「バス停のカレー」って聞いて、最初なんのことだか私はさっぱり分かりませんでした。事情をご存知ない方は、私同様に意味不明だと思います。
私が想像したのは、どこか地方にあるバス停に併設された自動販売機コーナーで販売されているカレーが美味しくて話題になったのではないかと思ったのですが、実際は全く違っていました。
今回は北陸新潟県にある「バス停のカレー」についての話題について書かせていただきます。
バス停ではなくバスセンターだった
人の話はいい加減なもので、今回の話題について調べてみたところ、
「バス停のカレー」ではなく
「バスセンターのカレー」だということが判明しました。
新潟駅から北に1km弱ほどのところに「万代シティバスセンター」というのがあって、そのバスセンターの一階に「名物 万代そば」というそば屋さんがあるんですが、このお蕎麦屋さんのカレーが美味しいということで有名になったようです。
北陸地方ではバスセンターのことを「バス停」と呼ぶのでしょうか?それとも、口コミでこのそば屋さんのカレーの話が人づてに伝わる中で、
「バスセンター ⇒ バス停」
になってしまったのか・・・。私は後者のような気がします。しかし、全国各地の方言を色々知るとテレビ番組の「秘密のケンミンショー」ではありませんが、他府県の人が聞くと想像できないような意味で日常的に使われている方言ってあるみたいですし・・・。
< 名物 万代そば >
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住所:新潟県新潟市中央区 万代 1-6-1 バスセンタービル 1F
※新潟駅から徒歩7分
新潟のバス停カレーを有名にした起爆剤となる小説・映画の存在
今回注目した新潟のカレーが全国的に知られるようになったある起爆剤となったものが存在しました。
それは作家伊吹有喜さんが書かれた小説「ミッドナイト・バス」という作品の存在です。
新潟と東京を結ぶ高速バスの運転手が主人公で、映画化までされて今年2018年1月に公開されているのですが、この主人公の高速バスの運転手をお笑いトリオの「ネプチューン」の原田泰造さんが演じて話題になった作品です。
この映画のために原田泰造さん高速バスを運転するために「大型2種免許」を頑張って取得したそうでそれも話題になった一つの要因だったようですね。
大型2種免許ってかなり難しいと聞きますが、相当頑張られて映画の役作りのために取得されたのではないでしょうか?
それで、この映画の中で「万代バスセンター」が出てくるんですね。ロケ地としてこのバスセンターが選ばれて、そのことが小説の原作ファンの方や映画を見られた方の観光スポットになり、その一環として「バス停カレー」がSNSなどで有名になったのではないでしょうか?
美味しいカレーと聞くと、どんなに遠くても足を運ぶカレー好きな方は大勢いらっしゃいますからね。地元の有名なカレーライスが観光客の誘致に一役かっているケースではないでしょうか?
私もカレー好きで作るのも好きなので、この新潟のバス停カレー一度食べに行ってみたいです。
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