結構な年齢でありながら、長年使い続けていた物に便利な機能があることを知らずに使っていて貴重な時間を無駄にしていた事ってないですか?
今回とりあげる電卓、計算機が私にとってのそれであり、電卓の使い方をしっかり基礎から学んでいればと思ったことがあります。
今回は電卓についてる色々なキーのうち
GT(グランドトータル)キー
に関するお話をさせていただきます。この電卓のGT機能は大抵の電卓についていますが、私のように全く使い方を知らない人が多いと思います。
また、別に自分には加減乗除の計算と%ぐらい使えればあとは必要ないと思っている方が多いように思いますが、このGTキーが使えると非常に便利なシーンというのがありますので、普段電卓を使っていてこのGTキーについて知らない方は是非この機会にこのキーについてその機能と使い方についてマスターしてみてください。
目次
自宅の家計簿つけはノートに手書きで
わが家では、家計のやりくりはうちの奥さんではなく、夫の私がおこなっています。
普段仕事でパソコンを使っているのですが、家庭の家計簿は手描きのノートに毎日つけています。
現在ではパソコン用の家計簿ソフトは色々便利なものが発売されていますし、ベクターや窓の杜などのサイトを探すとフリーの家計簿ソフトが一杯あります。
しかし、私はあえて家計簿は手書きにしてます。
手書きにするメリットとして、実際に使った金額を記入することで無駄遣いに気づきやすいということと、買い物などのレシート、領収証をそのままノートに貼り付けられるのが私なりのメリットだと思っています。
なので、日常的に自宅で家計簿つけるときに電卓は使っている私です。
それで、家計簿の付け方といいますが全くの自己流なので簿記のようなきっちりしたものではないのですが、カテゴリーごとに購入したものの名称と金額を記入するようにしています。
スーパーで購入した肉や野菜などは、「食料品」のカテゴリーに「豚肉 こま切れ200g 398円」と記入し、洗剤やゴミ袋などは日用品のところにそれぞれ品名と購入金額を記入してます。
そしてカテゴリー別にそれぞれ合計金額を電卓ではじきだし、最後にその日一日に使った金額の合計を計算して記入するようにしています。
そこには何の技もテクニックもなく、単純に食品の合計を電卓で計算して食品の合計をだしてその日の食費を記入します。
家族の全員分を家計簿に記入するので20分ほどは毎日時間をとられていました。
手書きの家計簿をつけてる人は電卓の「GT」キーの使い方を知ってるとかなり時間短縮になる!
それでいつだったか職場の同僚と話をしていた時のこと、自宅で家計簿をつけてるかどうかの話になって、私は上記のような内容をその時話しました。
そうすると、その時経理担当の若手の女子社員が
「それって、食品の合計を電卓で計算して、日用品の合計を別に計算して、その他の項目についても合計を出していき最後にそれぞれのカテゴリーの合計を電卓で加算して一日の合計を出してるんですか?」
その質問に私はそうだと答えたら、その女子社員の女の子が
「電卓の「GT」キーを使うと便利ですよ!」
GTキー?そんなもの初めて聞いたので私はとっさに自宅で使っている電卓には「GT」キーは付いてないと答えたんです。wwww
しかし、その晩帰宅して家計簿をつけるときにいつも使ってる電卓を机の引き出しから取り出したら
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「あっ!GTキー付いてた!!!」(爆)
もう20年近く使ってるカシオの大きめの電卓なのですが、普段数字のキー以外に、「+」と「-」、あとは割り算で使う「÷」と掛け算で使う「×」をたまに使うぐらいで他のGTを含めいろいろあるボタンは全く使ったことがありませんでした。
それで会社の経理の子が言ってた「GT」キーについて調べてみたんです。
GTは「グランドトータル」の略。科目ごとの計算した合計を一気に合算してくれる超便利な機能!
GTは調べると「グランドトータル」キーと呼ぶそうで、現在のたいていの電卓にはついているそうです。(^_^;)
で、このGTキーの機能と使い方なのですが我が家の家計簿のようにカテゴリーごとに合計を出して、最終的に全部の合計を計算するときにピッタリの便利な機能なんですね。
具体的に簡単な例をあげて説明します。ごくごく簡単な家計簿の例です。
<食品>
米 3000円
肉 400円
魚 500円
小計 3900円
<日用品>
洗剤 300円
歯ブラシ 200円
ティッシュ 200円
小計 700円
本日の合計 4600円
上記のようなケースでは、GTキーの存在を知らなかった私は
①食品の合計を計算。
②日用品の合計も同様に計算。
③上記2つの合計3900円と700円を電卓で計算してその日の合計を算出。
上記の例は食費と日用品の2項目しかありませんが、実際の我が家の家計簿は10数個の項目があるので、それぞれ仕分けして合計を電卓で出して、最後にそれぞれの合計をひとつひとつ電卓に入力して一日の合計を出していました。
【実際の計算】
①食品の合計を出す。
米3000円+肉400円+魚500円=3900
3900を食費の小計に記入。
②日用品の合計を計算。
洗剤300円+歯ブラシ200円+ティッシュ200円=700
700を日用品の小計に記入
③最後に各項目の小計を足して一日の合計を計算。
3900+700=4600
このようにして計算していました。
ところが!
GTキーが使えると上記の③の手順で「GT」キーを「1回」押すだけで、その日の合計が瞬時に表示されるんです!!
上記の例は食品と日用品の「2項目」しかありませんが、この項目が多いとそれぞれ全部小計を出して、最後に項目ごとの小計を再度電卓で入力することになるので、「GT」機能が使えると大幅な時間短縮になります。
特に私のような電卓での計算が遅いとその差は歴然です。
なので、わが家と同じように項目別に家計簿をつけていらっしゃる方で、GTキーについて使い方をまだご存知ない方は、是非この機能についてマスターされることをおすすめします。
仕組みが分かれば非常に簡単です。
各項目の合計を「=」キーを押して出して、合計金額を小計に記入し、「C」キーなどのクリアーキーなど押さずに、そのまま次の項目の計算を続けます。
最後の項目の入力が終わって「=」キーを押して小計を出して、一番最後に「GT」キーを押せば、それまでの各項目の小計の合計が表示されます。
覚えるととても簡単なので、是非マスターしてみて下さい。家計簿つけるにはとても便利な機能です。
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