃度で凝縮されていると思いますので、気になる方はぜひご一読を。

 

<関連おすすめ書籍>

情況判断の行動学―行きづまり打開の「脳力」開発法 城野宏

 

スポーツにおける状況判断関連書籍

 

スポーツにおける状況判断も競技ごとに様々な技法、トレーニング方法があって一朝一夕で簡単に身につくものではないと思います。

 

スポーツも複数でやるチームプレイの競技と、一人でやる個人競技とがありますが、今回は双方を代表してポピュラーなサッカーと、ゴルフに関する関連書籍をご紹介させていただきます。

 

まず、サッカーの方ですが冒頭でご紹介した本でふれたビスマルクのドイツのサッカーにフォーカスした書籍になります。

 

こちら ⇒ 世界最強ドイツサッカーに学ぶサッカートレーニング術: ゲームに勝つための想像力、素早い状況判断、攻守の切り替えが身につく

 

私はサッカーに関してはあまりくわしくないのですが、ドイツを含むヨーロッパのプロサッカーチームの凄さは分かっています。

 

ワールドカップで優勝するよりも、ヨーロッパチャンピョンになる方が難しいとの言葉も知っています。そのヨーロッパの主要強豪国の一つがドイツであることも知ってます。

 

ワールドカップのときに黒と白の縦縞ユニフォームで数々の名勝負を世界中のサッカーファンに見せてくれました。

 

鉄血宰相ビスマルクがいた国で、冒頭の関連書籍で紹介した渡部昇一さんの本でくわしく紹介されている参謀本部があったドイツで育ったサッカーがいかなる戦術、テクニックで世界の強豪たりえたのか・・・。

 

サッカーを現在やらられているプレイヤーの方はもちろん、指導的立場の方にもぜひご一読いただきたい一冊です。

 

つぎにご紹介するのが、ゴルフに関する

 

こちら ⇒ 田原紘のイメ-ジ・ゴルフ 状況判断がスコアをのばす /PHP研究所/田原紘

 

ゴルフになると基本一人でプレイしますからコースごとの状況判断は自分で全部判断することになり、だれも相談する人、助けてもらう人はいません。キャディさんがいればコースの状況などを聞けますが、それだけではすべて判断できるわけではありませんよね。

 

これまでは、敵対するチーム状況や戦況が状況判断の大きなファクターだったかと思いますが、ゴルフの場合はそこにコースや風などの自然に関する要素が加わってきます。

 

これが、多くのアマチュアゴルファーの状況判断を狂わせるポイントになっていたりします。

 

なので今回ご紹介した本で実際にどのような状況判断を実践でやっていくのか、ゴルフのスイングなど技術的な知識、情報だけでなくこういった情報にも、これまでに伸び悩んでいたスコアップの秘訣が数多くおちているかと思いますので、今度コースに出るまえに是非手にとってみてください。

 



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