春先のこの時期って、4月から小学校にあがるお子さん用の勉強机を準備されている方って多いのではないでしょうか?
この勉強机、小学校の6年間、中学校の3年間、高校の3年間の合計12年間使用されるケースが大半だと思います。
これだけ長い間、使い続ける勉強机を多くの方はファッション性や、収納性などを重視して選ばれているようですが、お子さんの勉強のやる気を大きく左右するポイントがこの勉強机には隠されているように私は思います。
そこで今回は、子供さんが勉強のやる気が出なくて困っているとお嘆きの親御さんに是非チェックしていただきたい、お子さんが使用されている勉強机のあるポイントについて書かせていただきます。
お子さんの勉強中の「姿勢」が悪くなってませんか?
その昔、勉強机のコマーシャルで「6,3,3で12年。コイズミ学習机!」というのがあって、冒頭でお話した多くのお子さんが一つの勉強机を使いつづける年数を日本全国に知らしめたCMがありました。
小学校の1年生のときの身長と、高校3年生のときの身長があまり変わらないという方はいらっしゃらないと思います。
ほとんどの方が数十センチほど身長が伸びているかと思います。私はおぼろげな記憶ながらこの期間で40センチほど身長が伸びたように思います。
これだけ身長が伸びると、小学校の低学年で使っていた机や椅子が中学生や高校生になったときに、小さいとか高さが合ってない状態に陥ることがあろうかと思います。
昔はこの小さいままの机で勉強してた同級生がたくさんいました。そういった連中は、勉強机に向かって勉強してもやる気がわいてこなくて、すぐに集中力がなくなりマンガを読んだりテレビを見たりしてたように思います。
今の時代だと、勉強のやる気がなくなってスマホをいじったり、ゲーム機を手にして無駄な時間を過ごしてしまうことになろうかと思います。
そんなお子さんたちの勉強机に向かっている姿を見ると、自分の体に机の高さと椅子の高さがあってなくて、「姿勢が悪い状態」で机に向かっていることが見受けられます。
もしお子さんが勉強のやる気がでなくて困っていると言うお父さん、お母さんは一度お子さんが勉強机に向かっている姿を確認してみてください。
背筋が曲がって、姿勢が悪くなってませんか?
勉強など、集中力を持続してやる気を維持する必要がある場合、「姿勢を正す」ことは大昔から非常に重要なことだと先哲はさまざまな書物で指摘されています。
武道でよく使われる言葉で「正中線」というものがあります。人間を真正面から見たとき、ちょうど中心を通る線です。この線上には急所が数多く存在するので、この正中線をまっすぐ立てることが重要だということをものの本で読んだことがあります。
この線が歪んだり、傾いていると人間集中力を持続しにくいと昔の武道の達人は考えていたようです。
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ですので、お子さんの机が現状体にあってないのであれば、高さが調整できるものであれば早急に体にあった高さに調整し、もし調整できないものであれば、思い切って新しい勉強机を購入するのもありではないでしょうか?
この時点で、数万円投資することが将来大きく返ってくる・・・私はそう信じています。
お子さんの勉強机は高さ調整が容易なものを選ぼう!
最近の勉強机がどのようになっているのか、あまり知りませんが、昔友人の学習机などで机の高さや椅子の高さが調整できないものが結構ありました。
また高さが調整できる勉強机でも天板の左右に本棚がついていて、机の天板の高さが容易に調整できないタイプの勉強机もありました。
私の妹の机がこのタイプで、机の右サイドに本棚があって、教科書や辞書をかなりのかず収納出来て便利だったのですが、この机の高さを調節するのが本棚がある関係で非常に高さ調整がしずらく、結局小学校の1年生のころから高3の最後まで同じ机の高さで勉強してたようです。
なので、妹は成績があまり良くありませんでした。w
それで、これからもしお子さんの勉強机を購入する予定がある方は、ぜひ勉強机や椅子の高さが簡単に調整できるものを選ばれることをおすすめします。
この場合、机の高さが調整できるとうたってある製品でも天板が本棚や、引き出しに接合してあるタイプの机だと先程説明したように机の高さ調整がやりづらいタイプのものが多いように思います。
極端な話、学校の教室にあるような勉強机だと高さを調整するのも比較的簡単なので、作りがシンプルな勉強机が良いかと思います。
勉強道具を収納したり、教科書や本を収納するための本棚は別途購入して机のそばにおくのが私はベターではないかと思います。
姿勢がくずれて勉強のやる気がなくなるようなことがないように、いつも背筋が伸びてリラックスした姿勢で勉強机に迎える学習環境をお子さんのために作ってあげてください。
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