なぜホットカーペットで火事に?その原因と対策を探る

生活

 

寒い冬場になると各ご家庭では暖房器具が稼働することとなるかと思います。わが家はメインはエアコンで、それにコタツとホットカーペットを併用して暖を取るようにしています。

 

かなり気温が下がってくると近くのガソリンスタンドで灯油を購入し、石油ファンヒーターを使うこともありますが、私が住んでる地域はそれほど冬場気温が下がるところではないのでファンヒーターの出るまくはあまりありません。

 

それで我が家にはリビンをはじめ子供部屋や私の部屋にホットカーペットが冬場になると敷かれることになります。

 

昨日この冬が本格化するまえに自宅の物置からホットカーペットを出してきました。するとその中の一枚にある変化があることに気づきました・・・・

 

今回はホットカーペットによる火災の原因とその対策についてのお話になります。

 

案外知らないホットカーペットの寿命のシグナル。これを放置すると火事になるかも?

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我が家では今から8年ほど前にホットカーペットで火事になりそうになったことがあります。

 

ホットカーペットの一部と座布団の一部を焦がしたことがあるんです。

 

わが家ではタバコを吸う人間もいないのでリビングでボヤ騒ぎが発生するなどとは夢にも思わず、実際に当時は家族全員大慌て、大騒ぎで大変でした。

 

すぐに煙っていた部分はコンセントを抜いてテーブルにあったマグカップに入っていたお茶?だったと思いますが、それをかけて座布団、ホットカーペットともに大きな火事にならずにすみました。

 

この時にホットカーペットの火事の原因について調べてみたんですが、長い間ホットカーペットを使用していて全く知らなかった火事につながるようなあるシグナルについてその時初めて知ったんです。

 

そのあるシグナルというのが、ホットカーペットの本体にしこまれている発熱体、電熱線に沿って変色した状態になっているカーペットはすでに寿命がきてるそうで、すぐさま使用を中止すべきだという話なんです。

 

これ、案外見逃しがちなんです。確かにホットカーペットには電気を通して発熱するための線が仕込まれているのですが、普通パット見、その部分が盛り上がっているので「立体的になって影のように見える場合」があるんですね。



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これがしっかり茶色に一部分焦げていたりすると簡単明瞭で分かりやすいんですが、寿命末期のこのシグナルは結構見逃しがちではないかと思います。

 

この状態のホットカーペットを使用しつづけていると、我が家が体験したような座布団やクッションをその部分に置きっぱなしで電源を入れていると熱がこもってきて最後には発火し火事につながることに・・・。

 

先程書いた先日物置から出した1枚のホットカーペットがちょうどこのシグナルを出しているのを確認したんです。それで、昨日速攻そのカーペットは廃棄処分することに決定し新しいものを購入するようにしました。

 

ホットカーペットからの火事を防ぐための対策は?

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ホットカーペットの寿命、耐用年数ってどれぐらいなのでしょうか?普通に使えば10年ぐらいはゆうに使えるように思いますが、家電量販店の店員さんなどに聞くと5年ぐらいと答える方が多いようです。

 

これ、普通の方だと「これって店員が新しいホットカーペットを買わせたいから5年とか言ってるに違いない・・・」こう思われる方が多いと思います。

 

しかし、先程書いた我が家で発火したホットカーペットは4年目で発火したんです。w

 

使い方、使う環境、ひと冬での使用時間などによってその寿命、耐用年数も大きく変わってくるのでしょうが、うちの家族はあの家の中で煙が出ている現場を目にしてるだけに電気屋の店員さんの話を信じたいくちです。

 

では耐久年数以外にホットカーペットが原因で家事になることを防ぐ対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

取扱説明書に書かれてある正しい使用方法で使うことはもちろん、家事を未然に防ぐ対策の大黒柱だと思いますが、それ以上にシーズン前や、普段のお掃除のときの「目視チェック」が非常に大切だと私は思います。

 

シーズン前に物置から出して確認したときは大丈夫でも、その冬使っている間に劣化して火事につながる状態になる可能性は十分にありえると思います。

 

ですので、ご家庭の主婦の方は普段の日常のお掃除でホットカーペットのカバーをめくって掃除機をかけるときに、毎回目視で何かホットカーペットに家事につながるような変化がないか確認するのが最大の火災防止対策になると思います。

 

最近のものには過電流対策の装置はホットカーペットにはついているようですが、電熱線部分が劣化して温度が上がる状態を監視して火災になるまえに事前に電源を遮断するような装置は・・・・うちのホットカーペットにはついていないようなので、やはり人間の目で確認するのが一番良いようです。

 



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