先月初旬に高齢の身内のものが自宅で倒れました。自宅のトイレの中で倒れて、その音を聞いた家族のものがトイレに駆け込み様子を伺い意識がなかったので初めて「119」番に電話をして救急車を呼んだそうです。
時間がちょうどお昼を過ぎたころだったので、ご近所の目があるので、最初自分たちで病院まで運ぼうかと考えたそうですが、倒れた本人の状態が分からないので救急車に来てもらったそうです。
119番に電話をして5分もしないで、自宅に救急車が到着。
その日のことを、先日その家族のものから話を聞いた内容が今回のブログの内容になります。
救急車を呼ぶべきかどうか迷った時に相談できる電話サービスがある
今回の身内のものがトイレで倒れた件は、結局病院に搬送途中に意識が戻って、何事もなくその日に自宅に帰宅することができました。
病院に搬送されてから、トイレで倒れた原因を調べるために、いくつか検査をしたそうです。MRIと心電図、血液検査もしたようですがいずれも異常はみとめられず、本人が若いときから貧血ぎみでよく意識を失っていたのでそのことが原因ではないかと家族のものはみていたようですが、医師の診断は原因が特定できずということだったようです。
それで、今回のようなケース、救急車を呼んだほうがよいのか判断が非常に難しいケースだったように私は思います。
おそらく、その場にいた家族のものが一番判断に頭を悩ましたのではないかと思います。
それで同居する家族のものが帰宅してから調べたところ、救急車を呼ぶ前に電話で相談できるサービスがあることが分かりました。
救急相談センター
というところがあるそうで、そこに電話をして症状などを伝えると、救急車を呼ぶべきかどうかアドバイスをしてくれるようです。
この救急相談センターというのが電話番号が
「#7119」
だということを、その身内のものから聞いたのですが、その後私が調べたところこれは、その身内のものが住むエリアではつながらない電話番号であることが判明しました。
よくよく調べると
この「救急相談センター」のサービスは今現在まだ東京都を含め数カ所の都道府県でしか行われていないそうです。
- 北海道
- 東京都
- 愛知県
- 奈良県
- 大阪府
ちょっと気になるのが、北海道などの事情を調べてみると、札幌市や石狩市、その周辺の町村の公式サイトには救急安心コールの「#7119」の案内がしっかり掲載されているのですが、
稚内市の救急安心センターに関する情報というのがどうも市の公式サイトにはないようで・・・。#7119に関する情報や案内が見当たらないようです。
他に、北見市、根室市、釧路市などについても調べてみたのですがいずれも検索結果には大阪府の自治体の公式サイトが上位に表示されていました。
これは全道では対応していないのかもしれません。
なのでこの救急車を呼ぶ前に事前に電話で相談できるサービスについては、お住まいのエリアにあるかどうか前もって確認しておく必要があるようです。
全国の救急相談センターに関する電話番号や情報については下記のページに一覧で掲載されていたのでリンクを貼っておきます。が、下記のページの情報もかなり不十分なようです。
■一般救急相談センター
http://www.hospita.jp/special/emergency/
あと、こちらはお子さんをお持ちの方はご存知かもしれませんが、子供の救急相談サービスというのが別途あって、名称が
小児救急電話相談
電話番号が「#8000」
こちらは全国どこからでも対応してるそうです。
救急車を呼んで初めて分かった事。受け入れ先の病院が決まるまで時間がかかる事が多いような・・・
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今回身内のものが救急車にお世話になったのですが、同居したた家族のものが「119」番に電話して、自宅に救急車がくるまで5分もかかってなかったと話してました。
しかし!
救急車が到着して、トイレで倒れた病人を救急車に搬送し・・・・それから救急車が動き出すまで異様に時間が長かったそうです。
20分以上は自宅の前で救急車が止まっていたそうです。
要は、受け入れ先の病院が決まらないから救急車が動けないという状態が長く続いたというわけです。
これ、たまにニュースで見聞きしますが、酷いケースだと電話では受け入れOKでも実際に救急車で搬送された先の病院で受け入れを断られ・・・いくつも病院をたらい回しにされるケースがあり、治療が遅れてしまう事態におちいることも珍しくはないようですね。
で、今回のケースでは家族のもが救急隊員の方から受け入れ先の病院をどこにするか尋ねられたそうです!
家族のものは、そのような緊急事態にお世話になるような病院が、必要になるなど思っていなかったので気が動転して何も答えられなかったと言ってました。
なので、家族に何かあった場合、救急搬送してもらう病院をあらかじめ下調べしておくのも大事な準備の一つであると感じました。
かかりつけの医師がいれば、その先生に緊急の連絡がつくように連絡先の電話番号を教えてもらっておくのもよいかもしれませんね。
夜間であれば、まずそのかかりつけの先生に連絡をしてみて症状を伝えればどのように対処したらよいか先ずはアドバイスがもらえるかもしれません。
また、そのような時もかかりつけの先生から救急病院の方に連絡をいれてもらって症状の説明、既往症などについて説明してもらうとかなり受け入れ先の病院の対応も違ってくるのではないでしょうか?
この辺も、普段からの病院とのコミュニケーションが大事ですね。
【番外編】自宅のトイレで家族の者が倒れた!しかし、トイレのドアがカギがかかって開かない!どうしたらいいの?
今回の話題から少しそれるかもしれませんが、以前今回のケースと同じような事が、知り合いの自宅であった事を思い出し、追加で少し書かせていただきます。
その時、知人の70代のお父さんが同じようにトイレでバタンと大きな音をたてて倒れ家族の方がトイレに様子を見にいったそうです。
トイレのドアを外からノックするものの、中から返答がなく様子がおかしいと、それから家族の方がトイレのドアを「ガチャガチャ」とひっぱり開けようとしたそうです。
しかし、トイレの内側からカギが掛けられていたのでそう簡単にあけられず、あたふたしてたところに高校生の長男さんがトイレのドアのすりガラスを割って、そこから手をつっこみドアの鍵を開けたそうです。
お父さんは軽い脳卒中だったようで、その後元気にされています。
で、ここでお伝えしたいのは、今回のようにトイレの鍵がかかって外から開けられない状態の時の対処法についてです。
これはご存知の方は、なんてことないのですが知らない方は全くご存知ないと思います。
結論を言えば、トイレのドアは大抵のものは内側から鍵がかかっていても、外側から簡単に鍵を開けられるようになっています。
ドアのノブのところに小さな穴が空いているケースが多いと思いますが、その穴にヘアピンとか爪楊枝などを突っ込んで押してあげると外側からでも鍵が開けられるように、たいていなっています。
ご自宅のトイレの鍵も一度確認されておいた方がよいかと思います。
これは、上記のようにトイレの中で倒れた時に外側からすぐに鍵を開けて対処できるようにメーカー側がドアノブに解錠できるようにしかけを作っているものと思われます。
浴室などもそうですよね。
なので、トイレの中で家族の方が倒れてドアが開かないときは、落ち着いてドアノブの所をチェックしてみてください。
あと、こちらのミサワさんのサイトで紹介されていますが外側からコインなどで鍵を開けれるタイプも多いので、まずはご自宅のトイレの鍵を確認しておきましょう。
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