先日同僚が関西に出張になり、大阪のあるホテルに宿泊したのですが、そのホテルのベッドが超フワフワで体がうずもれてしまうほどの柔らかさだったそうです。
一般的にはビジネスホテルなどであまりに柔らかいベッドって私は遭遇したことがありません。ファッションホテルでは結構ありますが・・・(笑)。
で、その同僚が出張先のホテルの部屋で柔らかいベッドに頭を抱えたというのです。
なんのことかというと、彼は腰痛持ちで柔らかいベッドで寝ると腰痛が悪化するそうで、それでどうしたものかとその日柔らかいベッドの対策を考えたということ。
今回は腰痛持ちの人が宿泊先で遭遇してしまった柔らかいベッドに寝るときの応急対策について考えてみました。
目次
柔らかいベッドを少しでも固くするために
同僚の彼は、部屋についてテレビのリモコンを手にしてベッドに腰掛けた瞬間、テレビの電源を入れながら思いっきりベッドを見たそうです。
その時思わず発した言葉が
「ベッド超柔らかいんですけど・・・」
力がない声で一人の部屋でボソリと呟いた一言には、これじゃ寝れないよ~という悲しい叫び声が隠れていたようです。
腰痛持ちの彼は経験上、こんな柔らかいベッドで寝ると寝付きが悪く、翌朝疲れが取れるどころか腰痛が悪化してしゃれにならない状態になり、出張どころの話ではなくなると思ったようです。
これはなんとかせねばと彼は即座に思い、考えました。
余っていた毛布2枚をシーツの下に敷く
彼が最初に考えたのが、ベッドメイクしてあったのですが、クローゼットに毛布が余分に2枚あったので、その毛布をシーツの下に敷いてみたそうです。
毛布自体がフワフワしてないので、幾分フワフワ感がなくなったそうですが、それでもまだ腰痛持ちには過酷なベッド環境だったようです。
コンビニでダンボールを貰ってきてダンボールを敷く
彼はこれでは駄目だと思い、考えたすえにコンビニでダンボールをもらってきてダンボールをベッドに敷くことを考えたそうです。
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コンビニで少し買い物をして、店員さんに余ったダンボールをもらえないかとたずねたところ店の外にあった物置の中にあるダンボールを持って行って良いと言われて、彼はそのダンボールを持ってホテルに帰りました。
ホテルのフロントで部屋の鍵をもらうときに変な目で見られたようですが、腰痛持ちにとっては一大事なので気にせず彼は部屋に戻ってダンボールをセットしたそうです。
しかし、コンビニでもらってきたダンボールが全部サイズ的に小さいものばかりだったのでシーツの毛布を敷いた上にダンボールをつぎはぎのように敷き詰めて寝てみたところ、いくぶんフワフワ感はなくなったものの寝心地はかえって悪くなった感じだったそうです。
それで、彼はもっとダンボールを下に敷こうと再度コンビニ言って、ダンボールをもらってきたそうです。
で、2度目にダンボールを抱えてホテルのフロントに彼が現れたとき、先程1度目には何も言わなかったフロントのホテルマンが「お客様どうかなさいましたか?」と彼に聞いてきたそうです。
そりゃそうですよね、2度もダンボールをたくさん抱えて、ホテルの部屋に上がろうとしてるのですから、変に思われても不思議ではありません。
それで彼は正直に「ベッドが柔らかすぎて、腰痛持ちの自分は朝まで寝るのが難しいからダンボールをベッドに敷いて・・・」と説明したところ、フロントのホテルマンが
「お客様それでしたら、硬めのスプリングのベッドがある別の部屋がご用意できますのでそちらにお部屋を変更させていただきますが・・・」
それを聞いて「えっ?硬いベッドあるんですか?それじゃ部屋変えてください」
なんとも、それまでの彼の苦労が全部水の泡になってしまったのですが、なんとか腰が痛くならないベッドにその日はありつけたそうです。
腰痛持ちの人が宿泊先のベッドが柔らかすぎて対処に困った時は
今回の腰痛持ちの同僚の出張先での経験から、宿泊先のベッドが柔らかすぎで腰痛が悪化しそうな場合の対処法として、余った毛布を敷いてみるとか、ダンボールを下に敷くという方法もありなのかもしれませんが、まずそれらの手を尽くすまえにホテルのフロントに電話して相談してみるのが良いようですね。
今回の同僚のように、別の部屋に固めのベッドがあるにもかかわらず、自分ひとりで頭を悩ませ色々苦労したあげく、実は別の部屋に硬いベッドがあって部屋をかわることが出来るみたいなことがあったりするかもしれません。
もっと言うなら、ホテルを予約するときに自分が腰痛持ちで柔らかいベッドで寝るのが無理であることを伝えるとホテルの方で事前になんらかの対策をとってくれてるかもしれません。
予約をする段階で、ベッドが柔らかいということが分かれば、別のホテルを予約するということも可能ですし・・・・。
出張の時は、うちの会社だと出張する本人ではなく総務の方でいつもだいたい決まったホテルに宿泊予約を入れるので、腰痛持ちのサラリーマンは出張の予定が入ったときは、自分でホテルの予約を取るか、または事情を説明して総務の担当者などに柔らかいベッドのホテルではないところを予約してもらうようにお願いしておきましょう。
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