新社会人の方にとって部屋探しというのは結構簡単そうで難しいことのように思えたのが今回の話題の感想です。
23歳になる甥がこの春に大学を卒業し、無事4月から新社会人としての生活をスタートさせています。
大学まで実家暮らしで、彼にとっては初めての一人暮らしでした。いろいろと自分ひとりで用意したようですが、細かいところが配慮が足りなくていくつか失敗した点もあったようです。
まずは、その失敗談から今回の話をスタートさせたいと思います。
目次
新しく購入した布団が押し入れに入らなかった!
まず最初の小さなトラブルが新しく購入した布団が、部屋に一つしかないクローゼットに入らないという事態に・・・。
身長が180cmオーバーでかなりの大柄なので布団をセミダブルサイズを購入したようですが、布団をたたんだときに押入れにどうしようもなく入らなかったそうです。
聞くと、クローゼットの間口の幅が68cmほどしかないそうで・・・。実際にその話を聞いてメジャーを出して我が家の押入れの幅と比較したら「どんだけスリムなんだ!」というくらい間口の幅が狭いことに気づきました。
我が家で布団を収納してるクローゼットというか一番小さいサイズの押し入れの幅が88cmほどだったの約20cmほど違うことがわかります。
この幅だとセミダブルサイズの布団を収納するのはかなり厳しいかと思います。普通に二つ折りや三つ折にして横にして入れると、アルファベットの「J」の字を横に寝せたような形でしか収納できないと思います。
立てて入れることも考えたそうですが、布団が羽布団なので立てて置くほどの強度がなく、諦めてシングルサイズの布団を購入しなおすことに・・・。
最初に購入したっセミダブルの布団は実家に送って来客用にしたそうです。
で新しく再度購入したシングルサイズの布団も綺麗には収納できないそうで、少し曲がった感じですが、それでもセミダブルの時よりはまだましでなんとか押し込んで収納したようです。
この部屋は、最初から布団で生活する人のことを考えずにベッドで生活することを前提に部屋を設計されていたようです。
再度購入したシングルサイズの布団が7月に入って異変が・・・
それで布団に関しては一段落ついたそうですが、梅雨に入ってしばらくした7月のある日甥はある異変に気づきました。
布団からカビの匂いがする!
なんとなく、少し前から気づいていたようですが確信がもてなくて、7月に入ってから確実に布団からカビの匂いがすると自覚したそうです。
それで、なぜ布団からカビの匂いがするのか?と考えたときに、最初に思ったのが布団を全く干してなかったことが原因だと思ったそうです。
若い男が数ヶ月布団を太陽の下で干してなかったというと、相当の汗が布団に・・・と思われます。w
しかし、カビの匂いが敷布団だけでなく掛け布団の上の方からもするので、ちょっとおかしいと思ったようです。
それで、色々考えて気づいたのが・・・
そうです、お気づきですよね。クローゼットが犯人だったようです。
梅雨に入って、クローゼットの中に湿気がこもり、そこに布団を押し込んでいたので、ほぼ一日中クローゼットの中が高温多湿状態に・・・。
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それで、甥が気づかないうちにクローゼットの奥にカビがはえていたようです。(怖)
布団に関するトラブル2つ目です。
除湿剤や除湿シート、すのこを試すも結局カビを抑えることができず!布団の別の収納方法を考える
布団がこれ以上カビ臭くなるのが嫌なので、甥はまずクローゼットの中の除湿を試みたそうです。
ホームセンターで押し入れやクローゼットに使用する除湿剤、除湿シートを購入し、布団もクローゼットに直接おくのではなくすのこを別途購入してきて、その上に置くようにしたようです。
しかしながら、そこまでやっても一旦生えてしまったカビを完全に根絶するのは難しいようで、カビの匂いは取れなかったようです。
寝袋を用意して何度か布団をクリーニングに出したようですが、返ってきたその日にクローゼットに入れると一日でカビの匂いが布団に移ってしまってたそうです。
このままでは、全く問題解決にならないと考えた甥は、クローゼットに布団を収納することを諦めたようです。
最終的に布団収納用のラックを購入
結局、クローゼットには布団を収納することを諦めて、狭い部屋をつぶすことになるのですが「布団を収納するためのラック」を購入して問題を解決したようです。
衣服を収納するラックは既にあったようですが、布団が収納できるラックがあることに気づき、衣装ラックを廃止して布団と衣装が収納できるラックに変えたとのこと。
衣装ラックは「ジモティ」というサイトで3000円で買い手がついたそうです。ヤフオクとかメルカリじゃなくて、ジモティというのは私初めて聞きました。
それで新しく購入したのが下記のようなタイプのラックだそうです。
上の画像だけ見ると、ラックの幅があまりないように見えますが、これで幅が90cmだそうです。
甥が購入したものとは全く同じではないと思いますが、上のラックのようにカバーがついたタイプで、上部に衣服用のハンガーがかけられて、下が布団を収納できるスペースになっているそうです。
ここまで大きいラックを購入するのであればベッドを購入した方がよさそうな感じがしますが、甥はベッドはいやだそうで・・・。
これでようやく、布団に関する問題は一件落着のもようです。
独身男性が部屋探しで見落としがちなクローゼットなどの収納スペースの確認について
今回の甥の場合、新築のワンルームマンションだったようなので、梅雨時期から夏場にかけてのクローゼットの「湿気」については、入居前に判断するのは非常に難しいと思います。
しかしながら、クローゼットの間口に関してはメジャーなどを持参すれば確実に入居前に広い、狭い、大きい小さいは判断できたと思います。
独身男性の場合、部屋の景観や間取り、駅からの距離などはかなり気にされる方が多いようですが、今回の甥のように収納スペースに関してはそれほど神経質にチェックされる方は少ないのではないでしょうか?
ですので、ご自身のライフスタイルに合わせてベッドで生活するのか?布団で寝るのかで必要なものをリストアップして、それらをどのように収納するのか大まかにでも部屋探しをするさいにイメージしておくとよいかと思います。
その時に、すでに新居に搬入する布団などがある場合は布団をたたんだ際の幅や、高さを事前にチェックして、それが収納できるクローゼットや押し入れがある場所を基準に部屋探しするのも一つの方法かと思います。
【今回の話題に関する豆知識】
今回の甥のケースでのクローゼットが湿気をおびやすいという事に関しては、なかなか部屋探しをするときに、素人目では判断するのが難しいと思います。
しかし、これと似たようなケースで冬場の結露に関する判別方法というのがワタシ的に一つあるのでシェアしたいと思います。
冬場の結露は体験されたことがない方は、全く想像がつかないと思いますが、これで悩んでいる方は非常に多いと思います。
とにかく、冬場、窓ガラスからサッシまで水滴でびちょびちょになるんです。冬場は空気が乾燥するはずなんですが、室温と外気温との差で室内側のサッシに水滴がつくんですね。
部屋探しをする上で、この結露がしやすい場所の判別方法の一つに窓のサッシの枠にあるゴム枠の部分をチェックする方法があります。
冬場に結露しやすいサッシは、この枠のゴム部にカビが生えていることが多いです。
このカビが確認できたら、その窓は冬場にカビが生えやすいのであろうと思ってよいかと思います。
このカビ、ゴムの部分の色が黒いとなかなか判別しずらいですが、慣れると結構分かるようになると思います。
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