揚げ物・天ぷらの油はティッシュを使って再利用

天ぷら 生活
この記事のポイント

唐揚げや天ぷら・フライ料理をしたあとの油を再利用されるときに、油こしがないときにはティッシュペーパーを活用すると揚げカスなどがきれいに濾過されて便利

オイルポットや油こし器がない場合は金属製のザルなどに2枚組になっているティッシュを一枚はがしてセットして、その上から使った油をそそぐと細かな天かす等がしっかりこせて見違えるように油がきれいになる

一昨日の日曜日に久しぶりに台所に立ちました。理由は知り合いのおじさんから新鮮な鯵(アジ)とイワシをいただいたので、それを天ぷらにしたからです。

魚をさばいて天ぷらにしたのは、私なのですが天ぷらが全部揚げ上がったあとに、あげるのに使った油の後始末をしようとしたらあることに気づきました。

わが家のオイルポットの「油こしが壊れていた」んです。網の部分の一部がなぜか剥がれ落ちてしまっていて、上から鍋に入っていた油をそそぐと油をこすまえに、網の破れた落ちた隙間から油が下のオイルポットの容器の中にはいっていました。

少し油を入れてその状況が確認できたので、オイルポットの中ものぞいてみたら案の定油かす、天かすが中にいっぱい残っていました。

それで今回はこの状況であるどこの家庭にもあるある日用品を使って油を再利用できるように綺麗に油をこせたので、その方法についてご紹介させていただきます。

ティッシュペーパーを一枚はがしてザルにセット。そこに揚げ油をそそぐと油がきれいにろかされる

天ぷらの画像

最初、オイルポットの金網製の油こしがこわれて破損していることに気づいたときに、私はその上にキッチンペーパーを一枚のせて油をこしてみました。

これでも油がこせないことはないですが、非常に時間がかかります。当日揚げ物、天ぷらにつかった油を全部こすには一晩かかるような感じの「ポタ・・・ポタ・・・」って感じだったのでこれはダメだとすぐ別のやりかたを模索しました。

そうすると、ドリップコーヒーをいれるときに使うペーパーフィルターを使うアイデアが浮かんでトライしたのですが、これもキッチンペーパーと同様イマイチ。

ドリップフィルターはサイズが小さいので一度に入れれる油の量が少量です。おまけに一回濾過が終わるまでかなりの時間がかかる・・・。

これもダメだと思っていたところに妻が参上。どうしたの?と聞いてきたので事情を説明すると「あっ!それティッシュペーパー使うといいよ」との答えが・・・

ほ~っ、なるほどと思ってキッチンあるティッシュを一枚とってオイルポットにセットしようとしたら

「あっ!こっちでやって!この金網で!それとティッシュが2枚組みになってるから一枚にはがしてセットして!



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と妻が言うようにティッシュボックスから取ってきた一組のティッシュをうすいうすい一枚のティッシュにはがして、それを小ぶりの金網にセットしました。

それをそのままオイルポットにセットできればよかったのですが、ザルが少しオイルポットの口よりも大きかったのでザルのサイズにあうボールを出してきてそれにセットしました。

そして薄い一枚のティッシュペーパーをセットした上から揚げ物に使った油をそそいでみると・・・お~っ、スムーズに油がこせる!!!

キッチンペーパーやドリップコーヒーを入れるときに使うペーパーフィルターよりはるかに効率的にしかもきれいに油がこせました。

これでしっかり密閉して油が酸化しないようにして保存すれば、ある程度の期間は再利用できるかと思います。

油は一度使ったら基本急速に酸化しはじめるそうな・・・

紅生姜の天ぷら

こうやってティッシュを使って揚げ物で使った油を再利用できるようにしたのですが、見た目は天かすや油かすがなくなってきれいに見える油ですが、すでにかなり酸化してることは間違いないです。w

基本揚げ物に使った油は、空気に相当な時間触れてしまっているのでどうやっても酸化するのは防げません。

ですので揚げ物をした油を再利用するのであれば、前章で書いたような方法で油をきちんとこしてきれいにしてあとは空気に触れないように保管するのがベストの保管方法ではないかと思います。

酸化防止のためにオイルポットを油が冷めてから冷蔵庫に入れて保管される方がいるそうですが、これは逆にNGだと思います。冷蔵庫の中は温度が低すぎて逆に劣化が進むようです。

それよりも普通にオイルポットで保管して再利用するときに油が黒ずんで酸化が進んでいるようであれば新しい油を使うのが賢明かと思います。

この揚げ物、天ぷらをしたあとの油をしっかりこして再利用するとき、再度揚げ物に使う場合は注意が必要です。

よく揚げ物や天ぷらをするときの油の温度は180度であげる場合が多いと思いますが、再利用した油を使った場合、この温度になると黒い煙が出てくるときがあります。この状態の油は相当酸化が進んでいるので、いさぎよく新しい油を使ったほうがよいでしょう。

節約にばかり意識がいって、逆にあなたや家族の体に悪影響を及ぼすものを体内に入れるのは本末転倒ではないでしょうか?

なるべく新鮮な油を使いたいものです。



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