以前このブログでも何度か書いたと思いますが、私は夏場の暑い時期だけ地元のサーフに釣りに行きます。
上記の記事はタチウオのショアジギングについて書いた記事ですが、私が通常夏場にやるのはサーフ(砂浜)からのライトショアジギングになります。
ターゲットは青物からフラットフィッシュまでで、釣れた魚は自宅でさばいてたいてい刺し身で食べます。
特に私はカンパチの刺し身が好きで、カンパチが釣れたときは、すぐに締めて血抜きをして塩氷につけ・・・帰宅してさばいて食べます。笑
で、先日今年初めての釣りに行ってきたのですがお目当てのカンパチの小さいのですが釣れて速攻で帰宅。そして、そのカンパチを捌こうと魚をおろすときに使う出刃包丁を取り出したところ・・・思いっきりサビてました。
刺し身を引く、刺身包丁もガッツリ錆びてしまっていて、約1年前に使って、後の手入れが悪かったみたいです。
それで、今回はこのサビた包丁をもとのようにきれいにする必要があるので、包丁のサビを簡単に取る取り方がないものかと調査したものを記事にしようと考えています。
目次
包丁のサビの取り方はサビの状態によってやり方が違う
包丁のサビの取り方といっても、サビの状態の違いによってその取り方も違ってきます。
今回は軽度のサビと、重度のサビにおかされてしまっている包丁のケースを中心にサビの取り方についてご紹介させていただきます。
包丁のサビが軽度の場合
包丁に発生したサビがそれほどひどくない場合は、お酢に直漬けするのが一番簡単なサビの取り方になるかと思います。
下の動画で紹介されているようにお酢に錆びた包丁を時間にして5分ほどつけて、あとは酢から取り出した包丁の表面を軽くこすってきれいにする方法になります。
※Youtube OnePotChefShowチャンネルより
上記の動画の包丁のサビよりもう少しサビの状態がひどい場合は、「温めたお酢」に包丁を同じようにつけこんでサビを取る方法もあります。
この場合、酢を温めるのにサビている包丁が入るサイズの「アルミトレイ」にお酢を入れてコンロにかけてお酢をあたため包丁をつける方法もあります。
扱うのが、包丁ということと酢を熱するので怪我ややけどには十分注意してください。
サビの程度が軽度~中程度の場合
あと最初はご紹介する予定ではなかったのですが、ふと思い出した包丁のサビの取り方で重曹とクエン酸を使った方法がありました。
こちらは近年おそうじ事では頻繁に取りだたされている「重曹」と「クエン酸」と使う方法なのですが、まずサビた包丁に重曹をぬりこみます。
そのあと、クエン酸をかけて化学反応をおこしてサビを取る方法です。重曹もクエン酸も最近は100均で手軽に手に入るので、ご自宅にどちらともあるというご家庭も多いのではないかと思います。
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そういったご家庭ではぜひ一度試してみてください。
包丁のサビがひどい時のサビの取り方
今回1年ぶりに出した、魚をさばくときに使う出刃包丁と、刺し身包丁はいままで見たこともないような強烈なサビにやられていました。
この包丁、これまでにご紹介してきた方法でのサビ落としではほとんど包丁についたサビを取ることはできませんでした。
こうなると、もうサビを簡単に落とすというのには難しくなってくるかと思います。
このレベルのサビだともう物理的にこすってサビを落とす方法に入ってくるかと思います。
研磨剤が入った歯磨きでサビ落とし
まず、一つの方法として研磨剤が入った歯磨きを使ってサビを取る方法です。最近の歯磨き粉は「研磨剤が入ってない」タイプのものがあるので、研磨剤が入っているか確かめてから錆取り作業に入ってください。
歯磨き粉で包丁のサビを取るときに、ワインのコルクでこするとやりやすいです。あと私がおすすめなのは、車のワックスを塗るときに使う背に固いウレタンのようなものがついてるスポンジです。
車のフロントガラスの油膜とりに使う有名なキイロビンに付属してるパッドみたいなやつです。これは大きくてこすりやすいです。
カーショップなどに安くで単品で売ってると思います。
で、今回の我が家の包丁。研磨剤入りの歯磨きでも駄目でした。orz
粉末・液体クレンザーでサビ落とし
歯磨き粉からさらにパワーアップして、台所などで使用する粉末、液体のクレンザーで包丁のサビ落としに使えます。
歯磨き粉に比べると、クレンザーの方がさらに研磨剤の含有量が多く、肌理も荒いので頑固なサビにはむいてると思います・・・が、このクレンザーを使ってこすっても我が家の包丁はだめでした。
ここまできて、クレンザーでだめならと車のボディーに使用するコンパウンドを持ち出し使ってみました。
使ったコンパウンドはかなり荒目のやつを使ったのですが、少しはサビが落ちてるのは目視でわかるのですが、こすった回数からするとこれがサビが完全にきれいに取れるまでどれだけ時間がかかるんだ!と思ってしまうほどサビは遅々として落ちませんでした。
結局最後は砥石で磨いた
結局最後は庭の物置から砥石を出してきて、砥石でみがいてサビをおとしました。
砥石でも簡単にサビが落ちたわけではなくて、かなりの時間がかかりました。出刃包丁と刺し身包丁2本サビととってきれいにするのにほぼほぼ半日かかった感じです。
包丁のサビ落としはサビが発生してすぐに対処しないとサビが頑固な状態になってしまうと一般に言われている錆取りの裏技的なやつだとサビを取るのは難しくなります。
なので、まずは包丁を使ったあとのお手入れをぬかりなくやって、包丁をきれいに洗って水分を完全に拭き取り最後にサラダ油をキッチンペーパーなどで塗布してサビが発生しにくいようにしておくのが、あとあとのことを考えるとよさそうです。
私のように夏場だけしか釣りにいかず、年に一回ぐらいしか魚をさばかない人は、包丁の管理にぬかりがないか再度チェックしてみてください。
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