この時期、全国の受験を終えた受験生が吉報を待ち焦がれる一番落ち着かない時期だと思います。
すでに合格通知を手にされた方もいらっしゃるでしょうが、残念ながら今回はあと一歩で吉報を手にすることが出来なかった方もいらっしゃるでしょう。
高校生の場合は、高校を卒業してから大学への進学意志があれば予備校などに入校してもう一年受験勉強に立ち向かうことになろうかと思います。
それで、大学受験、高校受験、中学受験と受ける学校や難易度は違えど受験生にとってこの受験勉強に立ち向かうにあたり一番重要ともいえるのが「暗記」する力ではないでしょうか?
今回は、受験勉強において非常に重要になってくるこの暗記について、暗記のプロともいえる現役の落語家さんが用いている、ある暗記の方法についてご紹介したいと思います。
暗記にとって大切な「反復」について、プロの落語家はどのように「反復」して頭に入れているのか、非常に強力な方法なので是非受験生の方はご一読のほどを!
落語家(二つ目)になるために歌400曲・古典落語50席を半年かからず全部暗記
2011年に亡くなられた落語家立川談志さんの弟子に立川談笑さんという落語家さんがいらっしゃいます。
この立川談笑さんのビジネスマン向けの動画がYoutubeの日経BPの公式チャンネルに7~8年前にアップされていました。私は当時日経BPを購読していたので、誌上で知ったのかこのYoutubeのチャンネルを見るようになり、たまたま談笑さんの動画に出会ったわけです。
その動画が「大量記憶術」を題材にした動画で2本に分けて動画がアップされていました。
落語家さんは一般的には師匠に弟子入りして落語を覚え、まず「二つ目」に昇進します。相撲で言うところの十両って感じでしょうか?プロ野球でいうと2軍、サッカーで言うとJ2といった感じだと思います。
そのあと、「真打ち」に昇進して真の噺家として高座に上がることになるわけです。
それで、談笑さんは二つ目に上がるために歌を400曲と、古典落語を50席を覚えないといけなかったそうですが、談笑さんはこれを半年かからず暗記してしまったそうです。
落語だけでも半年かからず50席暗記したということは、単純計算で一ヶ月で約8席の落語を覚えるペースだったことになり、さらに細かく計算すると約3日で1席の古典落語を暗記してらしたことになります。
歌に関しては小唄、長唄とかいうやつを覚えられたのでしょうか?半年で400曲って、一日2曲づつ覚えても、半年じゃ間に合わない計算になりますね。w
これだけのものを短期間にどうやって暗記したのだろうというところが、動画で詳しく説明されています。反復して暗記するのですが、その反復するやり方が一番のポイントになります。
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この立川談笑さん経歴を調べてみたら、なんと!
名門進学校の海城高校の卒業生で、その後早稲田大学の法学部に進学されて卒業されてました。wwww
経歴的に説得ある暗記方法を説明されていると思います。w
■ビジネスでも使えるプロの落語家を目指した時に使った大量記憶術(1)
■ビジネスでも使える プロの落語家を目指した時に使った大量記憶術(2)
スマホ、パソコンを上手に活用しよう!
談笑さんの動画では、暗記するための反復復讐をスケジューリングする具体例が紹介されています。
このスケジューリングについて、談笑さんは紙に表を書いて壁に貼り付けて実践される方法を紹介されていました。
おそらく、この方法で談笑さん海城高校や早稲田の法学部に合格されたのでしょうが、この動画がアップされたのが2009年のことです。
今の現代、高校生でもパソコンやスマホを所有されている方は大勢いらっしゃるかと思います。
ですので、たとえばスケジューリングに関してはパソコンを使って表計算ソフトのエクセルを使ってスケジュール管理をして、反復して暗記するのにはスマホを活用するということも十分可能でやりかたによってはかなり効率的に反復暗記ができるのではないかと思います。
スマホ用の反復して暗記するためのアプリなど色々と出ているので、そういったものを活用しつつ、反復するスケジューリングは談笑さんが動画で説明されていた方法で実践する・・・
この方法だと、大学受験に必要な英単語の暗記とかかなり短期間で反復暗記できるのではないでしょうか?
これは学習する教科が違っても自分なりの記憶するフォーマットを一旦各教科ごとに作り上げてしまえば、あとは反復して暗記することに注力すればよいのでかなり効果的に受験勉強が進むのではないでしょうか?
暗記だけでは受験を制することは出来ないかもしれませんが、大量の暗記は絶対に受験に役立つことは言うまでもありません。
今年受験に失敗された方も、来年の春吉報を手にすることが出来るようにもう一年頑張ってみてください。
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