最近驚いたことがありました。何に驚いたかというと・・・
「電気代」にです。
毎月電力会社から電気メーターの検針に来て電気使用量が記載された、請求書と領収証が一緒になった電気料金の明細書みたいなものを先日見てみたら・・・次回の電気代請求金額が「2000円」近く下がっていることに気づきました。
5月は結構暑い日が続いて、エアコンを冷房稼働させていたはずなのに、「なぜこれほど電気代が安くなったのか?」について妻と話をしていたところ、ある思い当たるふしが・・・
妻との話では、シャワートイレの便座ヒーターと温水ヒーターの電源をオフにしたのが電気代節約につながったのではないかとの結果に。
正確にはいつ温水洗浄便座のヒーターの電源をオフにしたのか覚えてないのですが、これしかほかに電気代が安くなる原因はないと思います。
ということで、これだけ電気代が安くなるのであれば、ヒーター付温水洗浄便座を見直してみようと、今回はヒーター付きのシャワートイレの電気代について考えてみたいと思います。
我が家のウォシュレットはもう10年以上使ってた!
電気代の大幅なダウンから、自宅のシャワートイレの電気代について考えることになってそもそもうちのウォシュレットがいつから使っているのか調べてみました。
取説を取り出してきて、購入した家電量販店のレシートを見てみると日付が2009年になっていました。
もう10年以上使っていることになります。これだと、シャワートイレの便座ヒーターとか温水シャワーに使用する電気も最新のものと比較するとかなり電気代がかかっているんだろうなとうちの奥さんと話をしてたところでした。
であれば、主要メーカーのシャワートイレのこの辺の便座を温めるヒーターなどにかかる電気代がどのくらいかかるのか比較してみようということに・・・。
調査してあまりにも違うようであれば、新しいシャワートイレに交換することもありではないかと言う結論に達しました。
それで、各メーカーの人気の機種について調査してみました。
TOTO シャワートイレ ウォシュレット
シャワートイレの元祖というか本家というか、TOTOのウォシュレットの今現在一番人気がある機種が下記のモデルになります。
今回調査して初めてしったのですが、シャワートイレに関する説明書きのところに、省エネ達成率とか、目標年度なる記載が書かれていることに気づきました。
まるで、自動車の排ガス規制と同じような感じで星印まで記載されていました。
それで、このTOTOの売れ筋の人気モデルに関しては以下のような記載がなされていました。
省エネ基準達成率:111%(2012年)
年間消費電力量:164kWh/年 ※節電機能を使用しない場合248kWh/年
省エネ目標年度が2012年になっているので、この機種は結構昔に発売になったモデルなのでしょうか?
それでも消費電力は少ない感じがします。さらに電気代だけではなく、使用する「水の量」も少ない感じが・・・。用を足したあとに流す水の量もそうですが、おしりを洗浄するときに使用する水の量もなんだか少ないような気がします。
とりあえず、この機種を今回のシャワートイレの基準として他のメーカーの人気機種と比較していきたいと思います。
パナソニックビューティトワレ
次にパナソニックの人気機種ビューティートワレについて調査してみました。
こちらの機種は2015年に発売されたモデルのようで、今現在価格コムなどではシャワートイレランキングで1位になっている機種になります。
先程のTOTOさんの人気モデルもそうですが、やはり発売から数年経過した製品でいわゆる型落ちモデルに人気が集まっているようですね。
しかもこのパナソニックのモデルは機能的には先程のTOTOのモデルよりもしぼられた感じでその分お値段のほうもお安くなっています。
年間の使用電力を比較してもかなり消費電力をおさえた機種になるようです。
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省エネ基準達成率:117%(2012年度) 年間消費電力量:83kWh/年(109kWh/年)
東芝クリーンウォッシュ
シャワートイレの人気ランキングを今回チェックして分かったのが、上位にランクインしてる製品の殆どが、先にご紹介したTOTOとパナソニックの製品であることです。
価格コムなどの人気シャワートイレランキングの10位以内は、ほとんどTOTOとパナソニックの製品でした。
その2つの製品がずらりと並ぶ中でようやく出てきた別のメーカーがこの東芝のクリーンウォッシュというシリーズの製品です。
こちらの機種は赤外線のセンサーがついていて、着座してないときに間違って洗浄ノズルが動作しないような機能がついています。
また気泡入りの洗浄水が出るのもこの東芝の製品独自のポイントとなっています。
省エネ基準達成率:120%(2012年度) 年間消費電力量:152kWh/年(215kwh)
INAXシャワートイレRVシリーズ
ここからが私がちょっと今現在まだ混乱してるメーカー、ブランドの製品になります。
どういうことかというと、数年前ぐらいからこのシャワートイレなどの製品メーカーに「LIXIL(リクシル)」というブランド?メーカーが新しくできて、それまでにあったトステムやこちらのINAXが街中では見かけないようになりました。
どうやら株式会社LIXILの中に、トステムやINAXが吸収?みたいな感じになっているようですが、一般の私達にはちょっとまだまだ馴染みが薄く、その違いが分かりにくい感じがします。
そんなことはどうでもよくて、こちらの製品はINAXブランドで発売されているようで、特徴としてはおしりバブルビート洗浄で用をたしたあとの洗浄力が強化されています。
またお尻をお掃除できるシャワートイレで一番気になるノズルの衛生面ですが、この機種はノズルのお掃除機能はもちろんのこと、ノズルの先端が取り外し可能で、ノズルの先端だけの交換も可能な作りになっているのが人気のポイントになっているようです。
省エネ基準達成率:109%(2012年度)
年間消費電力量:123kWh/年(163kWh)
価格コムのシャワートイレの人気ランキングを今回チェックして30位までにランクインしていた主なメーカーの製品は以上のような感じでした。
先程も書きましたが、ほぼほぼランキング上位はパナソニックとTOTOの製品で独占状態でそこに東芝とINAXの製品が2つランクインしている状況でした。
各メーカーの人気製品の省エネ比較
この項目では、先程調査した主要メーカーの人気シャワートイレの省エネ度についてまとめて比較してみたいと思います。
<TOTOウォシュレットKシリーズ>
年間消費電力量:164kWh/年(248kWh/年)
<パナソニックビューティートワレ>
年間消費電力量:83kWh/年(109kWh/年)
<東芝クリーンウォッシュ>
年間消費電力量:152kWh/年(215kwh)
<INAXシャワートイレRV>
年間消費電力量:123kWh/年(163kWh)
一概に今回調査した各メーカーの人気機種のカタログ上の年間消費電力を比較しても正確な消費電力の比較にはならないとは思いますが、ひとつの目安として上記のようなカタログ上の数値になっていることから、単純にランキングをつけると
1位:PanasonicビューティートワレCH931SPF
2位:INAX RVシリーズCW-RV20A/BN8
3位:東芝クリーンウォッシュSCS-T160
4位:TOTOウォシュレットKシリーズTCF8FK54#NW1
という比較結果になりました。しかし、よくよく考えてみると、便座のヒーターや洗浄水を温める電力って、各メーカーさん設定温度の仕様の違いや、また各ご家庭での使用方法の違いによってもかなり消費電力に差がでるように思います。
なのでここまで記事を書いておきながら、このようなことを最後に書くのはなんなんですが、今回比較調査した内容はあくまでも一つの目安として捉えていただければと思います。
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