受験生がいらっしゃるご家庭では秋口から年明けの冬場の受験シーズンまで色々と大変な生活を強いられるかと思います。
受験するお子さんよりもご家族の方が神経をすり減らすケースも珍しくありません。
それだけ精神的にも消耗する受験ですが、やっぱり日本人であれば最後は「神頼み」ということになるかと思います。
受験生本人も、ご家族の方も受験日が近くなると神社に「合格祈願」や「学業向上」のおまいりに行かれる方が多くなると思います。
ところが、その神社に合格祈願にいざ行こうとした日が「仏滅」だったら・・・
行くべきか、行かざるべきか・・・そんな悩みを持つ方って毎年少なからずいらっしゃるかと思います。
で
そこで、今回は神社に合格祈願に行こうとした日が仏滅だったら神社にお参りに行ってよいのかどうか?というところを調査してみました。
そもそも仏滅は合格祈願に行く神社には関係ない!
仏滅の日に神社に合格祈願に行ってよいのかという質問を大手の質問サイトでいくつか見かけました。
ご年配の方などは、その質問自体がナンセンスであることに即座に気づかれるかと思いますが、若い方はお気づきにならないようです。
何の事なのか・・・・
仏滅は、六輝とよばれるよくカレンダーなどに記載されている
先勝
友引
先負
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仏滅
大安
赤口
以上の「六輝」と呼ばれる室町時代に中国から日本に入ってきた、その日の吉凶を判断する指標となったものになります。
また辞書などで仏滅を調べると
【仏 滅】
仏の入滅。釈迦の死。
暦注の六曜の一つ。万事に凶とする大悪日。
これらをご覧になると分かるように仏教の影響を強く受けたものであることが分かります。
で、神社は日本独自の神道によるもので仏教の「お釈迦様」ではなく、「神様」がまつられているところです。
鳥居があって天照大神をはじめとする八百万の神がまつられているのが神社ですね。
では仏滅に神社に合格祈願にいくのはOK?
となると説明するまでもありませんが、仏滅の日に神社に中学入試、高校入試、大学入試などの合格祈願にいくのは全く問題ありません。
この仏滅の日に神社に合格祈願に行こうかどうしようか迷うってことは、朝のテレビの「今日の占い」で「Bad」が出てたので神社に行くのやめとこうかなと悩んでるのとさほど変わりはないと思います。
うーん、これは昔から言われていることですが日本って宗教に関してほんとに目茶目茶ですよね。
大晦日にお寺に除夜の鐘をならしに行って、年明けの正月には神社に初詣。2月のバレンタインにはチョコレートに蟻のようにむらがり(笑)、3月のお彼岸にはお寺にお墓参り。
ハロウィンやクリスマスは今や日本では定番イベントになってしまっています。
これほど、宗教行事が混在して日本人の大多数の人がなんの疑問ももたずに行事に参加してるって冷静に考えればかなり他国の人から見ると異様に見えるのではないでしょうか?
血液型占いを始めとするいろいろな占いが人気があるのもその辺の国民性が起因してるのではないでしょうか?
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