10年以上着用してるブルゾンのファスナーがとうとうおしゃかになってしまった感じです。
スライダーの一部が数年前に破損して、その状態でもまだファスナーの開閉は出来ていたのでそのまま使っていました。しかし、これがさらにファスナーの状態を悪化させたようで・・・。
先月の下旬ぐらいから寒いときに、ファスナーを閉めようと破損したスライダーをつまんで上にあげていると、しばらくするとどうしたことか閉じてるはずのファスナーがじょじょにひらいてしまう状態が・・・。
スライダーを上に上げても正常なときのようにしっかり左右のファスナー部がかみあわず、ゆるい状態になっているようで、一旦ひらいてしまったファスナーをもとに戻すのが時間がかかって大変・・・。orz
外出先でこの状態になるとかなり恥ずかしいです。それで、お気に入りのこのブルゾンのファスナーをなんとか修理したくて調査、うごいてみました。
ブルゾンのファスナーがゆるくなって開いてしまうのは、スライダーの破損&摩耗が原因か?
今回の現象について調査したところ、ファスナー界のガリバー、YKKさんのサイトに今回わたしのブルゾンがおちいったのと同じ現象のことについてのQ&Aがありました。
Q:ジャケットのファスナーがゆるく、すぐに開いてしまいますが、どうしたらよいですか?
上記のページには3つの原因が記載されていますが、どうやら私のブルゾンは1番の「スライダーを閉めるように動かしても閉まらない(または後ろから開いてくる)」という症状に該当するようです。
それで、この症状についてYKKさんでは以下のように記載されています。
着用後(長期間)の衣料のファスナーが開く場合は1の現象が多く、スライダーの内部の磨耗により、締めつける力が弱くなったためと思われます。新しいスライダーに交換すれば直る場合が多いです。
うーん、この説明を読むと私のブルゾンのファスナーの不具合はほぼこれに間違いないようです。
どうも数年まえに、スライダーが破損したときにすぐに対処しておけばよかったのですが、破損してもファスナーの開閉、エレメントの部分はしっかりしまっていたので放置していたのがよくなかったようです。
まあ、10年以上着用してるのでスライダーも摩耗、破損してもおかしはないです。それで、このようなときの対処法についてYKKさんの上記のページではスライダーを交換することで直る場合が多いと書かれています。
ファスナーのスライダーの交換?スライダーだけ別に新しいのを入手して付け替えることができれば、ゆるい状態でファスナーがしまるのが改善されるのでしょうが、うちの奥さんに聞いてみましたが、それはプロにお願いしないと駄目でしょうと言われました。
ファスナーのスライダーを交換してくれるところを探す
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それでネットで、ファスナーのスライダーを交換してくれそうなところを探すことになったのですが、どのように検索したらよいか最初分かりませんでした。w
妻に聞いたら「かけつぎ」をしてるところでやってもらえるのではないかというアドバイスがあったので、その線で調査してみたところ自宅近くに2軒ありました。
そちらに、電話をかけてファスナーの修理について聞いてみたのですが、2つともうちでは出来ないとのこたえが・・・。お電話口に出た方が、どうも2軒とも高齢のおばあちゃんのようで、かけつぎ専門で商売をやられているようでした。
虫食い出できた穴や、タバコで焦がした穴などをきれいに修復してくれるところのようです。
そうなると、自宅近くではファスナーのスライダーを交換してくれるところがないのかと思ってさらに色々調べてみたところ・・・「洋服のリフォーム」という業種を発見。
これで、再度自宅近くに「服のリフォーム」をしてる店がないか調べてみたら・・・1軒ありました!
すぐに電話をかけて聞いてみたら、ファスナーの修理をやってるとのこと・・・料金をたずねたのですが、実物を見て見積もりをさせてくださいと言われたので、すぐさまブルゾンをもってそのお店へ・・・。
スライダーの破損は見てすぐ分かりましたが、私がきづかなかったファスナーのテープの傷みについてもお店の方はすぐに気づかれて、ファスナーのスライダーだけ交換したらもとに戻るであろうとのこと。
テープ部分の傷みは少しなので、サービスさせてもらうということで料金は1500円と見積もられました。
これが、高いのか安いのか素人の私には分かりません。ほかにお願いするところが、自宅近くにはなさそうなので、そちらでお願いすることに。1日でできるとのことで、翌日取りにいったら、新品でピカピカのスライダーがついて、ファスナーの開閉もめちゃめちゃスムーズになっていました。
お金を払って、用事があったのですぐにお店を出たのですが、なんどかそのブルゾンのファスナーを開け閉めしててこれはスライダーだけ交換してもらったのではなく、エレメントの部分にもなにか滑りがよくなるものを塗ってもらってるのではないかと思うように・・・。
一旦ブルゾンを脱いでファスナーのところに鼻をあててニオイをかいでみたのですが、特段なんのニオイもしません。よく錆止めなどで使用する呉工業のCRC、ぞくに「556」と呼ばれているスプレーみたいなものがぬられているような気がしました。
このスライダーの交換で、YKKさんがサイトで答えていたようにファスナーがゆるんで開いてしまう症状はなくなりました。
ファスナーというかスライダーも消耗品みたいなので、気に入ったブルゾンやジャンパーのファスナーは年に1回はチェックしてみて、摩耗したり何か不具合が確認できたら、新しいものに交換してもらったほうがよさそうです。
スライダーの摩耗、破損でファスナーのエレメントや、今回私が気付いてなかったファスナーのテープ部分なども傷めたりするケースがあり、最悪ファスナー全部交換するようなことになりかねないので、早めにこういった場合は対処されたほうがよさそうです。
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