アパート経営に失敗し破産に至った高齢者の話

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この記事の要点

高齢者が持っている空いてる土地に2階建てのアパートを建ててアパート経営をすすめる商売があるようです。

その手の商売にのってアパート経営をしていた高齢者の方がこの夏、アパート経営に失敗して破産したとの話が耳に入りました。

この記事では、その高齢者の方がなぜアパート経営に失敗したのか地元の不動産業者の話をまじえてお伝えしています。

 

ここ10年ほどのあいだに、私が住む「ド」がつくほどの田舎に2階建てのアパートが建設されてる事例が数多く見られていました。

 

こんな辺鄙な場所にアパートをいくつも建てて入居する人がいるのだろうか?と素人ながらかなり以前から気になっていたところ、そのうちの一つのアパートのオーナーが破産してしまったという話が耳に入りました。

 

行きつけの理容室で散髪をしてたら、かなり年配の男性が店員にその話をしていたのが耳に入ったのです。

 

アパート経営に失敗したのは、80歳近い高齢者の方のようで、アパートの建つ土地やご自身が住んでいた住居もどうやら差し押さえになっているようです。

 

この話を知り合いの不動産業者の方にしたところ、このアパート経営業界の裏話がいくつか聞けたのでご紹介したいと思います。

 

業者はアパートを建てる土地を探している

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以前から似たような2階建てのアパートが、とにかくおかしな場所に建てられているのが気になっていました。

 

それで、床屋で聞いたアパート経営をしていたおじいさんが失敗して破産した話を知り合いの不動産業者のおばさんにしたところ色々とこの業界の裏の話が聞けました。

 

まず、このアパートを建設する業者は営業マンを使って「アパートを建てる土地」を常時探しているそうです。

 

そして空いてる土地の活用と称してアパートの建設を、土地の所有者にすすめるようです。

 

不動産業者からするとアパートを建てたあとの入居率とか全く考えてないのではないかと思われるような場所に彼ら業者はアパートを建てているとのこと・・・。

 

アパートを建てる契約までこぎつけると、それまであししげく土地のオーナーのもとに通っていた営業マンはどこか別のエリアに転勤になるそうです。w

 

そして、契約が終わってあっというまにアパートの建設が終わり入居者を募集すると・・・春先などであればいくらか新築なので入居ものぞめるようですが、業者はそのようなことは全く考えてないそうで・・・

 

入居者募集してもとにかく問い合わせ自体がないアパートもあるようです。とにかく、幹線道路から車で15分ほど入った山の中なので、通勤はもちろん日常的な買い物にも困るような場所です。

 



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具体的な場所を「住宅情報誌」などに記載してなくても、「○○地区」と書かれているだけでほとんど問い合わせが無い場所だそうです。

 

それでアパートが建って1年経過しても全く入居してない部屋がいくつもあるようなとんでもない物件が田舎の山奥に出来てしまう結果に・・・。

 

業者はアパートの建設だけでなく建物の管理にまで手を出してオーナーから金を取っているそうな・・・

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それで知り合いの不動産業者のおばちゃんによると、このアパートの建設業者は田舎の土地を持ってるおじいちゃんやおばあちゃんにターゲットを絞っているのか、空いてる土地にアパートを建ててその後のアパートの管理まで請け負っているそうです。

 

結局、アパートの管理費の名目で毎月土地のオーナーからお金をとっているようです。

 

管理といってもどのようなことをしてるのか分かりませんが、不動産屋のおばちゃんいわく建てたアパートの窓のサッシなどがかなり特殊な規格になっていて、サイズが普通の住宅で使うようなものではないそうです。

 

どういうことかというと、そのアパートの建設業者が自社工場で特殊なサイズの窓やサッシを作っているとのこと。

 

なので窓ガラスが台風やなにかで破損、サッシも破損してしまったというときに地元のサッシ業者に頼みにくい仕掛けになっているそうです。

 

なので、割高なのは分かっていてもアパートを立てた業者に依頼するしかないと・・・。それで、業者はまた儲かる・・・。

 

で、土地の所有者である高齢者はいくらか借り入れをしてアパートを建設しているととてもじゃないですが、ほとんど入居者がないアパートの毎月の管理費や借入金の返済が出来ないようになる結果に・・・。

 

業者の方は、アパートを建設して利益をあげて、その後しばらく管理費などでも収益があがりますが、そのオーナーが銀行などへの支払が滞ったり、アパートの管理費が払えなくなったらそそくさと退散するようです。

 

おそらく、床屋できいたアパート経営に失敗して破産したおじいちゃんも似たようなことになっていたのではないかと思われます。

 

正確には覚えてないですが、1階と2階あわせて10部屋はあったと思います。それに合わせた数の駐車場がアパートの前にあったようですが、かなり以前から駐車場には雑草がはえ放題で・・・。

 

一昨年あたりに一度軽自動車が止まっていたような記憶がありますが、それ以外は車が止まっているのを私も家族も見たことがありませんでした。

 

こんな田舎でのんびり暮らしていたおじいちゃんがアパート経営に失敗して80歳手前で破産なんて・・・悲しすぎます。

 

事前にこのような悪徳業者との契約を阻止する方法があればよいのですが・・・。

 

困った世の中になりました。

 



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